2021年12月読書記録

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1561ページ

 

 


『女帝 小池百合子』 石井 妙子

救世主か?“怪物”か?彼女の真実の姿。 

期待いて読んだだけに拍子抜け。

ノンフィクション本というより告発本です。

肝心の小池百合子に取材をできていないのは残念です。

個人を批判するような書き方は好みではありませんが、小池百合子の波乱な半生は興味を引いたのは事実。

善し悪しは別として、自分の欲望に忠実に生きている人だと思います。

 

スマホ脳』 アンデシュ・ハンセン

2021年、話題になった本。

薄々みんなが気づいていたことをズバッと指摘してくれる本です。

私はスマホがない生活は考えられませんが、付き合い方を見直さなくてはいけないと思っていたのでちょうどよい機会になりました。

〈デジタル時代のアドバイス

・自分のスマホ利用時間を知る

・目覚まし時計と腕時計を買う

・毎日1〜2時間、スマホをオフに

・プッシュ通知を全てオフにする

スマホの表示をモノクロに

・運転中はサイレントモードに

〈職場で〉

集中力が必要な作業をするときはスマホを手元に置かず、隣の部屋に置いておく(勉強中も)

・チャットやメールをチェックする時間を決める

〈人と会っているとき〉

友達と会っているときはスマホをマナーモードにして少し遠ざけておき、一緒にいる相手に手中する。

自分がスマホを取り出せば、周りにも伝染する。

〈子供と若者へアドバイス

教室でスマホは禁止。

スクリーンタイムを制限し、代わりに別のことをする。

子供は大人がしているようにする。大人が「しなさい」と言われたようにではなく。

〈寝るとき〉

スマホタブレット端末、電子書籍リーダーの電源を切る。

スマホを寝室に置かない。どうしても寝室に置くなら、着信音を消しマナーモードにする。

寝る直前に仕事のメールを開かない。

SNS

積極的に交流したいと思う人だけをフォローする。SNSは交流の道具と考えて、他の人の投稿に積極的にコメントすれば親近感が生まれ、関係も深まる。スマホからはSNSをアンインストールして、パソコンでだけ使う。

 

分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』 河合 香織

政策を決めるにあたり、専門家と政治家との間でどんなやり取りがわかって面白かった。

無能だとか、無策だとか色々言われることがありますが、関わる人たちは皆それぞれの立場で懸命に取り組んでいたことがわかる。

 

中野京子と読み解く 運命の絵 なぜ、ままならない』 中野 京子

表紙はダヴィッドが描いた『マラーの死』

入浴中の革命家をナイフで一刺し。暗殺者は若く、美しい女性。

解説は時代背景も説明されているから、知識がなくても非常にわかりやすいです。

 

中野京子と読み解く 運命の絵』 中野 京子

こちらもあっという間に読み終えた。

1枚の絵だけでこんなにも深い理由があるだなんて。

 

『怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック』 中野 京子

もっと早くに中野京子に出会っていれば、この展覧会に行けたかもしれないと思うと悔しいのですが。

美術館巡りしたい!

 

『名画の謎 対決篇』 中野 京子

同じテーマでも時代と画家が変われば、こんなにも絵が変わるのね。

片方は絶賛され、もう片方は物議。

 

 

『先輩はおとこのこ』 ぽむ

 『次にくるマンガ大賞2021』 Webマンガ部門 第3位入賞!

LINEマンガで12月まで連載されたいた漫画です。

女装をして高校生活を送るまことを中心に男女3人の人間模様を描いた作品。

嫌な人が一人もいない私が好きなタイプの青春恋愛漫画です。

ドロドロしてないとこが好きです。

 

書籍化はされていませんが、LINEマンガで連載されていた『東山くんと西郷さん』も好きでした。ジャンルはラブコメだと思うのですが、ギャク要素多めでほのぼのしてます。

 

 

 

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