【読書好き主婦おすすめ本】2019年3月読んだ本リスト

 

3月は11冊の本を読了。

仕事が決算期で急がしく、読書<睡眠になってた。

それでもガツンとした本は読めたし、充実した読書ライフな月だった。

やっっっと読んだ「十角館の殺人

評判通りの面白さだった。もう「ヤラレター!」てなった。

そして、ノンフィクションの「4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した」

凄まじい過去。

序文では「話すのに覚悟も必要だった」と語っている。

“生存者”が声をあげてくれたおかげで私たちは真実を知ることができる。

 

2019年3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2965ページ

 

 

 

 

1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由

ブログ愛読者です。服への情熱と言葉のセンスが好き。

「捨てることがもったいないのではなく、使わないことがもったいない」という言葉にグッときた。

内容はほとんどブログと変わりません。

ブログでは語られない部分、個人的に毎日の詳しい掃除方法、献立ローテーションについて詳しく知りたかったので残念。

ブログの内容がわかりやすくまとまった一冊という感じ。

読了日:03月01日

著者:すずひ

オススメ度 ★☆ 星1つ

1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由

1日1捨 ミニマルな暮らしが続く理由

 

 

ふたりの距離の概算 

先月読んだ『米澤穂信古典部』でこちらを読み忘れていることに気が付き、慌てて読んだ。

新1年生が古典部の入部を辞退した真相を、マラソン大会を走りながら突き止めてく。

回想シーンでちょっとした謎解きもあるので、飽きない。

古典部4人の関係性もハッキリわかる一冊。

これで一先ず古典部シリーズは読破した。

次回作も楽しみ。

読了日:03月04日

著者:米澤 穂信

オススメ度 ★★☆ 星2つ

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

 

 

十角館の殺人 限定愛蔵版

多くの作家に影響を与えた本ということで読んだ。

せっかくなので愛蔵版。

小野不由美さんが奥様だとは!

中学時代に友達と夢中で読んだことを思い出し、もうそれだけで読む前から期待が高まった。

そして、その期待通りの内容。

犯人がわかる一文はまさに衝撃。

犯人がわかると「確かに!」と納得。

どう考えても怪しい。

なのに気が付けなくて悔しい。

このわかりそうでわからない塩梅がよい。

読みだしたら止まらない。

読了日:03月04日

著者:綾辻 行人

オススメ度 ★★★ 星3つ

十角館の殺人 限定愛蔵版

十角館の殺人 限定愛蔵版

 

 

経済は世界史から学べ!

さすが予備校の講師というだけあってわかりやすい。

「歴史から学べ」とよく言われまるけど、いまいちピンときでなかった私。

年号や用語だけを覚えても意味がないんですね、歴史がいかに経済によって動かされているか本書で学べた。

簡略化されているので、私のような大まかに知りたい初心者向け。

読了日:03月05日

著者:茂木 誠

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

経済は世界史から学べ!

経済は世界史から学べ!

 

 

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

母親から娘への手紙のような内容。

同じ娘を持つ私、娘である30歳を越えた私の心にも染みた。

「お母さん(大人)はわかってくれない」と悲劇のヒロインになっている反抗期娘には親の言葉は届かないですよね…懐かしい。

イヤイヤ期に入った娘にすらてんてこ舞いな私、娘の反抗期には思いっきり衝突しそう。

これを読んだおかげで覚悟できた、たぶん。

読了日:03月06日

著者:西原 理恵子

オススメ度 ★★☆ 星2つ

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

 

 

 

デートクレンジング

大人の女性の友情について書かれた本。

大人に限らず、それぞれの状況が変わっても友達でいられる人は友達としての関係が続くし、それまでの人はそれまでだと思う。

良いとか悪いとかではなくて。

主人公の親友に対しての執着心には驚かせらる。

読了日:03月16日

著者:柚木 麻子

オススメ度 ★★☆ 星2つ

デートクレンジング

デートクレンジング

 

 

幻影の書

10年以上前に読んだニューヨーク3部作以来のポールオースター。

ヘクターマンの波乱万丈な人生、私の悲運。

柴田さんの翻訳の巧みさも重なって、グイグイ物語にのめり込んでいった。

特に最後に私が観た映画からのラストまでの流れは切なかった。

読了日:03月18日

著者:ポール オースター

オススメ度 ★★☆ 星2つ

幻影の書 (新潮文庫)

幻影の書 (新潮文庫)

 

 

私が変わる、家族が変わる時間術 ~時間を味方につければ、人生が変わる!

気持ちが楽になった。

時間術というと、無駄なくきっちり過ごす方法論が並んび堅苦しいイメージ。

肩の力を抜いて、楽しながら家事をしてもいいんだと思えた。

出来ないことを出来るようにする努力も必要だけど、出来ない!と諦めてしまうこも悪いことではない。

それで私が笑顔にならるのなら。

そう思って家事すると自然とイライラ、カリカリしなくなって、まだ数日だけど不思議と夫に対する強い不満が薄れている。

読了日:03月20日

著者:鈴木 尚子

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム

大まかな寝かしつけ方法は普段から行なっていることだったけど、理由やコツを理解したことで少し寝かしつけが楽になった。

右手の人差し指より薬指が長い赤ちゃんは寝るのが苦手というのは知らなかった。

読了日:03月22日

著者:山本 ユキコ

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム

赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム

 

 

ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!

具体的な教材、学習の進め方について書かれていて、実践的。

どの語学資格を取ればいいか、英語塾の選び方など、英語学習に関する幅広い内容はとても参考になる。

読了日:03月28日

著者:斉藤 淳

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

信じられないような壮絶な内容。

ホロコーストについて教科書、資料で得た知識はどこか他人事の捉えていた。

過去に本当にこんな残虐なことが起こったのだ。

戦争が終わって、めでたし、めでたしではないところもノンフィクションの良さだと思った。

読了日:03月30日

著者:マイケル・ボーンスタイン,デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート

オススメ度 ★★★ 星3つ

4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

  • 作者: マイケル・ボーンスタイン,デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート,森内薫
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【オススメおもちゃ】1歳から1歳半娘のお気に入りのおもちゃ

 

1歳前後から1歳半(現在)娘が気に入っているおもちゃ紹介。

赤ちゃんおもちゃでは物足りないけれど、出来ることも限られている。

何でも口の中に入れる時期でもあるから、そこも配慮する必要がある。

自分の子供を観察して何に興味があるのか見極められればいいのだれど、

それも正直難しい。

良かれと思って買ったおもちゃに興味を示さず、ガラクタの方を大喜びで遊んでいたりする。

私自身がとっても悩んだので、このブログが誰かの役に立てば嬉しい。

 

 

 

音が出る絵本

1歳前から1歳3ヶ月くらいまで毎日使っていた絵本。

丈夫な厚紙だから多少乱暴に扱っても大丈夫。

カラフルなボタンを押す、しかも音が出る!子どもが喜ぶポイント抑えてる。

脳科学からうまれた あなぽこえほん

機嫌が悪い時も【うた】ボタンを押して、「チェッチェッコリ」を流せばノリノリに踊ってくれて、とっても助かった。

今でもたまに音を鳴らして、動物の鳴き声のモノマネをして楽しんでる。

脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)

脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)

 

脳科学からうまれた あなぽこえほん のりもの

乗り物に興味のある子どもはこちらもいいかも。

脳科学からうまれた あなぽこえほん のりもの (音のでる知育絵本)

脳科学からうまれた あなぽこえほん のりもの (音のでる知育絵本)

 

 

木製 パズル

成長がわかりやすいパズルはオススメ。

最初は舐めることから、いつの間にか自分で出来るようになっている。

特に木製は紙製と比べるとはめやすく、はまった時の独特の音もいい。

ボーネルンドオリジナル ファーストシェイプパズル

持ち手が付いていて、カラフル。初めてのパズルにもってこい!

ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) ファーストシェイプパズル HY711890

ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) ファーストシェイプパズル HY711890

 

ボーネルンドオリジナル ファーストピックアップパズル でんとう虫

成長に合わせてレベルアップ。 

1歳6ヶ月の娘にはまだ難しいようで、ただいまチャレンジ中。

 バーネルンドオリジナル ピックアップパズル バラエティ

土台に絵が描かれておらず、難易度は高め。

特に太陽、時計、ボールは同じマルなので娘は時計の部分にボールをはめたりする。

バナナやイチゴなど形が特徴的なもの、知っているものは自分でできる。

ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) ピックアップパズル バラエティ HY711910
 

 

 

 

ベビーコロール 

赤ちゃん用のクレヨン。

クレヨン(というよりクーピー)として書く、積み重ねて遊ぶことも出来る。

見た目も可愛く、舐めても安全なところも嬉しい。

手も汚れないし、折れにくい。

娘は入れ物の袋もお気に入りで、バックとして持ち歩いているw

ベビーコロール ベーシック・アソート 6色

ベビーコロール ベーシック・アソート 6色

 

12色もかわいい!

ベビーコロール ベーシック・アソート 12色

ベビーコロール ベーシック・アソート 12色

 

 

アンパンマン よくばりビジーカー 押し棒+ガード付き

娘は毎日、元気に狭い部屋の中を乗り回している。

車としてだけじゃなくて、音は出る、人形が動く!もう最強のおもちゃ。

歩く練習の手押し車としても使える(しかも、速度調整可能)

こちらはクリスマスプレゼントとして、ばぁば&じぃじにおねだり。

アンパンマン よくばりビジーカー 押し棒+ガード付き (リニューアル)

アンパンマン よくばりビジーカー 押し棒+ガード付き (リニューアル)

 

 

ワンワンとうーたん おふろであそぼ!ペタピタセット

「ワンワンと一緒にお風呂入ろう」とこちらのおもちゃを見せれば、あら不思議。

ご機嫌で自ら服を脱ぎだす。

何が楽しいのかわかりませんが、ペタペタと毎晩飽きずに遊んでる。

ありがたや、ワンワン様。

ワンワンとうーたん おふろであそぼ! ペタピタセット

ワンワンとうーたん おふろであそぼ! ペタピタセット

 

 

以上、1歳から1歳6ヶ月の娘がよく遊んでいるおもちゃ紹介。

娘は踊ったり、手遊び歌が好きな子。

1歳6ヶ月頃からおままごと、人形遊びらしきことを始めている。

まだまだ、おもちゃ選びにネットを巡回中!

 

 

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アラサーパート主婦の1歳娘と過ごす平日のスケジュール。興味がある方はどうぞ。

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仕事がある日の私と1歳娘の1日の過ごし方

他人の生活って何故だか気になる。

雑誌でもスケジュールが載ってると見入ってしまう。

YouTubeでもついルーティン動画を見ちゃう。

で、自分自身の1日ってどうだっけ?と改まって書き出してみると、

自分のことなのに発見があって面白い。

 

 

 

私と1歳の娘の平日のスケジュール

06:30 

夫起床 

07:00

私と娘起床

コーヒーを飲みながら身支度。午後からはカフェインレスコーヒー

手軽に飲めるカフェインカットのコーヒー。

物足りないけど、仕方がない・・・。

07:30

夫を見送った後、朝食

朝食は昨晩に作っておき、朝は温めるだけ。夫は朝食を食べない

08:00

娘を保育園へ送る   

電車移動中は読書タイム 

09:00

スタバで簿記の勉強

10:00

仕事開始

16:00

仕事終了

残業がなければ、図書館またはスーパーへ

17:00

娘を保育園へお迎え

18:00

授乳、家事

家事の間は録画しといたNHK「いないいないばあ」を娘に見せる

18:30

夕食

19:00

お風呂

平日はお風呂が娘とコミュニケーションが取れる大切な時間

機嫌がいいので歯磨きもしてしまう

ワンワンとうーたん おふろであそぼ! ペタピタセット

ワンワンとうーたん おふろであそぼ! ペタピタセット

 

毎日飽きずに「ペタピタセット」で遊んでいる 

20:00

添い乳、寝かしつけ

20:30

夫帰宅

残りの家事、翌日の保育園の持ち物準備

夫とTVを観たり、本を読んだり・・・

22:30

就寝

夜中

2、3回夜間授乳

 

 

 

娘が保育園に通い出した1歳から1歳6ヶ月の半年はだいたいこのルーティン。

娘は11時にお昼を食べ、12時から約2時間お昼寝、15時におやつタイム。 

保育園のおかげで規則正しい生活を送れている。

食事と睡眠に関しては、休日も出来るだけ平日と変わらないように気をつけている。

平日も休日もワンオペ育児。

夫に不満はたんまりあるけど、書き出したら止まらないので自制。

 

今は娘が1歳6ヶ月になり、私の簿記資格の勉強も終わった。

少しずつ状況が変わってきている。

またスケジュールを書き出して見直せればと思う。

 

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【オススメ絵本】1歳から1歳半娘のお気に入りの絵本8冊

先日、1歳半になった娘。

絵本を舐めたり、破いたりする時期を経て、最近は絵本を楽しめるようになった。

(成長過程で仕方のないことだけど、私にはストレスで絵本から遠ざかったことも)

自ら絵本を開いて眺めていたり、読んで!と絵本を持ってきたり、人差し指を出してもう1回読んで!とおねだりするようにもなった。

私が読んでいる本を持ってきて、私が読んでる姿の真似をするようにも。

そんな娘の1歳から1歳半の間、特にお気に入りだった絵本を8冊を紹介!

 

だるまさんシリーズ「が・の・と」 かがくいひろし

0歳の時から今も変わらず大好きな絵本。

「だるまさん♪」と口ずさむさけで、体を揺らして喜ぶ。

目・手・歯・毛はこの絵本のおかげ覚えた。

3冊とも何十回読んだことか!これからもたくさん読むと思う。

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)

 

 

はくしゅぱちぱち 中川ひろたか・村上康成

「あかちゃんあそぼ」シリーズはどれもお気に入りだったけど、

一番のお気に入りは『はくしゅぱちぱち』

一緒にパチパチして楽しめる。

 こちらも0歳の頃から読んでいる絵本。

はくしゅぱちぱち (あかちゃんあそぼ)

はくしゅぱちぱち (あかちゃんあそぼ)

 

 

ないしょだよ さこももみ

ささやき声が新鮮だったみたいで面白がっている。

耳に手をあてて、小さい声で読むのがポイント。

かわいい生き物たちがたくさん登場するから、

鳴き声を教えることもできる。

 

なでなで ももんちゃん とよたかずひこ

たくさんあるももんちゃんシリーズの中でも1番オススメ。

なでなでしたり、ふーふーしたりする子どもの姿がかわいい。

ぜひ「ママ(パパ)にもなでなでして!」とおねだりして。

家族で楽しめる絵本。

 

 

わたしのワンピース にしまきかやこ

まだ早いのでは?と思っていたけれど、きれいなイラストに娘も夢中。

ロングセラーの定番本になるはずだ。

乗り物絵本より興味を示し、女の子であることを実感。

年齢、月齢に囚われずに絵本を選ぶようにもなった。

わたしのワンピース

わたしのワンピース

 

 

くつくつあるけのほん 林明子

私自身が林明子さんの絵本が大好き。

私が読むから強制的好きになったところもあるかも。

娘は『おつきさまこんばんは』を自ら開いたりする。

月が見えるときには「おつきさま、こんばんは」と月を娘に教えるように言っている。

くつくつあるけのほん (福音館あかちゃんの絵本)

くつくつあるけのほん (福音館あかちゃんの絵本)

 

 

みーせーて スギヤマカナヨ

読む前から娘がワクワクしているのがわかる。

「みーせーて」と言うと元気よく返事してくれる。

この絵本を真似て、手で物を隠す遊びもするように。

遊びの応用がきく楽しい絵本。

みーせーて(新装版)

みーせーて(新装版)

 

 

いいおかお 松谷みよ子

年の離れた妹が好きだった松谷みよ子「あかちゃんの本」シリーズ。

娘も気に入るかと思いきや、そうでもなくて・・・。

1歳過ぎから急に『いいおかお』だけ読んでと持ってくるように。

大人としては謎のある言葉遣いだけど、子どもにはちゃんと面白さがわかるのね。

いいおかお (松谷みよ子 あかちゃんの本)

いいおかお (松谷みよ子 あかちゃんの本)

 

 

 

今は私が選んだ本ばかり読んでいるから、私好みの本、偏りが出ている。

(出来るだけ、色々な本を選ぶようにはしているけど)

少しずつ娘が選ぶように仕向けて、2歳になった時にまたお気に入りの本などを紹介できたらと思う。

 

 

 

【ノンフィクション本屋大賞2018】ノミネート作品全10作品の読書レビュー

ノンフィクション面白っっっ!!

ノンフィクション本屋大賞をキッカケにノミネート作品読み漁っての正直な感想。

もっと早く読んでおくべきだった。

いや、今からでも遅くない。

もしかしたら今読んだから面白さに気がつけたのかもしれない。

私のようにほとんど小説しか読んでこなかった人にも、騙されたと思って1冊読んでみて欲しい。

読書の幅が広がるよ。

 

 

 

 

極夜行

極夜行

 

『極夜行』 角幡唯介 

オススメ度 ★★★ 星3つ

内容

未知の空間を見つけるのが難しくなった現代。太陽光が何ヶ月も届かない極夜を犬1匹と探検し、まっくらな闇の中どのような光景を目にするのか・・・。

感想

まずは本屋大賞受賞の『極夜行』で圧倒的なスリル感を味わって欲しい。

あえて自ら危険な場所に身をおく意味が理解できなかったけど、

ちょっぴり冒険をする意味が理解できたような気がする。

何より角幡さんのおかげで私は日本でぬくぬく過ごしながら、

非日常を体験することができる。

『極夜行』では人間の本質をも丸裸にされる。 

更にリアルな本音と巧みな文章で1冊あっという間に読み終わってしまう。

映像ではなく、文章だからこそ伝わるものもあると思う。

 

 

『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』 松本創

オススメ度 ★★☆ 星2つ

内容

JR西日本自身による原因究明と説明、そして、組織と安全対策の変革を求める。組織対個人の戦い。

感想

乗客と運転士107人が死亡、562人が重軽傷を負った2005年4月25日のJR福知山線脱線事故

テレビで流れた映像を初めて見たとき、あまりにも酷いありさまで状況が飲み込めなかった。

責任追及ではなく、組織を変える。

組織を変えるのはこんなにも難しいことなのか。

現実はドラマのようにはいかない。

 

 

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

 

 『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』 旗手啓介

オススメ度 ★★☆ 星2つ

内容

日本が初めて本格的に参加したPKOの地・カンボジアで一人の隊員が亡くなった。だが、その死の真相は23年間封印され、遺族にも知らされていなかった。

感想

PKOの実態を全く知らなかったことを痛感する。

国際平和維持活動とは、つまり平和ではない場所に派遣されるということ。

情報の少なさ、事前準備の怠り、派遣される経緯・・・・私は日本という国を信用し過ぎているのかもしれない。

嘘でしょ?!と信じられない丸腰状態で任務に向かう隊員たち。

歴史を知るとはこういうことだと思った。

 

 

日航123便墜落の新事実  目撃証言から真相に迫る

日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

 

 『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』 青山透子

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

内容

1985年8月12日、日航123便はなぜ墜落したのか。当時、日航客室乗務員であった著者は、この事故に今なお疑問を抱き、数々の目撃証言をもとに真相に迫る。 

感想

真相よりも個人的な感情が際立っているように感じる。

それほど思い入れがあるということ。

映画『クライマーズ・ハイ』くらいでしか事故についての知識がない私には衝撃的な内容だった。

『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』と同様に日本政府に対して、疑問を抱かずにはいられない。

 

 

ノモレ

ノモレ

 

 『ノモレ』 国分拓

オススメ度 ★★★ 星3つ

内容

ペルー・アマゾンの村長ロメウは、文明社会と未接触の先住民イゾラドが突如現れたと知らされる。ロメウはイソラドが百年前に生き別れになった仲間ではないかと思い始めるが――

感想

本当にこの時代の話なのか!?

ノンフィクションを読んでいるというよりも、物語を読んでいるような感覚。

地球にいながら未知との遭遇、しかもついこの間の話。

映像もチェックして、前作『ヤノマミ』も読んだ。

どっっっぷり、はまった。

 

 

Black Box

Black Box

 

 『Black Box』 伊藤詩織

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

内容

尊敬した人物からの思いもよらない行為。レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る。

感想

本を出すのは相当な覚悟が必要だったと思う。

ここまで酷くはなくても、似たようなことは日常的に存在している。

デリケートな問題なだけに周りもサポートが難しい。

ことがあったことは紛れも無い真実。

既婚者男性の行動としてはアウトだろう。

 

 

モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

 

 『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』 内田洋子

オススメ度 ★★☆ 星2つ

内容

イタリアの権威ある書店賞発祥の地がなぜトスカーナの山奥にあるのか。創世期の本を運び、広めた、名もなき人々の歴史が明らかになる。 

あらすじ

本が広がった歴史がわかって興味深い。

教科書には決して載らない村人たちの偉業は面白い。

ノンフィクション小説というよりもエッセイ。

写真もあって堅苦しくない。

 

 

ユニクロ潜入一年

ユニクロ潜入一年

 

 『ユニクロ潜入一年』 横田増生

オススメ度 ★★☆ 星2つ

内容

サービス残業、人手不足、パワハラ、無理なシフト、出勤調整で人件費削減。著者がユニクロの店舗へバイト定員として勤務しながら書き上げた1冊。

感想

そこまでして取材するの?!

柳井社長への怨みの深さに疲弊しかけたけど、店員として働いたからこその内容のある1冊だった。

いくつか職を転々とした私からするとユニクロブラック企業だとは思わない。

が、それだけ注目を浴びている日本の大企業として、他の会社より数歩先へ向かわないといけないのだろう。

 

 

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層
 

 『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』 石井光太

オススメ度 ★★★ 星3つ

内容 

2015年2月20日、神奈川県川崎市多摩川河川敷で13歳の少年の全裸遺体が発見された。貧困のシングルマザー家庭で育った少年はなぜ殺されたのか。

感想

被害者の育った環境、取り巻く背景を細かい部分まで知ることが出来る。

残念ながら一緒に暮らしていた母親への取材は出来ず、家庭での遼太くんの様子はわからない。

家庭環境が街全体の雰囲気が悲しい事件を生んでしまったのではないかと思わずにはいられない。

 

 

一発屋芸人列伝

一発屋芸人列伝

 

 一発屋芸人列伝』 山田ルイ53世

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

内容

世の中から「消えていった」芸人たちのその後の人生を、自らも「一発屋」を名乗る著者が追跡取材。

感想

エッセーのような感覚でシンプルに読みやすい。

一言で「一発屋芸人」といっても、芸人一人一人違った経緯があり、面白い。

山田ルイ53世の文章も個性があってよかった。

ただ、上記のノンフィクションラインナップからすると内容が少し物足りないのは否めない。