2020年5月読書記録

2020年5月の読書メーター
読んだ本の数 9冊

 

今月もまとめます。

緊急事態宣言が終わり、図書館が開いてハッピー。

仕事も通常運転。やっと日常が戻ってきて私的には重荷が軽減された。ちょっと外に働きに出る生活が私には丁度いい。

 

そして誰もいなくなった 

著者:アガサ・クリスティー

イギリス生まれの推理作家アガサ・クリスティーの代表作。

孤島に集まった互いに面識のない10人の男女が童謡の詩の通りに1人ずつ殺され、ついに孤島には誰もいなくなる。

さすがミステリーの女王!オマージュ作品が多数あるのは納得。綾辻行人の『』も

私は外国名と人物像がなかなか頭に入らないので、すぐに確認できるようにし、推理する気満々で童謡「10人の小さな兵隊さん」にも印を付けて読み進めた。

タイトルで誰もいなくなるというオチがわかっているのに、最後の最後まで真犯人がわからず、事件の真相にも驚いた。

古い作品、しかも海外作品なのに今読んでも違和感なく面白いのは単純に凄い。

アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」と有名どころは読んだから次はどうしょうか。「ナイルに死す」「予告殺人」が気になっている。

★★★★☆

 

マジカルグランマ

著者:柚木 麻子

いつも優しくて、穏やかな「理想のおばあちゃん」(マジカルグランマ)は、もう、うんざり。夫の死をきっかけに、心も体も身軽になっていく、75歳・正子の波乱万丈。

おばあちゃんが主役ってどうなのよ?と否定的ながらも柚木麻子さんなので読んだ。

見事に柚木エンタメに落とし込まれてて、ぐいぐい引き込まれていった。

75歳でリタイアはモッタイナイ!100歳生きる私たちの人生、老後の生き方を前向きに考えられる内容だった。

社会問題を細々と盛り込んでいるけど、問題提起としては充分。私自身は「マジカル・ニグロ」というワードすら知らなかったし、違和感すら持っていなかったのだから。

★★★☆☆

マジカルグランマ

マジカルグランマ

  • 作者:柚木 麻子
  • 発売日: 2019/04/05
  • メディア: 単行本
 

 

いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」 

著者:後田 亨,永田宏

保険の考え方のキホンから、今ある商品で役に立ちうる保険/いらない保険を「本音」で徹底分析。統計学や医療に裏づけられた真実とともに2人のプロが開陳します。フラットな視点で考え直す、保険最適化のための1冊です。

保険の見直しのために読んだ本。

保険に限らずだけども知っている、知らないの差は大きい。

そんでもって知識が偏るのも危険だとも思う。結局は自分が何を重要視するか、だよなぁ。

★★★★☆

 

自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション

著者:グレース・ボニー,Grace Bonney

【112人の女性たちのカラーフォト&インタビュー】
料理研究家、デザイナー、作家、ミュージシャン、イラストレーター、モデル、
ブロガー、家具職人、スタイリスト、キュレーター、コメディアン、
TV司会者、俳優、陶芸家、ジャーナリスト……。

さまざまな仕事で活躍中の112人が見せてくれる
好きなことや夢を追いかけた先にある美しい世界。
眺めているだけで、パワーが湧く本。

カバー写真に一目惚れ。かっこよくない?

私からするとキラッキラッに輝いている成功者たち。

そんな人たちもお金、家族と心配事は多々ある。普通の女性たちなのよね。

★★☆☆☆

 
リカーシブル 

著者:米澤 穂信

越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷である坂牧市に越してきた少女は、母と弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始めた。たが、町では高速道路誘致運動の闇と未来視にまつわる伝承が入り組み、不穏な空気が漂い出す。そんな中、弟サトルの言動をなぞるかのような事件が相次ぎ……。大人たちの矛盾と、自分が進むべき道。十代の切なさと成長を描く、心突き刺す青春ミステリ。

 

米澤穂信作品をまとめていた時に、ほぼ読んでいるつもりだったけど、未読本がたくさんあることに気がつき、慌てて読んだ。

記憶は信用できない。読書記録付けていてよかったーと思う。

米澤穂信作品ではレビューが芳しくないけど、私は好きな方かも。

中学生の主人公の人生がハード過ぎて、辛い。

★★★☆☆

リカーシブル (新潮文庫)

リカーシブル (新潮文庫)

  • 作者:米澤 穂信
  • 発売日: 2015/06/26
  • メディア: 文庫
 

 


ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた 見た目が10歳若くなる本

著者:小川徹

何歳であっても若々しく健康的に見られたい--これは男女問わず共通の願い。
「若見え」のアドバンテージはビジネス、人間関係、恋愛・結婚など、あらゆることに及ぶ。

ハーバード大学の研究員として活動している著者が、
グローバル皮膚医学に基づいた「外見力」アップのノウハウをわかりやすく解説する。

おそらく「老けたくない!」等々思ったことある女性は知っていることではないかと。

私は美容オタクではないけど、ほぼほぼ聞いたこと、読んだことある内容だった。

老けて見える箇所は参考になった。

1.目の外側のシワ

2.目の下のたるみ

3.くま

4.肌のくすみ

5.髪の毛の量

★★☆☆☆

 


無印良品とはじめるミニマリスト生活

著者:やまぐち せいこ

話題の「ミニマリスト」生活は、子供がいても、片づけが苦手でも実現できます!強い味方が、無印良品のインテリアや雑貨、洋服たち。大人気ブロガーやまさんが教える、人生が変わり、家族が変わるちょっとしたコツ。

私はミニマリストではないけれど、 物が少ないと整理、掃除、管理の時間が大幅に減るのを実感している。

無印良品は嫌いではないけど、好みというわけでもないから困る。揃えるだけで統一感が出るから、それなりにお洒落っぽく見えるのはわかっているんだけれども。

★★☆☆☆

無印良品とはじめるミニマリスト生活
 

 


【入門】お金持ち生活のつくり方―――今すぐこの習慣と思考法を身につけよう!

 著者:佐々木裕平

あなたの疲れを癒すには、
欲求を満たす為の、自分のお金を増やす仕組みをつくるだけ!

実は、普通の会社員こそがお金持ちになれるベストポジション!
……その理由と仕組みづくりとは?

で?具体的に何をすればいいの?というような胡散臭いビジネス本。

身なりを整えましょう、朝時間を有効活用しましょう、とかさ。ピンとこないもの。

結局、企業しなくちゃダメかよ!というハードル高めの本とは違う。

お金が入っても、あっても、なくても仕組みが整ってなければお金持ちには慣れない。

今まで読んだ本とは一味違った。

普通の人が実践できる内容だった。それを求めていたことにやっっっと気がついた。

★★☆☆☆

 

戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方

著者:三谷 宏治

英語や偏差値、プログラミングはいらない!
将来、子どもがAIに負けずに、自分で未来を切りひらいてゆくための力、
試行錯誤力(発想力×決める力×生きる力)はどうすれば身につくのか?

あくまでも著者の子育て論。AI関係なく、未来関係なく、そもそも生きる力ってそういうことじゃない?!と私は思っている。

姉妹のエピソードは面白かった。

★★☆☆☆