子どもの頭が良くなって欲しいので、佐藤亮子ママおすすめの絵本を100冊読んでみた。

子どもが生まれたばかりの頃は元気で育ってくれればそれでよいと思っていたはずなのに

頭が良い子に育ってほしい、スポーツができる子に育ってほしい・・・

欲が出るのが人間の性でしょうか。

 

絵本の読み聞かせするだけで、子どもが東大に入れるのなら、喜んで100冊読む。

うちの子は100冊以上読み聞かせをしているからハーバード大学か?

冗談はされおき、佐藤亮子ママの「東大脳を育てる!読み聞かせ絵本100」で紹介されていた絵本をほぼ100冊読んだのでチラリと紹介する。

 

 

 

4ー5歳の子どもが気に入った絵本

「たろうのひっこし」 村上桂子

たろうがお母さんに自分の部屋はほしいというと、お母さんは1枚のじゅうたんをもってきて、「これを広げたところがたろうのお部屋よ」といいました。たろうは階段の下にじゅうたんを広げると、ネコのミーヤは窓のあるお部屋がいいというので、出窓の下に引っ越しです。次はイヌのちろーも入れるように犬小屋の前へ引っ越し・・・と仲間を増やしながら次々引っ越しをして・・・。

繰り返しのリズムに読む方も心地よく、自分だったらどこにお部屋をつくろうかなと自由に想像を膨らませれるのがいい。絨毯1枚で作れるんですもん。自分の部屋は子どもの憧れ。読み終わった後はたろうの真似をしたくなる。

他に「たろうのおでかけ」「たろうのともだち」がある。

 

「たまごにいちゃん」 あきやまただし

ほんとうはもう、たまごから出ないといけないんだけど、たまごのままでいたい、たまごにいちゃん。だって、いつまでもお母さんに温めてもらるし、ほかにも楽しいことがいっぱい。でもある日・・・。

実は大人もハッと気付かされる深い内容。子どもは単純に面白い!となる絵本。

まだ甘えていたいのは子どもも大人も同じかも。

他に「たまごねえちゃん」「きんのたまごにいちゃん」「がんばる!たまごにいちゃん」がある。

 

「おおきなきがほしい」 佐藤さとる村上勉

りすや小鳥が住み、見晴台がついている大きな木に登ってみたいとねがう、子どもの夢を描きます

わかります、わかります、子どもの頃は私も夢みてました。きっと令和の子も同じ。

 

「げんきなマドレーヌ」ルトウィッヒ・ベーメルマンス

パリの寄宿学校に12人の女の子が暮らしていました。いつも2列に並んで、パンを食べ、歯をみがき、ベットに入ります。中でもいちばんおちびさんで、いちばん元気なのがマドレーヌ。ネズミなんかこわくないし、動物園のトラもへいっちゃら。ところがある晩、マドレーヌがわーわー泣いています。いつも冷静なミス・クラベルも大あわて。マドレーヌは盲腸炎で入院し手術することになったのです・・・パリの香りいっぱいの絵本です。

最後のオチを子どもは理解していないのになぜか気に入った本。

他に「マドレーヌといぬ」「マドレーヌといたずらっこ」「マドレーヌとジプシー」「マドリードのクリスマス」がある。子どもは「げんきなマドレーヌ」ほど好きにはならなかった。私もパリが漂う絵は好きだけど、内容にはピンとこなかった。

 

「こぐまのくまくん」 E.H.ミナリック

寒い雪の日に着るものをおねだりするくまくん、誕生日にバースデースープを自分でつくってしまうくまくん、宇宙帽をかぶって月旅行にでかけるくまくん、寝る前にたくさんのお願いごととを考えるくまくん、4つの愛らしいお話を収録。「なんでもひとりでやってみたい」「でもお母さんには甘えたい」そんなくまくんと、お母さんぐまのやりとりに思わず顔がほころんでしまいます。小さい子どもにはじめて読んであげるのにぴったりの童話集。

児童書を読むようになったのはこの本がキッカケ。子ども大ハマり。大人もくまくんの愛らしさが自分の子と重なり、好きになる。

ちょうどよい分量のお話が4つ収録されているのは読む方にもありがたい。

他に「くまくんのおともだち」「かえってきたおとうさん」「おじいちゃんとおばあちゃん」がある。

 

母親セレクション

 

「とうさんまいご」 五味太郎

五味太郎さんのしかけ絵本です。おとうさんと一緒にデパートに行っておもちゃに夢中になているうちにおとうさんを見失ってしまった「ぼく」が物陰におとうさんの背広や帽子でみつけたと思ったら、、、というユーモアあふれる絵本です。

子どもが3ー4歳の頃に読んだ。「父さんが迷子」この発想がさすが五味太郎さん。

 

「きりのなかのはりねずみ」

日が暮れると、はりねずみは、友だちのこぐまの家へ出かける。一緒に星を数えて夜を過ごすのだ。途中、白い馬を見つけて、はりねずみは、霧の中へ入っていく。深い霧の中で、道に迷ってしまったはりねずみは、こわい思いをしながら、あちこちさまよって、とうとう川に落ちてしまい・・・。世界的に評価の高いロシアのアニメーション作家初めての絵本。詩情あふれる美しい世界が展開する。

NHKドキュメント72時間」を見ていた際に子どもが「読んだよことあるよねー」と呟いた絵本。

神保町「ブックハウスカフェ」でロシアに留学したい願う学生が手にとっていた。

あとで無事にロシアに留学できたと知り、「すごいね」「よかったね」とロシアの話題になると今だに言ってくる。

読んだ時はそんなに印象に残らない絵本ではあったけれど、このタイミングで読んだことで一生忘れない絵本になりそう。

 

絵本100リスト

 

1、『らくがきボール』 鈴木のりたけとラグビー選手たち

2、『おとうさんはウルトラマン』みやにし たつや

3、『はじめてのキャンプ』 林 明子

4、『おでかけのまえに』 筒井 頼子、林 明子

5、『はけたよ はけたよ』 神沢 利子、西巻 芽子

6、『たろうのひっこし』 村山 桂子、堀内 誠一

7、『ぺんぎん たいそう』 斎藤 槙

8、『たまごにいちゃん』 あきやま ただし

9、『ぶたのたね』 佐々木 マキ

10、『まんまるねんね』 黒井 健

11、『しゅっぱつしんこう!』 山本忠敬

12、『でんしゃにのったよ』 岡本雄司

13、『おふろだいすき』 松岡亨子 林明子

14、『サンタクロースと小人たち』マウリ=クンナス いながき みはる

15、『パンダおやこたいそう』 いりやま さとし

16、『きょうりゅうの おおきさって どれくらい?」 大島 英太郎

17、『あらいぐまとねずみたち』 大友 康夫

18、『ぞうくんのおおかぜさんぽ』 なかのひろた

19、『サイモンは、ねこである』 ガリア・バーンスタイン、なかがわちひろ

20、『ねずみさんのながいパン』 多田ヒロシ

21、『ころちゃんはだんごむし』 高家博成

22、『おおきなきがほしい』 佐藤さとる

23、『やさいのともだち』 神沢利子 石倉ヒロユキ

24、『なっちゃんの なつ』 伊藤比呂美

25、『にゅうどうぐも』 野坂勇作

26、『木を植えた男』 ジャン・ジオノ

27、『げんきなマドレーヌ』 ルドウィッヒ・ベーメルマンス

28、『くまくんのおともだち』 E.H.ミナリック

29、『こぐまのくまくん』 E.H.ミナリック

30、『ガラスのなかのくじら』 トロイ・ハウエル リチャード・ジョーンズ

31、『きつねのホイティ』 シビル ウェッタシンハ

32、『おだんごぱん』 わきたかず せたていじ

33、『てぶくろ』エウゲー二・M・ラチョフ

34、『もりのおくのおちゃかい』 みやこしあきこ

35、『くまのコールテンくん』 ドン・フリーマン

36、『かくしたのだあれ』 五味太郎

37、『ならびました』 五味太郎

38、『あなあきかくれんぼ』 しみずだいすけ

39、『とりかえっこ』 さとうわきこ

40、『ぞうさん』 にしやまかやこ

41、『てん てん てん』 わかやましずこ

42、『ごぶごぶ ざぶざぶ』 駒形克己

43、『がたん ごとん がたん ごとん』 安西水丸

44、『いないいないばああそび』 木村裕一

45、『だくちる だくちる』 阪田寛夫

46、『せいめいのれきし』 バージニア・リー・バートン

47、『注文の多い料理店』 宮沢賢治

48、『つるにょうぼう』

49、『てぶくろを買いに』新美南吉

50、『びんぼうがみとふくのかみ』

51、『ねずみのよめいり』

52、『こぶとりじいさん

53、『もりのかくれんぼう』 末吉暁子

54、『とうさんまいご』 五味太郎

55、『かな?かな?えほん おおきくなると?』 アニューゼ・パルッツイ

56、『くだものどうぞ』 きのしたけい

57、『へんしん!おばけちゃん』 ひらぎみつえ

58、『お?かお!』 ひらぎみつえ

59、『らくがき絵本』 五味太郎

60、『コロちゃんはどこ?」 エリック・ヒル

61、『わたしが外人だったころ』 鶴見俊輔

62、『おじいちゃんがおばけになったわけ』 キム・フォップス オーカソン

63、『くまのこうちょうせんせい』 こんのひとみ

64、『みんなうんち』 五味太郎

65、『やこうれっしゃ』西村繁男

66、『しぶがき ほしがき あまいがき』 石川えりこ

67、『ちいさな島の大きな祭り』 浜田桂子

68、『もりのひなまつり』 こいでやすこ

69、『もうすぐおしょうがつ』西尾繁男

70、『きりのなかのはりねずみ』 ユーリーノルシュテイン

71、『こぎつねコンとこだぬきポン』 松野正子

72、『きつねとねずみ』 ビアンキ

73、『わたし』 谷川俊太郎

74、『ゆらゆらばしのうえで』 きむら ゆういち、はた こうしろう

75、『きつねのおはなはん』 中川正文、二俣英五郎

76、『やんすけとやんすけとやんすけと』 永井鱗太郎

77、『おっきょちゃんとかっぱ』 長谷川摂子

78、『かさ』 太田大八

79、『おはよう』 中川李枝子、山脇百合子

80、『ゆめ にこにこ』 柳原良平

81、『つつつつつー:なぞって たどって ゆびあそぶっく』 かしわら あきお

82、『ミニえほん やさいだいすき』 柳原良平

83、『はんぶんタヌキ』 長新太

84、『バナナです』 川端誠

85、『あたまをつかった小さなおばあさん』 ホープ・ニューウェル

86、『そうべえごくらくへゆく』 たじま ゆきひこ

87、『しょうぼうじどうしゃじぷた』 渡辺茂男

88、『エンソくん きしゃにのる』 スズキ コージ

89、『タコやん』 富安陽子

90、『タンタンの しろくまくん』 いわむら かずお

91、『ぞうのたまごのたまごやき』 寺尾輝夫

92、『14ひきのもちつき』 いわむら かずお

93、『くものすおやぶん とりものちょう』 杉山あゆ子

94、『どんぐりむらのどんぐりえん』 なかや みわ

95、『わにわにのおでかけ』 小風さち、山口マオ

96、『おしくら・まんじゅう』 かがくい ひろし

97、『えんやら りんごの木』 松谷みよ子、遠藤てるよ

98、『ねぎぼうずのあさたろう』 飯野和好

99、『そらまめくん こんにちは』 なかや みわ

100、『島ひきおに』 山下明生

 

 

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