【加賀恭一郎シリーズ】日本橋に行きたくなる親子だからこそ起きた悲劇と奇跡「麒麟の翼」東野圭吾

ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。

誰も信じなくても、自分だけは信じよう。

加賀シリーズ最高傑作

麒麟の翼 (講談社文庫)

麒麟の翼 (講談社文庫)

 

 

内相紹介

「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。

 

 

 

オススメ度 星2つ ★★

日本橋付近を散策したくなる推理小説

感想

久しぶりに読んだ東野圭吾。テレビで韓国でも人気があると報道されていた。売れっ子作家というだけあって適当に選んだ本なのにハズレがない。長い間売れ続けるには理由があるんだなぁ。

誤魔化してしまうことがある。その場しのぎでしかないのに。あとになって何倍になって返ってくる。取り返しのつかないことになってしまうこともある。職場でも教育の場でもそれは起こる。親になった今、無責任なことは出来ないと改めさせられた。

印象に残った文章

それはあんたが間違ったことを教えたからだ。過ちを犯しても、ごまかせば何とかなるー三年前、あんたはあの三人にそう教えたんだ。 

 関連作品

麒麟の翼~劇場版・新参者~ 通常版 [DVD]

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