【ブックガイド】読みたくなる本に出会える!小泉今日子のおすすめ本97冊『書評集』小泉今日子

キョンキョンが読んでるなら読んでみたい

私にとって小泉今日子はアイドルではなく“女優”だ。

アイドル時代を知らない世代ということもあるし、『最後から二番目の恋』『あまちゃん』など好きなドラマに出演しているせいもある。

女優が薦めているものは何でも試してみたい。

それが食べ物であろうが化粧品であろうが本であろうが。

小泉今日子書評集

小泉今日子書評集

 

▼内容紹介

2005年~2014年まで、「読売新聞」読書欄に掲載された書評、97本を収録。 小説、ノンフィクション、エッセイからコミックまで――あのベストセラーや話題の本、 そして独自の感性が掬い上げた名本たちを、唯一無二の視線で紹介する。 取り上げた本、一冊一冊に対する現時点でのコメントと、特別インタビュー 「読書委員の十年間を振り返って」を、新たに収録。

 

 

 

▼目次 

2005

しゃぼん/吉川トリコ

沢村貞子という人/山﨑洋子

野ブタ。をプロデュース白岩玄

もてなしの心 赤坂「津やま」東京の味と人情/野地秩嘉

となり町戦争/三崎亜記

さくら/西加奈子

人生ベストテン/角田光代

イソップ株式会社/井上ひさし

ポーの話/いしいしんじ

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン/リリー・フランキー

ふたりの山小屋だより/岸田衿子、岸田京子

夏の吐息/小池真理子

一千一秒の日々/島本理生

白骨花図鑑/甘糟幸子

プーさんの鼻/俵万智

ワルボロ/ゲッツ板谷

2006

クワイエットルームにようこそ松尾スズキ

それにつけても今朝の骨肉/工藤美代子

わたしのマトカ/片桐はいり

黒猫ひじき/西村玲子

ミーナの行進/小川洋子

本を読む私/華恵

銀の犬/光原百合

夕子ちゃんの近道/長嶋有

八月の路上に捨てる/伊藤たかみ

2007

空と海のであう場所/小手鞠るい

一瞬の風になれ/佐藤多佳子

均ちゃんの失踪/中島京子

夢を与える/綿矢りさ

無銭優雅/山田詠美

恋って苦しんだよね/永沢光雄

オバハン流 旅のつくり方/吉永みち子

お月さん/桐江キミコ

頭のうちどころが悪かった熊の話/安東みきえ

建てて、いい?/中島たい子

鹿男あをによし万城目学

おいしい庭/筒井ともみ

赤い蝋燭と人魚/小川未明

がらくた/江國香織

猫鳴り/沼田まほかる

2008

二つの月の記憶/岸田今日子

健康の味/南伸坊

かもめの日/黒川創

変愛小説集/岸本佐知子編訳

百鬼夜行抄今市子

ラン/森絵都

アカベラ/山本文緒

2009

悼む人/天童荒太

ロードムービー辻村深月

枝付き干し葡萄とワイングラス/椰月美智子

宵山万華鏡/森見登美彦

パーマメント野ばら/西原理恵子

昭和二十年夏、僕は兵士だった/梯久美子

アミダサマ/沼田まほかる

2010

ロスト・トレイン/中村弦

四十九日のレシピ伊吹有喜

桐島、部活やめるってよ朝井リョウ

ほしいものはなんですか?/益田ミリ

サラの鍵/タチアド・ド・ロネ

十二人の手紙/井上ひさし

小さいおうち/中島京子

あんじゅう/宮部みゆき

漂砂のうたう木内昇

2011

ツナグ/辻村深月

木暮荘物語/三浦しをん

テコちゃんの時間/久世朋子

ピエタ大島真寿美

真夜中のパン屋さん/大沼紀子

想い出あずかります/吉野万理子

私の浅草/沢村貞子

言わなければよかったのに日記/深沢七郎

これからの誕生日/穂高

明日のマーチ/石田衣良

平成猿蟹合戦図/吉田修一

望月青果店小手鞠るい

2012

スウィート・ヒアアウター/よしもとばなな

きなりの雲/石田千

NOTES/尾崎豊

七夜物語/川上弘美

オートバイ/A・ピエイール・ド・マンディアルグ

愛のバルコニー/荒木経惟

人間仮免中卯月妙子

2013

快楽上等!/上野千鶴子湯山玲子

笑うハーレキン/道尾秀介

なでし子物語/伊吹有喜

自選 谷川俊太郎集/谷川俊太郎

鳥と雲と薬草袋/梨木香歩

のと/梅佳代

寺山修司少女詩集/寺山修司

すっぽん心中戌井昭人

2014

骨を彩る/彩瀬まる

漁師の愛人/森絵都

川の光2 タミーを救え!/松浦寿輝

たまもの/小池昌代

世界で一番美しい猫の図鑑/タムシン・ペッケラル、アストリッド・ハリソン

逢沢りく/ほしよりこ

 

 

 

▼感想

オススメ度 星2つ ★★☆

読書に対する共通点

読書家と言えるほどたくせんの本を読んでいるわけでもないし、私が選ぶ本には節操がなく雑食的で漫画なんかも多く含まれている

読んでいる本を知られるのが恥ずかしくて、「なんでもないです」と本を隠した。次に会った時、「これ、面白いから」と一冊の本をくれた。 

私と似ている読書スタイルが嬉しかった。

ちなみに「これ、面白いから」と本を渡したのは秋元康さんだ。

なんてスマートなんだ!私もいつか誰かに面白い本をスマートに渡したい。

書評は難しくない。

単純にこの本が好きというストレートな文章が並んでいた。

私が読んだことがある本も違った感じ方をしているところも面白かった。

今日の運勢として選ばれた『わかんない』という詩。

わかんなくても/みかんがあるさ/ひとつおたべよ/めがさめる

わかんなくても/やかんがあるさ/ばんちゃいっぱい/ひとやすみ

わかんなくても/じかんがあるさ/いそがばまわれ/またあした

このひらがなだけの短い一篇を読んで涙が出た。

理由はわかんない。

言葉の力、谷川俊太郎の力に驚き。

本棚に詩集を仲間入りさせようと思う。

自選 谷川俊太郎詩集 (岩波文庫)

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