【読んだ本まとめ】2018年11月に本好き主婦が読んだノンフィクション本屋大賞『極夜行』など25冊紹介

11月は1日1冊を目標に読書していましたが、最後に失速。

計25冊の本を読んだ。

ノンフィクション作品にどっぷりはまり、後半は行動経済学関連の本も読み漁った。

ノンフィクションは『極夜行』でドカン!とやられました。

面白さ半端ない。

池谷裕二さんキッカケで行動経済学にも興味が◎

本を読めば読むほど次々に読みたい本が出てくる。

アマゾンの欲しいものリスト、図書館の予約リストの件数が増える、増える。

引き続き時間管理と速読を身につける術を学び、実行中。

 

2018年11月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:7576ページ
ナイス数:232ナイス

 

 

 

 

ズルい仕事術

ズルい仕事術

ズルい仕事術

 

仕事術ではあるけれど、人間性をも高める内容だった。勝間さんの魅力、強さも知った。自分の付加価値を高める。嘘をつかないこと、陰口・悪口を言わないこと、約束を守ること。当たり前のことだけど自信を持って「出来てます!」と言えるだろうか。信頼し、信頼出来る人間関係をきずくことが仕事がやりやすくなり、人生を豊かにしている。
読了日:11月02日

著者:勝間 和代

デジタル時代の基礎知識『マーケティング』 「顧客ファースト」の時代を生き抜く新しいルール

マーケティングを重要視した会社が注目され、未だにニーズも考えずに大量生産している会社もある。安さを売りにして、競い合って…行き着く先は?世代の違いかな、需要はある。別に毎年絶対大してアップデートされてないのに(しててもニーズのない)新商品を出さなくてもいいのにね、とか。
読了日:11月02日

著者:逸見 光次郎

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

 

幼なかったこともあり、全く事件に対して無知の状態で読んだ。検証もされずに23年目にしてやっと真実が明るみに出た。NHKが取材をしなかったら風化されていた。遠い歴史の出来事ではない、ほんの数年前は戦地であり、そこに日本の警察が武器を持たずに派遣されていたとは…アンコールワットなどすっかり観光地となったカンボジアの平和は文民警察のおかげだ。
読了日:11月04日

著者:旗手 啓介

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層
 

あまりにも衝撃的な事件だったことを覚えている。初めてニュースを知ったとき、親は気が付かなかったの?と正直思った。同じ子を持つ母として、母親の視点も知りたかった。被害者、加害者の生い立ち、人間関係など事細かく事実が書かれている本書を読んだことで、ただの殺人事件ではなく、どの家庭でも起こりえる日本が抱えた社会問題だと知った。家庭にも家庭にも居場所がない少年、少女たちは日本に数えくれないいるのだ。
読了日:11月05日

著者:石井 光太

自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80

『パパは脳科学者』が面白かったので池谷裕二さんの他の著書も気になって読んだ。難しい内容なのにわかりやすく、親しみやすい文章が好み。いかに自分はのクセには気が付かないまま自信満々に生きてるか思い知らされた。自分は平等でモラルもあって、正しいとみんな思ってるんですね。価値基準なんて立場が変わればかわる。自分の認知バイアスを知ってて損はなし!
読了日:11月06日

著者:池谷 裕二

デジタル時代の基礎知識 『リサーチ』 多彩なデータから顧客の「すべて」を知る新しいルール

仕事には全然関係ないんだけど、興味があり読んだ。今の時代は知りたい情報しか目に入らないからリサーチ力は必要だと思った。シニア層へのアプローチはなかなか厳しそう。
読了日:11月06日

著者:石渡 佑矢

極夜行

極夜行

極夜行

 

ノンフィクション冒険本は人生初(だと思う)!現実は小説より奇なり。次々にトラブルは発生する。というか、大雑把なのに楽観的で心配になり、スリル感が増す。極限状態の冷静な判断には驚き。冒険家気分を味わえ、人間の本質が垣間見れ、心配したり笑ったりハラハラしたり…1冊で色々な感情を引き出してくれた。体験するのが一番なんだろうけど、それはとても無理だから映像ではなく角幡さんの言葉を通して未知の世界を体感できた。いやー、面白かった!知りたいジャンル、読みたい本が増えてしまった!
読了日:11月07日

著者:角幡 唯介

できない脳ほど自信過剰

できない脳ほど自信過剰

できない脳ほど自信過剰

 

前回読んだ『ココロの盲点』と重複している項目も多数あったけれど、こちらはエッセイということもあって最後まで楽しく読めた。オーパーツという単語が存在することが古代人を見下している、ロボットさを差別している、など本のタイトル通り自信過剰になっていることを気付かされた。最後に人工知能は心強い味方!というのを肝に銘じたい。
読了日:11月08日

著者:池谷 裕二

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
 

知っているか知らないか、実践するかしないかで将来大きな差になると思った。普段何気なく取っている食事、これからの人生を考えたら習慣化してしまった方が楽なんだよね、習慣化するまでが辛いけど。筋肉を付けたくてプロテインを飲み始めたばかりだけど、止めます…確かに原料なんだ?って感じです。健康に良いと思っていたことが裏目に。日頃から知識のアップデートが必要ですね。
読了日:11月09日

著者:牧田 善二

王妃の帰還 

王妃の帰還 (実業之日本社文庫)

王妃の帰還 (実業之日本社文庫)

 

女は派閥を作りたがる。どうしたって気が合う仲間、似た者同士がくっつき合う。ヒエラルキーとかカーストを作ろうと決して意識したわけではないけれど、そして別グループを意識して見下したり、羨ましがったり…。これはもう女の本能なんだと思う。けれど敵だったり、恨み合うばかりの相手でもない。そこが女の難しいところ。ラストシーンが好き、これこそ女の友情という感じがするから。
読了日:11月09日

著者:柚木 麻子

 

 

 

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

 

いくつか読書術本を読んだことがあるので、目新しさはなかった。重要な部分がマーカーしてあるので、読書術がまとめてあるノートという感じ。ステップごとにオススメ本があるところや読むべき本の探し方は参考になった。
読了日:11月11日

著者:西岡 壱誠

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

 

他の著書と重複している部分もあるが参考になる部分が多い。計画倒れの落とし穴、計画実行の悩みはビジネスシーンではあるあるだからすぐに反省、実行できる。パート主婦のスケジューリングもあるのは嬉しい。ビジネスマンだけが時間術、計画術を取得したいわけじゃないんだぞ!っと。『超時間術』も読んでみたい。
読了日:11月11日

著者:メンタリストDaiGo

名作なんか、こわくない

名作なんか、こわくない

名作なんか、こわくない

 

エッセイ+名作紹介。自分がいかに名作と言われる本を読んでいないか思い知る。が、好きな作家が好きな本というのは読みたくなる。こういう本を読んでいるから作品に響いているのかと頷ける。やっぱり柚木麻子さんには女のドロドロを描いてほしい。
読了日:11月11日

著者:柚木 麻子

遠くの声に耳を澄ませて

遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)

遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)

 

友達、家族、同級生、親戚…自分の知り合いのことを書かれているかのような短編集。心がちょっと温かくなるような短いお話。
読了日:11月12日

著者:宮下 奈都

一生分の好感と幸せを手に入れる NY流「見た目」のルール

一生分の好感と幸せを手に入れる NY流「見た目」のルール

一生分の好感と幸せを手に入れる NY流「見た目」のルール

 

ブログを楽しく読ませて貰っているので本もチェック。ブログで書かれていることをまとめた本。読んだことない人は参考になるかも?!日本人が抱くNYの人のイメージと実態は違いますよ、ビリオネアの人はこんな見た目ですよ、というリアルがわかる。
読了日:11月14日

著者:コモンるみ

独学術

独学術 (ディスカヴァー携書)

独学術 (ディスカヴァー携書)

 

独学術というより自分の知識、独学について語っている。具体的な術には書かれていない。多読する、オリジナル原本を読む、本を買う…など、この手の本では当たり前のこと書かれているかな。速読は否定的だったり、独学方法は自分に合っている方法を模索するしかないなぁと思います。独学術としては学ぶところが少なかったけど、知識があることによって見え方、考え方が広がるということはよくわかった。
読了日:11月15日

著者:白取 春彦

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール

時代はSNSだなぁーっとしみじみ思った。本書はフェイスブックツイッター、インスタグラム、ラインの基礎知識から分析方法まで網羅されてます。最新の成功事例もあってわかりやすい◎普段、使ってても見落としているキーワードもあって、個人で仕事してる人にも使える1冊だと思います。
読了日:11月16日

著者:林 雅之

充たされざる者 

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

 

今まで読んだカズオ・イシグロとは違うテイスト。登場人物も町も何もかもがぼんやりしている。主人公は約束を守ろうとして必死だけど、解決はせず後回しにしてばかり。頼まれたら全部引き受けるし、最後はどうなるの?とかなり長い大作にも関わらず読み進めてしまう魅力がある。私は最後までぼんやりしたまま読み終えてしまったので、また数年後に読み直したいと思う。ちょっとすぐには無理。

読了日:11月16日

著者:カズオ イシグロ

ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険)

ねじまき片想い (創元推理文庫)

ねじまき片想い (創元推理文庫)

 

独自のスタイルもあって、西嶋への片想いをガゾリンに仕事する姿はかっこいいと思った。後半になるにつれて、西嶋のようになっていく(魅力が薄れていく)宝子は歯がゆかった。
読了日:11月18日

著者:柚木 麻子

たべたいの 

たべたいの(新潮新書)

たべたいの(新潮新書)

 

食べ物に関するエッセイなのに食べたいと思わない。壇蜜独自の世界観は健在で文体は大好きなのに不思議。グルメエッセイではなく、壇蜜のエッセイとして楽しんだ。
読了日:11月20日

著者:壇蜜

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

 

全くの未知の文化と世界観にただただ驚いた。当たり前のことではあるが、自分の価値観がいかに狭い世界でつくられてきたかを思い知った。過去、未来という概念がなく、見たことあることしか信じない。アメリカ(やブラジ)文化に染まらず、独自の文化を貫く。自分のフツウが通用しない。ピダハンのように生きることは出来ないが、学ぶことはある。そして、30年以上もピダハンと共に暮らし、一般人にも面白く、わかりやすい本を出した著書にも感謝。
読了日:11月20日

著者:ダニエル・L・エヴェレット

日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

日航123便墜落の新事実  目撃証言から真相に迫る

日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

 

ずっと事故だと思い、事件の可能性すら疑ったことがありませんでした。事故なのか、事件なのか。ただ真実を知りたい。
読了日:11月23日

著者:青山透子

男と女の理不尽な愉しみ 

男と女の理不尽な愉しみ (集英社新書)
 

林真理子さんが聞き手に回り、壇蜜さんの良さを引き出しているように感じた。男と女と、世間を騒がした出来事を違った角度で語っていて面白い。
読了日:11月24日

著者:林 真理子,壇蜜

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

 

個人的にアメリカのように自分の意志優先で自分で何でも決めることが良いというような流れを感じていたが、社会的、文化的な背景で選択が変わり、幸せや満足度に影響についても触れられていることで私自身の選択に大いに参考になった。その他、実験が多岐に渡る点、読みやすさでも満足の1冊です。
読了日:11月27日

著者:シーナ アイエンガー

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

 

行動経済学おもしろい!自分で決めているつもりでも周りや社会に影響を受けている。それは仕方のないことだけど、知っているだけで決断を変えることが出来る。
読了日:11月30日

著者:ダン アリエリー

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