読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2892ページ
■桶川ストーカー殺人事件―遺言―
著者:清水潔
ストーカー殺人はなぜ後を絶たないのか――。
今なお残る警察の問題点と劇的な事件の真相とは。
『殺人犯はそこにいる』でわかっていた。心に余裕がないと読めないということを。
行き場のない怒りというのは本当にある。
何を信じればいいのか、誰に助けを求めればいいのか。
それでも読んで損はない。
■邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―
著者:伊藤祐靖
北朝鮮でクーデター勃発。拉致被害者を救出せよ!
そのとき国はどう動く?
日本初、元自衛隊特殊部隊員が描く迫真ドキュメント・ノベル。
なぜかノンフィクションだと思い込み手に取った。
扉ページにフィクションだと書いてあり、落胆した。
ノンフィクションが読みたい気分だったので。
でも、読み始めたら私の気分にドンピシャでした。
自衛隊、政府の現場なんて知らないはずなのに、ものすごくリアルに感じる。
何より圧倒的な緊張感がたまらない。
本でここまで登場人物たちの息遣いを感じ、読書も一緒になって張り詰めることはそうそうない。
最高かよ!
他の著書も読むことに決定しました。
■南極に立った樺太アイヌ ―白瀬南極探検隊秘話― 増補新版
著者:佐藤忠悦
世界初の南極点到達を目指し、白瀬中尉の率いた探検隊に加わって大きな役割を果たした2人の樺太アイヌたち。
その秘められた活躍に新たな光を当てる。
完全に『熱源』の影響。
館内パンフレットのような写真も多くて読みやすいつくり。
ザッと白瀬隊の南極探検を知りたい人にはちょうどいい。
■Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる
著者:近藤麻理恵,スコット・ソネンシェイン
デスク周り、時間、会議、人脈、データ…
「スペース」も「頭の中」も片づければ、 人生が劇的に変わる!
私的には『人生がときめく片づけの魔法』の方が断然好き。
“ときめき”という言葉には戸惑ったけど、本質を理解してしまえば、こんまり流の物の片づけ方はスッと腹落ちする。
それと比べると“ときめき”が物足りない。
“働き方”を売りにしてビジネス書を出している人たちと大差ないと思った。
■白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
第三巻
第四巻
著者:小野 不由美
ついに最終巻を読み終えた。
エピソード0から約1年かかりました。
4巻まであるので、登場人物がたくさん出てきます。
しかも、漢字の読み方も難しい。
でれきば本の最初にでも登場人物紹介を付けて欲しい。
クライマックスはもう誰が誰だかよくわからぬまま読み進めてしまいました。
初めて読んだ十二国記が泰麒の物語だったし、蓬莱(日本)で育ったところもあって、読者が疑問を抱いていた麒麟という存在を行動で示してくれたのが嬉しかった。
長編は覚悟の上でしたが、2巻を読むのはしんどかった。
本当に本当に話が進まない!
一歩進んだと思ったら、二歩下がる。
冗談抜きで本当にそう感じました。
現実に驍宗を探すとなったら、それりゃあ都合よく見つかりはしないだろうけれども。
そんでもってやっとのことで再会したと思ったら、驍宗の存在感、威厳がなくて悲しくなった。
驍宗が王で大丈夫か?と心配になるくらい。
全巻読むと決めていたから読めた気がします。
■ひと月9000円の快適食生活
著者:魚柄 仁之助
■“ 税金ゼロ"の資産運用革命 つみたてNISA、イデコで超効率投資
著者:田村 正之