【ミステリー短編推理小説】人間って怪しい!あなたの隣人、信じられますか?『怪しい人々』東野圭吾

このマンションに住んで3年以上になる。

入れ替わりが激しいこともあって、隣人にどんな人が住むのかはよく知らない。

県外ナンバーの車が多く並ぶ駐車場を見て、私たちのような転勤家族が多いと推理する。

昼間の時間帯は静かだ。

部屋の間取りと家賃から推測するに共働きの夫婦。

または幼い子一人の家族が住んでいる。

思考停止。

うむ、これ以上考えても何か面白いことがあるだろうか。

怪しい人びと (光文社文庫)

怪しい人びと (光文社文庫)

 

内容紹介

あなたのそばにいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに――。

著者ならではの斬新なトリック満載の傑作推理集!

目次

寝ていた女

同僚たちに部屋を貸すことになった主人公。部屋に戻ると見知らぬ女が寝ていて…

もう一度コールしてくれ

高校時代の野球の審判に納得のいかない主人公。二年後の審判コールの結果は?

死んだら働けない

働き者の林田さんはなぜ死んだのか?

甘いはずなのに

甘いはずの新婚旅行。彼女を信じられない主人公は…

灯台にて

佑介との友人関係は旅行前後で変わった。旅行で何があったのか…

結婚報告

結婚報告で届いた写真に写る友人の顔が別人のように変わっている!

コスタリカの雨は冷たい

治安の良いコスタリカで強盗にあった夫婦。なぜ狙われたのか?

お気に入り度 星2つ ★★☆

ブラックジョークも含む推理短編集。

 

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