子どもが本好きになった育て方を発達段階ごとに解説します

6歳の我が子は本好きです。

どんなに遅くに帰ってきても、疲れていても、寝る前に本を読むことだけは死守しているようです。子が本を黙々と読む中、私は倒れ込んでいることも多々あります。

生まれてから1冊も本を読まなかった日はないのでは?と本気で思っています。

 

今回はどうやって本好きに育てたのか?

親である私は何をしているのか?を綴っていきます。

 

 

 

 

◼️乳児期

毎晩、絵本の読み聞かせをする。

乳児期の遊びは限られているので、日中もひたすら手遊び歌や絵本を読んでいました。

主に貰ったり、買ったした赤ちゃん絵本を15冊くらいを何回も繰り返し読んでいたと思います。

育児で気に病むことがなく、私の心に余裕があったから出来たことかもしれません。

私自身も読むのが楽しかったので、苦ではありませんでした。

 

(赤ちゃんに絵本なんてわかるの?と思うかもしれませんが、赤ちゃんがが好きな色・形・音で構成されてるんですよー)

 

 

◼️幼児前期

寝る前に絵本を読む習慣がついた時期です。

毎晩、5冊から10冊程度の絵本を読んでいました。

働きに出て、子どもと離れて過ごすようになったので、貴重な子どもとのコミュニケーションの時間でもありました。

また、絵本を読めば寝るので、寝かしつけも楽になったと記憶しています。

ノンタン」「ももんちゃん」「ぐりとぐら」など定番絵本を死ぬほど読みました。

 

字を覚えたがったのもこの頃からです。

教えるというよりは「絵本」「あいうえおパズル」「かるた」をしていく内に勝手に覚えていきました。

 

(私は虫が大の苦手ですが、はらぺこあおむしは頑張って百回近く読みましたね。)

 

◼️乳児後期

絵本の好みが出だし、色々な絵本を読むようになりました。好みや流行りを察知し、同じ作家、シリーズ、ジャンルの本を用意しました。

好きな本は繰り返し読んではいましたが、読んだことのない絵本を読みたい欲の方が強かったです。

自分で本を読むようにもなりました。

金銭的に絵本を買うのが追いつかなくなり、図書館へ通うことにしました。

毎週、限度数(30冊)まで借りて帰るため、家中に本がある状態です。

リビング、子供部屋、寝室…本棚だけでなく、気が向いたら本が読めるようにテーブルやカゴの中、目がつく場所に置いてあります。

本の中には知らない単語も出てくるので、よく質問されるようになりました。

慌てて辞書を購入し、スマホでも検索しつつ、答えるようにしました。

また、保育園は4園渡り歩き、コロナ期で本の貸し出しが中止になった時期があったにも関わらず、全園ほぼ全ての本を読み終えました。

 

(ノラネコぐんだん展に出向き、グッズを買うほど私もハマったのは「ノラネコぐんだん」シリーズ)

 

 

◼️6歳頃から

絵本から児童書へ移行、漫画も読めるようになり、私が本を読み聞かせることは減りました。

YouTubeなどの動画を見ることをやめた途端、加速度的に本を読む時間が増えました。

近所の図書館にある低学年向けの児童書はあらかた読み尽くし、読む本がないので大きい図書館へ行きたいとせがまれるようになりました。

予約機能を使って、子どもが好きそうな本を取り寄せています。

メルカリで本の循環もさせてます。読まなくなった本を売って、その売上金で本を買う。

小学校にあがったら、また本との関わり方は変わるのではないでしょか。

 

(私が小学校低学年の頃に熱中して読んでいたのがシートン動物記。子どもも見事にのめり込んだ。オススメはあべ弘志のシートン動物記。あらしのよるにもシリーズも忘れずに!)

 

 

 

 

◼️まとめ

・字が読めない時期は絵本の読み聞かせをする

・読み聞かせは「いつ」「どこで」を決めることで習慣付く

・親が絵本を読んでいたら勝手に子どもは近寄ってくる

・字が読めるようになったら、子供が目につくところに絵本を置く

・飽きのないように家にある本は循環させる

・子どもの好みや流行りに合わせて本を用意する

・好きじゃない本は読まなくてもよい(最後まで読まなくてもよい)

・子どもの好きを尊重する

・親も本を読んでいる(雑誌、漫画でもOK)

 

「子ども 読書 習慣」で検索すれば出てくるようなまとめになってしまいました。

赤ちゃんの頃から本を読んでいたから本好きになったのでは?と思われるかもしれませんが、未就学児に本が嫌いな子はほとんどいない気がします。

本を読まないのは好みの本に出会ってなかったり、読み飽きてしまった可能性は高いのでは?

大きくなるに連れて字を読むのが苦手で本を読まなくなるのはありそうかなと思いますが。

 

以上。

誰かの参考になれば幸いです。