お題「#おうち時間」
おうち時間、慣れました?
私はようやく慣れてきて、ストレスも溜まらなくなった。
正常に戻った時にまたストレス溜まりそう。
生活リズムの変化って、自分が思っている以上に負担がくるよね。
私の最近のおうち時間の楽しみは映画(とアニメ)観賞。
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料理中、皿洗い中、お風呂タイムはスマホで、子どもが寝た後はTVにリンクして観ている。
もはや中毒。
ワンダー 君は太陽
以前読んだ原作『ワンダー Wonder』が好きなので、ジュリア・ロバーツ主演の映画『ワンダー 君は太陽』を観た。
結果、感動した。
個人的に原作も映画も面白い作品にお目にかかることが稀なので嬉しい。
物語の展開は王道。
生まれつき顔に障害があるオーガストが学校に通うことになり、いじめや偏見を家族の愛に支えられ、乗り越えていく。
姉オリヴィアの恋愛、友情もサイドストーリーとして描かれている。
本は読みやすい翻訳で小学生(高学年くらい)から大人まで楽しめる。
映画では描ききれなかった部分が多数あり、より登場人物に親しみを覚えると思う。
『ワンダー』が気に入った人は『もうひとつのワンダー』も是非読んでもらいたい。
『ワンダー』では脇役のいじめっ子のジュリアン、オーガストの幼なじみのクリストファー、優等生のシャーロットの3人が主役。
オギーは脇役になる。3人の視点から読むとまた違った考えが自分の中に生まれる。
「ジュリアンには、ジュリアンが語るべき物語がある」という作者は、「ジュリアンをもっと理解するために」この物語を書きました。
5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜
同じく障害を持つ主人公が困難を乗り越え、夢を叶えるドイツ映画『5パーセントの奇跡 〜嘘から始まる素敵な人生』も良かった。
先天性の病気で5パーセントしか視覚がない青年サリーが、夢を叶えるために目が見えないことを隠して、一流ホテルで見習いを始める。
涙ぐましい努力と周囲の助けを借りながら、ホテルの研修課題をクリアしていくが…。
そうそう上手くいかないだろ!周囲の人、みんな良い人過ぎ!等々、ツッコミたくなりますが、主人公が明るく、前向きだから応援したくなっちゃう。
エール
フランス映画『エール』こちらは家族に障害がある女の子が主人公のお話。
女子高生のポーラ以外、両親、弟は全員耳が聴こえないバリエ一家はフランスの田舎町で酪農を営んでいる。
ポーラの歌声を聴いた音楽教師がパリの音楽学校のオーディションを受けることを勧めるが、家族は大反対され…。
主役のアンヌ・エメラの美声にやられた!私が歌を聴いて、涙を流すとは!自分でも驚いた。
こちらも王道ストーリーではあるけれど、ポーラの健気な生活と家族愛に溢れたラストで心が温まった。