2020年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1484ページ
先月の勢いはどうした?ってくらい、本を読んでない4月。
図書館が閉鎖したのは痛い。
そして、保育園、仕事が休みになり、育児で体力消耗しているのも原因。
疲れ果てて、夜は子どもと一緒に寝てしまう。
それとも、auの電子書籍ブックパスの読み放題無料で「Dr.コトー診療所」を全巻読んだせい?
ドラマは見たことないけど、漫画は面白かったよ。
ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち
著者:河合 香織
日本で〝本当のワイン造り〟に打ち込んだ青年達の出会いから、ワイン造りを目指し、葛藤しながら成功していくまでの物語。
日本のワインの歴史、課題などの説明もあり、ワイン無知の私もわかりやすかった。
日本のワインが飲みたくなりる。
★★★☆☆
著者:横山 秀夫
週刊文春ミステリーベスト10 国内部門 第1位
このミステリーがすごい!2020年版 国内編 第2位
ミステリが読みたい!2020年版 国内篇 第2位
一家はどこへ消えたのか?
Y邸に残された一脚の椅子「タウトの椅子」の意味は?
ミステリ小説というよりも、人間ドラマをメインで楽しめた。
私は建築家ブルーノ・タウトを知らなかったので、ググりながら読み進めた。
★★★☆☆
図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6
著者:小野 不由美
この国の王になるのは、あたし!
十二国史上最年少、十二歳の少女が王になるまでの物語。
今まで読み進めてきた十二国記の中で一番読みやすかった!嬉
主人公は勝気なお嬢様なのに嫌味がなくて、すぐにそのキャラクターに魅了された。
「蓬山(ほうざん)がんばれー」と心から応援してた。
★★★☆☆
教育格差
著者:松岡 亮二
2020年新書大賞 第3位
就学前、小学校、中学校、高校、国際比較・・・
データで「緩やかな身分社会・日本」の実態を克明に描き出す!
熟読するには少々根気が必要。私はかいつまんで読んだ。
ちょうど新型コロナウィルスで教育崩壊、格差と騒がれ、タイムリーな内容。
人には無限の可能性がある。
私はそう信じているし、一人ひとりが限りある時間の中で、どんな「生まれ」であってもあらゆる選択肢を現実的に検討できる機会があればよいと思う。なぜ、そのように考えるのか。それは
この社会に、出身家庭と地域をいう本人にはどうしようもない初期条件(生まれ)によって教育機会の格差があるからだ。
この機会の多寡は、最終学歴に繋がり、それは収入・職業・健康など様々な格差の基盤となる。つまり、20代前半でほぼ確定する学歴で、その後の人生が大きく制約される現実が日本にはあるのだ(「はじめに」より)
夫婦共に「高卒」である私は非常に危機感を持った。
「学歴が全てではない」とは思う。でも、「学歴があっても損はない。学歴があることによって人生がより豊かになる」とも思っている。
親である私が出来ることは何か?
読み終わってから悶々とする日々を送っている。
★★★★☆