2020年4月の絵本記録。2歳7ヶ月の子どもに読み聞かせた絵本。

4月は272回読み聞かせ。

1日平均9回。

「教育格差」を読んで、慌てて絵本の読み聞かせ回数を増やした。

子どもの教育に少しでも関心がある人は一読する価値あると思う。 

教育格差 (ちくま新書)

教育格差 (ちくま新書)

  • 作者:松岡 亮二
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: 新書
 

 

 

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娘自らも読むことが増えて、寝る前の読み聞かせ時間はのびた。

下手すると1時間くらい!

「あいうえお」を覚え始めていて、いちいち聞いてくるのね「アンパンマンの〝あ〟」だとか。

 

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図書館げ閉鎖になり、実家から私が読んでもらっていた絵本を数冊送ってもらった。

じゃんぼかめ「えほん・くだものむら」シリーズ。

「なんでボロボロなの?」と子どもに言われてしまった30年前の絵本だけど、大躍進!

ありがとう、ありがとう。

 

「おめんです」は保育園で読んでもらったのがキッカケで読むように。

2歳になってから1、2を争うお気に入り具合なんではないだろうか。

24回はあくまでも私が読み聞かせた回数。

子ども自ら読んだ回数を入れると倍になると思われる。

私としては常に「おめんです!」言っているイメージ。

 

 

来月は何をたくさん読むことになるのかな?

 

2020年4月読書記録

2020年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1484ページ

 

先月の勢いはどうした?ってくらい、本を読んでない4月。

図書館が閉鎖したのは痛い。

そして、保育園、仕事が休みになり、育児で体力消耗しているのも原因。

疲れ果てて、夜は子どもと一緒に寝てしまう。

それとも、au電子書籍ブックパスの読み放題無料で「Dr.コトー診療所」を全巻読んだせい?

ドラマは見たことないけど、漫画は面白かったよ。 

 


ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち

著者:河合 香織

小学館ノンフィクション大賞受賞!

日本で〝本当のワイン造り〟に打ち込んだ青年達の出会いから、ワイン造りを目指し、葛藤しながら成功していくまでの物語。 

日本のワインの歴史、課題などの説明もあり、ワイン無知の私もわかりやすかった。

日本のワインが飲みたくなりる。

★★★☆☆

 

ノースライト

著者:横山 秀夫

週刊文春ミステリーベスト10 国内部門 第1位

このミステリーがすごい!2020年版 国内編 第2位

ミステリが読みたい!2020年版 国内篇 第2位

一家はどこへ消えたのか?

Y邸に残された一脚の椅子「タウトの椅子」の意味は?

ミステリ小説というよりも、人間ドラマをメインで楽しめた。

私は建築家ブルーノ・タウトを知らなかったので、ググりながら読み進めた。

★★★☆☆

ノースライト

ノースライト

  • 作者:横山 秀夫
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: 単行本
 

 


図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6

著者:小野 不由美

この国の王になるのは、あたし! 

十二国史上最年少、十二歳の少女が王になるまでの物語。

今まで読み進めてきた十二国記の中で一番読みやすかった!嬉

主人公は勝気なお嬢様なのに嫌味がなくて、すぐにそのキャラクターに魅了された。

「蓬山(ほうざん)がんばれー」と心から応援してた。

★★★☆☆

図南の翼 (となんのつばさ) 十二国記 6 (新潮文庫)
 

 


教育格差 

著者:松岡 亮二

2020年新書大賞 第3位

就学前、小学校、中学校、高校、国際比較・・・

データで「緩やかな身分社会・日本」の実態を克明に描き出す!

熟読するには少々根気が必要。私はかいつまんで読んだ。

ちょうど新型コロナウィルスで教育崩壊、格差と騒がれ、タイムリーな内容。

人には無限の可能性がある。

私はそう信じているし、一人ひとりが限りある時間の中で、どんな「生まれ」であってもあらゆる選択肢を現実的に検討できる機会があればよいと思う。なぜ、そのように考えるのか。それは

この社会に、出身家庭と地域をいう本人にはどうしようもない初期条件(生まれ)によって教育機会の格差があるからだ。

この機会の多寡は、最終学歴に繋がり、それは収入・職業・健康など様々な格差の基盤となる。つまり、20代前半でほぼ確定する学歴で、その後の人生が大きく制約される現実が日本にはあるのだ(「はじめに」より)

夫婦共に「高卒」である私は非常に危機感を持った。

「学歴が全てではない」とは思う。でも、「学歴があっても損はない。学歴があることによって人生がより豊かになる」とも思っている。

親である私が出来ることは何か?

読み終わってから悶々とする日々を送っている。

★★★★☆

教育格差 (ちくま新書)

教育格差 (ちくま新書)

  • 作者:松岡 亮二
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: 新書
 

 

 

2020年3月読書記録

2020年3月の読了
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:5007ページ

 

不要な外出は控えた3月。

おかげで本はたくさん読めた。

暖かくなってきて、外に出たい気持ちはあるけれど、こんな時だからこそお家で出来ることってあるよね。

読書や映画鑑賞、ゲームなどの娯楽もだけど、大掃除とかね。とかね、とかね……

 

さて、3月のベスト本は『ホモサピエンス全史』

言い回しを変え、同じ内容を何度も繰り返した文章で、本を分厚くしてるわけじゃないのが好感。(あるあるだよね?)

難しい内容のはずなのに各章ごとに驚きがあり、知的好奇心が刺激されて、先に先にと読みたくなる。

歴史に疎い私でも楽しめた。

訳者の力も感じます!

 

 

私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む

著者:ポール・タフ

前作『成功する子 失敗する子』は非認知能力について。

今作は非認知能力をどう育むかについてだが、最終章まで読んでもモヤモヤする。

★★☆☆☆

 

 

Iの悲劇

著者:米澤 穂信

ミステリとしてはイマイチかな。驚きなはない。

田舎出身者の私には笑えない問題。

★★★☆☆

Iの悲劇

Iの悲劇

 

 

 

 

その日、朱音は空を飛んだ

著者:武田 綾乃

最後にどんでん返し。

自殺の無意味さよ………

★★★☆☆

その日、朱音は空を飛んだ

その日、朱音は空を飛んだ

  • 作者:武田 綾乃
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: 単行本
 

 

 

日本のヤバい女の子
著者: はらだ 有彩

ヤバい男の子もたくさんいるだろうよ。

★★☆☆☆

日本のヤバい女の子

日本のヤバい女の子

 

 


荒潮
著者:陳 楸帆
SF初心者には難しかった。

★★☆☆☆

荒潮 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

荒潮 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

  • 作者:陳 楸帆
  • 発売日: 2020/01/23
  • メディア: 新書
 

 

 

風の海 迷宮の岸 十二国記 
著者:小野 不由美
王に惹きつけられる麒麟に潤んだ。

泰麒(たいき)かわええ!

★★★☆☆

風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)

風の海 迷宮の岸 十二国記 2 (新潮文庫)

 

 

 

告白 
著者:湊 かなえ

序盤のインパクトは半端ない!

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

  • 作者:湊 かなえ
  • 発売日: 2010/04/08
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

東の海神(わだつみ) 西の滄海 十二国記 
読了日:03月14日 著者:小野 不由美
国とは………

 

 

サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
無知との遭遇。

読んでよかったよー。

今こそ読むべき本かも。

 

 

ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言
 著者:長谷川 和夫,猪熊 律子

日記みたいで読みやすい!

 

最後の秘境 東京藝大: 天才たちのカオスな日常 
著者:二宮 敦人
変人奇人が大集合。

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

  • 作者:二宮 敦人
  • 発売日: 2016/09/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 

著者:小野 不由美

 

風の万里 黎明の空 (下) 十二国記 
著者:小野 不由美
3人の女性の成長物語。

風の万里  黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)

風の万里 黎明の空 (下) 十二国記 4 (新潮文庫)

 
風の万里  黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)

風の万里 黎明の空 (上) 十二国記 4 (新潮文庫)

 

 

どうしても生きてる
著者:朝井 リョウ
タイトルがいいよねー

同世代作家なので、共感するポイントが多い。

言葉遣いがリアルで親近感ところが好き。

どうしても生きてる

どうしても生きてる

 

 

女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび
著者:古内 一絵
心の癒し本

女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび

女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび

  • 作者:古内 一絵
  • 発売日: 2016/11/16
  • メディア: 単行本
 

 

「有名人になる」ということ 
著者:勝間 和代
巷で有名くらいが良さそう

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)
 

 

 

2020年3月の絵本記録。2歳6ヶ月の子どもに読み聞かせた絵本

3月は151回読み聞かせをした。 

1日平均4.8回。

 

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3月から帰宅時間が遅くなり、読み聞かせの時間が少なくなってしまっている。

生活リズムを整えて、もう少し絵本タイムを増やしたい。

 

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ノンタンにハマる。

ノンタンのおかげ?!で「ン」の文字を認識。

「ン」って、説明するのが難しい。

ノンタンはフジテレビ『ウゴウゴルーガ』の番組内で千秋が声優でテレビアニメが放送されてたんだけど、その時のイメージで読み聞かせしてる。

 

ノンタンプレゼントセット(6冊入り)

ノンタンプレゼントセット(6冊入り)

 

 

『まほうのえのぐ』『ちょっと いれて』『あなに おちた ゾウ』は話の展開が好みらしく、声を出して喜んでいる。

ストーリーも理解出来るようになってきたみたい。

 

まほうのえのぐ (こどものとも傑作集)

まほうのえのぐ (こどものとも傑作集)

  • 作者:林 明子
  • 発売日: 1997/08/15
  • メディア: 大型本
 

 

ちょっと いれて (はじめてよむ絵本)

ちょっと いれて (はじめてよむ絵本)

 

 

あなに おちた ぞう (はじめてよむ絵本)

あなに おちた ぞう (はじめてよむ絵本)

  • 作者:寺村 輝夫
  • 発売日: 1989/03/01
  • メディア: 大型本
 

 

 

 

2020年1月、2月読書記録

1月と2月に読んだ本をまとめて。

 

1月

 

『探検家とペネロペちゃん』角幡唯介

探検家とペネロペちゃん

探検家とペネロペちゃん

 

角幡唯介ワールド。父親について深く考察していて笑かしてもらいました。

★★★☆☆

 

発達障害グレーゾーン』姫野桂

発達障害グレーゾーン (扶桑社新書)

発達障害グレーゾーン (扶桑社新書)

 

障害の有無よりも対策が大切。生きづらさを抱えている人には、一読の価値あると思われ。

★★★☆☆

 

『1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました』トマス・J・スタンリー

1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました

 

貧困を題材にした本を読みつつ、富裕層関連の本も読む。落差が激しい。

アメリカの本って、同じことを言い方を変えてくどくど書くよね。私が読んできた本だけ?

学校の成績が優秀ではないという自覚があり、別の部分で努力してきたミリオネア。凡人は学力を上げようと必死になる。自分自身を客観的に見るスキルが若いうちから備わっているのね。

★★★☆☆

 

『三つ編み』レティシア・コロンバニ

三つ編み

三つ編み

 

フェミニズム小説であれば、社会構造が似ている『82年生まれ、キム・ジヨン』の方がが共感しやすいと思う。

映画監督が書いただけあって、映画化しやすそうな展開だった。

★★★☆☆

 

2月  

 

『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』ユヴァル・ノア・ハラリ

何年か前に話題になったけど、難しそうだなぁっと読むのを先延ばしにしてた。

私のバカバカ。序盤から心鷲掴み。

知的好奇心擽られた!

訳者も日本の読者が読みやすいようにと働きかけてくれていたり、歴史に疎い人でも理解しやすい構成になっていると思う。

★★★★★

 

『空をゆく巨人』川内有緒

空をゆく巨人

空をゆく巨人

  • 作者:川内 有緒
  • 発売日: 2018/11/26
  • メディア: 単行本
 

私は現代美術家・蔡國強も知らなかったし、福島のオッサンの半生なんか面白いのか?と期待せず読み始めた。

私のバカバカ!第二弾。

何この人たち、面白すぎるんですけどー!!

特に福島のオッサンとなめてかかっていた志賀忠重さんの人間性に惚れた。

読み終わった後も数日は頭が興奮状態だった。

いわき行きたい。

★★★★★

 

 

『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』角幡唯介

すっかり角幡唯介のファン。

冒険は物語の中でしか起こらない架空の体験だと思ってた。

それが現代でもリアルに体験しているのが角幡唯介さんだと思う。

ツアンポー峡谷ってどこ?人類未踏?何が凄いの?探検無知でも、読んでいくうちに無謀なことを成し遂げたことがわかる。

★★★☆☆

 

 

『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』河合香織

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子

 

あらすじだけでは、この母親の苦悩は伝わらない。

科学、医療技術が飛躍的に進歩しても人間がそれについていけていないと感じる。

生まれてくる子どもを選ぶ時代に突入している。

河合香織さんが客観的に冷静に書き上げているところが良い。

★★★☆☆ 

 

『殺人犯はそこにいる』清水潔

殺人犯はそこにいる (新潮文庫)

殺人犯はそこにいる (新潮文庫)

  • 作者:潔, 清水
  • 発売日: 2016/05/28
  • メディア: 文庫
 

執念の取材、それにつきる。

私はDNA鑑定は絶対だと思っていたので、驚く事実ばかり。

殺人犯はこわい。

もっとこわいのは、野放しにしている司法。

★★★★☆

 

『Blue』葉真中顕

Blue(ブルー)

Blue(ブルー)

 

殺人犯に至るまで。

ブルーのような子が日本にいるかもしれない。

★★★☆☆ 

 

『月の影 影の海』小野不由美

月の影  影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)

月の影 影の海 (上) 十二国記 1 (新潮文庫)

 
月の影  影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)

月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)

 

裏切られ、裏切られ、裏切られながら、主人公の陽子は成長していく。

過酷過ぎる旅に読んでいる方も心が折れそうになるけど、楽俊との出会いで救われていく。

★★★☆☆

 

 

『神さまを待っている』畑野智美

神さまを待っている

神さまを待っている

 

ホームレスになっていく過程がリアルだった。

自分も貧困とは無縁ではないと思い知らされる。

★★★☆☆

 

 

『ツナグ 想い人の心得』辻村深月

ツナグ 想い人の心得

ツナグ 想い人の心得

 

『ツナグ』の続編。

高校生だったツナグも社会人。私はこちらの方が好み。

続編も出て欲しい!

★★★☆☆ 

 

 

 

『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』古内一絵

マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ

マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ

  • 作者:古内 一絵
  • 発売日: 2015/11/21
  • メディア: 単行本
 

読めばシャールさんの虜になる。

空腹時には読むのは厳禁!

人気シリーズなのも納得な作品。

★★★☆☆

 

 

『祝祭と予感』恩田睦

祝祭と予感

祝祭と予感

  • 作者:恩田 陸
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: 単行本
 

『蜂蜜と遠雷』のスピンオフ。

『蜂蜜と遠雷』が直木賞本屋大賞ダブル受賞と大ヒットの勢いで出版したのか?と私なんかは勘ぐってしまう。すいません。

当たり前だけど、『蜂蜜と遠雷』(かなりの長編だから一瞬ひるむよね)を読んでないと充分に楽しむことが出来ない。読了済みであれば、またあの世界観を味わうことが出来る!

 ★★☆☆☆