<時>をテーマにしたアンソロジー「時の罠」辻村深月/万城目学/湊かなえ/米澤穂信

 

 

 

「時の罠」 辻村深月/万城目学/湊かなえ/米澤穂信

待ち合わせまで時間があったので、新宿駅構内のコーヒーショップで人気作家のアンソロジーを読んだ。<時>がテーマ、そして<アンソロジー>とは、時間潰しに丁度よい。

旅行は新しいモノ・ヒトに出会う。無論、別れもある。アンソロジーで好みの作家(またその反対)に出会う。似てる気がして、旅先ではアンソロジーが読みたくなる。

 

 

 

目次

タイムカプセルの八年 辻村深月

小学生時代に埋めたタイムカプセルが思いがけない形で繋がっていくこともある。

 

トシ&シュン 万城目学

<縁結び>の神が<芸能>のヘルプをすることになり・・・。

 

下津山縁起 米澤穂信

山にしては一瞬、人類には長い年月。人類には想像もつかない山の計画的犯行。

 

長井優介へ 湊かなえ

十五年後に掘り起こすタイムカプセルを拠り所に生きてきた。