【読書好き主婦おすすめ本】2019年2月読んだ本リスト

2019年1月に読んだ本をまとめました。

 

2月は資格試験の勉強休みに本を読んでいたので、写真多めのラインナップ。

そして、試験前は読書量激減。

3月からまたペースアップしていこう。

今月のベスト本は『世界のどこかで居候』かな。

モンゴルやネパールに暮らす人々の生活はネットが普及した今でも未知の日常。

居候という発想は他にはなくて面白い。

実はパプアニューギニアに行ったことがある私。

懐かしさから更にオススメ度が上がった説あり。

 

2019年2月の読書メーター 読んだ本の数:12冊

読んだページ数:2175ページ ナイス数:120ナイス

 

 

 

 

家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK

読了日:02月01日

著者:村田 和子 

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

感想

「旅育BOOK」で知った真実。

案外、親主体で旅行が出来る期間は短い。

確かに小学生も高学年になると家族より友達になり、部活動にも入る。

子どもの記憶を考えてたら、一生行けない。

私と夫、親の思い出作りとして旅行をしてもいい!と思い始めました。

記憶としては残らなくても、旅行したことで感じることは何か必ず少しはある!と前向きに考えられるようになった。

家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK

家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK

 

内容

帰省、日帰り旅行、ピクニック……せっかく出かけるなら気づきや発見の機会を作った「旅育」にすれば、子どもの知性・感受性・自立心が育ちます! 

息子を難関私立高校に合格させた旅行ジャーナリストが語る「旅で子どもの脳を育てる」シンプル・メソッド!  

 

世界でいちばん素敵な元素の教室 (世界でいちばん素敵な教室)

読了日:02月02日

オススメ度 ★★★ 星3つ

感想

学生時代に出会っていれば、楽しく勉強が出来たかもしれない。

きれいな写真、名前の由来、何に含まれているか、何に使われているか…などなど。

学校で教わる原子記号と名前だけはなく、生活に関わる知識があるから読んでいて楽しい。

子どもが中学生になったらまた一緒に読んで、学びたい。 

世界でいちばん素敵な元素の教室 (世界でいちばん素敵な教室)

世界でいちばん素敵な元素の教室 (世界でいちばん素敵な教室)

 

内容

元素に関する素朴な疑問についてのQ&Aをはじめ、用途や名前の由来などを、写真を添えて解説しました。

基本的なことから最新情報まで、やさしく説明していますので、元素のことをまったく知らない方でも大丈夫です。 

 

たった、それだけ

読了日:02月03日

著者:宮下 奈都

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

感想

「たった、それだけ」の言動が生きる力になったり、誰かの人生を左右したりする。

望月さんの周りの人々の「たった、それだけ」のお話です。

わりと軽く読めます。

私はこのような連作よりも、最後まで一人に焦点を当てた長編の方が宮下奈都さんの小説が好きです。

たった、それだけ (双葉文庫)

たった、それだけ (双葉文庫)

 

内容

贈賄の罪が発覚する前に、望月正幸を浮気相手の女性社員が逃がす。

正幸が失踪して、残された妻、ひとり娘、姉にたちまち試練の奔流が押し寄せる。

正幸はどういう人間だったのか。私は何ができたか…。

それぞれの視点で語られる彼女たちの内省と一歩前に踏み出そうとする“変化”。

正幸のその後とともに、予想外の展開が待つ連作形式の感動作。

 

世界のどこかで居候

読了日:02月06日

著者:中山 茂大,阪口 克

オススメ度 ★★ 星3つ

感想

ウルルン滞在記の書籍バージョンみたいで面白かった。

旅行ではなく、居候というのがポイントで、お祭りなどのイベント時に滞在するのでもなく、何もない一週間を一緒に暮らす。

最初はお客様として扱われるけれど、だんだん慣れてきて…現地に暮らす人々の一日の生活をリアルに知ることが出来る。

食生活やトイレ事情、家の内装なども詳しく書かれ、興味深かった。 

世界のどこかで居候

世界のどこかで居候

 

内容

モンゴル、イエメン、パプアニューギニア、インド、モロッコ、ネパール、カンボジア

海外旅行へ気軽に行けるようになった現在でも、現地の人々の日常生活に触れることのできる機会は、まだまだ少ない。

そんな中、世界各国のご家庭に「居候」し、そこにある「ふつうの人の、ふつうの暮らし」体験をまとめたのが本書。  

 

米澤穂信古典部

読了日:02月8日

著者:米澤 穂信

オススメ度 ★★☆ 星2つ

感想

古典部シリーズが好きは必読。

折木がいつも何を読んでいるのか気になっていたから、折木の本棚を知ることができて嬉しかった。

他人の本棚って気になる。

あとは米澤穂信が何を読んできたのか、何を読んでいるのか、影響されているのか。

今後、自分が読む本の参考になった。

対談も素が垣間見れたような気がして面白かった。

読者を“その気にさせる”って、大切ですね。

その気になって読んだ本は、読み終わった後の余韻が違う気がする。

米澤穂信と古典部

米澤穂信と古典部

 

内容

氷菓』以来、米澤穂信と一五年間ともに歩み、進化を続けている〈古典部〉シリーズについて「広く深く」網羅した必読の一冊。

 

生きるとは、自分の物語をつくること 

読了日:2月9日

著者:小川 洋子,河合 隼雄

オススメ度 ★★☆ 星2つ

感想

「もっと河合先生との対談を読みたい!」と思わせる本だった。

よく読む本に河合先生の名前が登場するのに著書を読んだことがなく、慕われているイメージはあったけど、どんな人なのか知らなかった。

喋り方がフランク、経験や例え話がわかりやすくて、面白い。

著書も面白いに違いない!

合わせて、小川洋子さんの小説もまた読みたくなった。

生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)

生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)

 

内容

人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。

二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。

 

 

 

 

Black Box

読了日:02月10日

著者:伊藤 詩織

オススメ度 ★★☆ 星2つ

感想

読むのが苦しい本だった。

読み終わった今も苦しい。

そして、悔しい、悲しい。

とても勇気のある行動、私は感謝したい。

Black Box

Black Box

 

内容

真実は、ここにある。 なぜ、司法はこれを裁けないのか?

レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。 

 

ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床

読了日:2月11日

オススメ度 ★★☆ 星2つ

感想

実父も義父も大好きなブラタモリ

実家に帰ると影響されて、つい見ちゃう番組の一つ。朝ドラも(笑)

地形、地質…正直、興味はない。

でも、タモさんが少年のように目をキラキラさせて、語るところは好き。

あと、アナウンサーがあんまり詳しくなくて、私と同じ目線なところも。

本も番組と同じように楽しめた。

大阪城にはびっくりしたなぁ、ずっと豊臣秀吉の城だと思っていたよ。

ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床

ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床

 

内容

街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。 

 

成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身。

読了日:2月11日

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

感想

何を持って成功する子というのかは謎だけど、ただ単に栄養の基礎の話。

学校の授業+健康本だとか妊娠中に読んだ本の知識以上のことは書いてなかったので、個人的には残念。

知らない人にはいいと思う。

献立を考えるのが苦手な私としては一週間分や一ヶ月の献立があるともっと良かった。

成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読!  冷蔵庫の中身がカラダの中身。

成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身。

 

内容

冷蔵庫の中身がカラダの中身。昨日、何食べた?今日、何食べさせる?食べたものが子どものカラダをつくります。20年後に後悔しない栄養の話。

 

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

読了日:02月11日

著者:渡辺 健介

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

感想

問題をどう解決していくか。

運動会を例に話が進んでいき、わかりやすかった。

どんな問題にも応用できそう。

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

世界一やさしい右脳型問題解決の授業

 

内容

ゼロから何かを考え出してカタチにする、ブレークスルーを生み出す、“右脳型”問題解決力がやさしく・楽しく身につく!

他人とは一味違う、自分ならではの成果・アウトプットを出すためには、クリエイティビティ(創造力)を高めることが欠かせない。

これからの時代のサバイバル・スキル! 

 

絵本作家という仕事

読了日:02月21日

オススメ度 ★★★ 星3つ

感想

前に林明子さんの原画展に行き、想像以上に絵本を作るのに試行錯誤していることを知り、毎日お世話になっている絵本作家の仕事ぶりが気になるように。

幼少期から絵本作家になるまでの道のり、仕事に対する姿勢や考え方は絵本作家を目指しているわけではない私も勉強になった。

素敵なアトリエ写真もたくさんあって、眺めているだけでもワクワクする。

荒井良二さんの「読み聞かせするときに大人は文字ばかり追う、もっと絵を見てほしい、味わってほしい」という言葉がよかった。

絵本、まだまだ楽しめる。

絵本作家という仕事

絵本作家という仕事

 

内容

絵本作家の新人時代、初めての作品、どのように作家になったのか……作家の生活の見えるインタビューを通して、絵本作家という仕事を伝える一冊。

絵本作家になるきっかけ、絵本を創るうえでの哲学などについて語った言葉を中心に、アトリエ風景、ふだんの生活、画材、ラフ、原画などビジュアルも豊富に掲載。

登場作家/あべ弘士、荒井良二、石井聖岳、及川賢治(100%オレンジ)、きたやまようこ、こみねゆらスズキコージ、高畠純、武田美穂、たしろちさと、長谷川義史、堀川理万子、松成真理子、三浦太郎、村上康成 

 

悪女入門 ファム・ファタル恋愛論

読了日:02月27日

著者:鹿島 茂

オススメ度 ★★☆ 星2つ

感想

紹介されているフランス文学は読んだことがなくても充分楽しめる(現に私は読んだことがない)。

小説が書かれた当時のフランス社会の結婚、恋愛事情の解説もあり、知識なく読むと「あり得ない!」と思ってしまいがちな内容も、「あり得る」と納得。

恋愛スキルのない女子大生を思って書かれているだけあって、読みやすいし、参考になる部分も多々ある。

自分や周囲の人の恋愛ネタと照らし合わせてみたり…読む人によって色々な楽しみ方が出来そう。

それにしてもファム・ファタル恐るべし!

悪女入門 ファム・ファタル恋愛論 (講談社現代新書)

悪女入門 ファム・ファタル恋愛論 (講談社現代新書)

 

内容

男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale――魔性の魅力の秘密は何か。宿命の恋の条件とは。フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。 

 

 

 

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【読書好き主婦おすすめ本】2019年1月読んだ本リスト

 既に2月も1週間が過ぎましたが、2019年1月に読んだ本をまとめました。

今年の読書目標は200冊の本を読むこと&好き嫌いをしない。

ジャンルだとか、見知らぬ人のレビューを真に受け、読んだ事もない本を勝手に評価したり、避けたりすることはしないように心掛けようと思います。

ということで、1月はわりと幅広いジャンルの本を読めたのではないのかな?と思います。

1月のベスト本はカズオ・イシグロ忘れられた巨人』です。読み応えがあり、物語を純粋に楽しめました。個人的に好きなタイプの小説です。

次点は西野精治『スタンフォード式 最高の睡眠』、一読して損はないと思います。

 

2019年1月の読書メーター 読んだ本の数:17冊

読んだページ数:4977ページ

 

 

 

 

半落ち

お正月。父の本棚から物色。

妻を殺し、自首するまでの空白の二日間。最後の最後までこれが全くわからない。

さすがとしか言えない。

半落ち (講談社文庫)

半落ち (講談社文庫)

 

オススメ度 ★★★ 星3つ

読了日:01月01日

著者:横山 秀夫

 

コーヒーが冷めないうちに

お正月。母の本棚から物色。

過去や未来にいく話だとは知らず、話題になっていたので読んだ。

わかりやすい展開、内容は深くなく、中高生向けの本だと思う。

私には物足りないさがあった。

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

読了日:01月04日

著者:川口俊和

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

 

この嘘がばれないうちに

前作よりも登場人物の背景がわかった。

過去・未来に行っても現実は変わらないとう設定は今更ながら面白い発想だと思う。

出来事を変えることは出来ないけれど、過去・未来に行った人の心は変わる。

この嘘がばれないうちに

この嘘がばれないうちに

 

読了日:01月05日

著者:川口俊和

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方

お正月。妹の本棚を物色。

お金に関する本を読んだが、視点が他と違っていて面白いと思った。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

読了日:01月05日

著者:佐藤 航陽 

オススメ度 ★☆☆ 星1つ 

 

願いをかなえる呪文 (ザ・ランド・オブ・ストーリーズ)

双子が本へ吸い込まれ、誰もが知っている童話・おとぎ話のめでたしめでたしの後の世界へ。

本好きはあらすじを読んだだけでワクワク。

元の世界へ戻るために冒険をするのですが、あっという間に危機を乗り越えてしまうので(ハリー・ポッターなどと比べると)物足りない。

発想が面白いだけにちょっと残念。

読了日:01月09日

著者:クリス・コルファー

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

 

 

 

 

ひとりずもう 

まる子は怠け者のイメージだけど、ももちゃんは違った。

みんなが好きなものを好きなんじゃなくて、自分が好きなものを好き。

そして、それを貫き通す強さがあった。

努力したからこその漫画家。

ヒマはダメじゃない、好きでいい。

少女から女性への成長期の葛藤。

懐かしいなぁと思いながら読みました。

読了日:01月09日

著者:さくら ももこ 

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

スタンフォード式 最高の睡眠

1日の3分の1は寝ている。

ということは、人生の3分の1が睡眠時間というわけで。

睡眠について疎かというか、考えてもいなかったなぁと。

睡眠の質にこだわれば、起きている時間をもっと有効的に使える。

そして、そう難しくないことがわかっただけでも読む価値はあった。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

読了日:01月12日

著者:西野精治

オススメ度 ★★★ 星3つ

 

屍人荘の殺人

まさかの密室条件に驚いた。

あり得ない!と受け入れられないまま読み進めていたけれど、ミステリ初心者にもわかりやすい解説と話の面白さでいつの間にか受け入れていた。

シリーズ化するのかな?

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

 

読了日:01月14日

著者:今村 昌弘

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

子どもがどんどん賢くなる「絶対音感」の育て方

絶対音感は生まれもった能力ではなく、幼いうちに練習すれば誰でも身に付く能力だったとは驚き。

しかも、プラスαのメリットがたくさん。

やり方も簡単で絶対音感がない親でもできるのがいい。

子どもがどんどん賢くなる「絶対音感」の育て方

子どもがどんどん賢くなる「絶対音感」の育て方

 

読了日:01月17日

著者:鬼頭 敬子

オススメ度 ★★☆ 星2つ 

 

学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41 

勉強、学力よりも生活についてハッとさせられることが多かった。

例えば、翌日の時間割は自分でそろえさせる。

自分の身の回りのことは自分でやる。

とっても当たり前のことだけど、生きていくうえで大切なこと。

親が何でもやってあげると子供はいつまでたっても出来ない。

そのまま大人になる。

そういう大人います。

陰山先生の他の著書も読みたい。

学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41 (小学館文庫)

学力は家庭で伸びる―今すぐ親ができること41 (小学館文庫)

 

読了日:01月18日

著者:陰山 英男 

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

 

 

 

いまさら翼といわれても

やっと古典部シリーズの続編が読めた。

折木の省エネの考えは好きなんだけど、言葉も省略するから相手に伝わらず、結局付け足して喋る部分とか、私が相手だったら会話するのが疲れちゃうかもなぁと思いながら読んだ。

続編も期待。

いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても

 

読了日:01月21日

著者:米澤 穂信

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

忘れられた巨人 

前回読んだ『充たされざる者』を読むのは苦労したけど、こちらは好きなテイストですんなり読めた。

読了感は「何だかよくわからないけど面白かった」理解できなくて、霧がかかっている状態。

読み終わって「あー!面白かった!」となる小説も好きですが、理解出来なかったぞ、悔しいぞ、と結局また読みたくなるのはこの手の本です。

忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)

忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)

 

読了日:01月25日

著者:カズオ イシグロ,

オススメ度 ★★★ 星3つ

 

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

はあちゅうさんがオススメしてたので読んだ。

アメリカはスケールがデカイし、夢があるなぁ。

ドン底も信じられないほど深いけど、それをカミングアウトして精神力も逞しい。

それは日本人ではなかなか出来ない強さ。

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

アメリカのめっちゃスゴい女性たち

 

読了日:01月26日

著者:町山 智浩

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

精神科医が教える 良質読書

読書が苦手な著者の読書本。

量より質。

今の私には耳が痛い。

読書の目的、読む人によって読者方法があっていいと思う。

読者方法まで決められてしまったら、楽しめないから。

そうは言っても、他の人の読書方法は気になる。

良さそうな所は取り入れたい。

精神科医が教える 良質読書

精神科医が教える 良質読書

 

読了日:01月27日

著者:名越康文 

オススメ度 ★☆☆ 星1つ 

 

櫻子さんの足下には死体が埋まっている

ラジオで北海道が舞台の小説として紹介されていたのをキッカケに読んだ。

元道民としては、道民あるあるが随所にあり、懐かしかった。

死体の状態からの検死判断はリアルで櫻子さんの知識の深さに驚き。

テレビよりもわかりやすいかも?!シリーズ化されているけど、道民ネタも続いてくれているのかな?

読了日:01月29日

著者:太田 紫織

オススメ度 ★★☆ 星2つ

 

女の子を伸ばす母親は、ここが違う!

娘がいるので読んだ。

女の子と男の子の違いはどうしたってある。

まだ1歳の娘のも教えたわけではないけれど、だんだん女の子らしさが出てきているのは面白い。

そして、元女の子の私もウンウンと頷きながら読んだ。

女の子を伸ばす母親は、ここが違う!

女の子を伸ばす母親は、ここが違う!

 

読了日:01月30日

著者:松永 暢史 

オススメ度 ★☆☆ 星1つ

 

 

 

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【読んだ本まとめ】2018年12月に本好き主婦が読んだ話題のビジネス書『アウトプット大全』など14冊紹介

 

2018年12月の読書メーター

読んだ本の数:14冊

読んだページ数:4409ページ 

 

 

 

 

世界一やさしい 簿記の教科書 1年生

簿記の資格を取るか迷ったので3回読んでみた。

世界一やさしい 簿記の教科書 1年生

世界一やさしい 簿記の教科書 1年生

 

読了日:12月01日

著者:村田 栄樹

不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」

著者の体験話、たくさんの実験、実生活での活かし方は面白い。

(同じような内容が繰り返し、前著書とかぶる部分も多々あるが)

各章ごとにまとめがついて、わかりやすい◎

不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」

不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」

 

読了日:12月05日

著者:ダン・アリエリー,Dan Ariely

経済は感情で動く : はじめての行動経済学

行動経済学の本をたて続けに読んでいても「あっ!」っと思わされることあり、楽しみる。

コラム、教訓で更にわかりやすさ、実生活への活かしやすさアップしてる。

経済は感情で動く : はじめての行動経済学

経済は感情で動く : はじめての行動経済学

 

読了日:12月07日

著者:マッテオ・モッテルリーニ

ヤノマミ

 「ノモレ」で心が震え「ヤノマミ」へ。

生と死に対する尺度がまるで異なる。

私たちが正しいとしてきたことが通用しない。

よく笑うとことが印象的。

それほど文明人は笑っていないということなのかも。

ヤノマミ (新潮文庫)

ヤノマミ (新潮文庫)

 

読了日:12月08日

著者:国分 拓

年収1億円になる人の習慣

簡単なこと、小さなことでも続けることは難しい。

一つ一つ習慣化し、それを積み重ねていくと変わる。

頭ではわかっても行動出来ないのが凡人、つまり私。

年収一億を超えるとなると他人を引きつける人間性もないといけないと感じた。

年収1億円になる人の習慣

年収1億円になる人の習慣

 

読了日:12月10日

著者:山下 誠司

モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

モンテッソーリの内容、説明については薄く、家庭ですぐ取り入れられる実践的な遊び方に重きをおき書かれている。

9つの知能をバランスよく引き出すという箇所は今まで読んだ育児・教育本にはなかった新しい発見だった。

モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方

 

 読了日:12月10日

著者:伊藤 美佳

学びを結果に変えるアウトプット大全

インプットばかりしていると反省。

アウトプットがなぜ大切なのか、から方法までより具体的にイラスト、図形もありわかりやすい。

その為、内容が充実し、読みやすい。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

読了日:12月10日

著者:樺沢紫苑

ソラリス

自分が思い描いていたSF小説とは違っていた。

地球外生命体というと宇宙人を想像する、文字通りどこか人らしさがある見た目。

ソラリスは違う。

コンタクトのとり方も独特。

読み方によって変わる難しい作品。

解説も読みたい。

読了日:12月12日

著者:スタニスワフ・レム

モンゴメリ赤毛のアン』 2018年10月 (100分 de 名著)

マシュウの「わしらのほうであの子になにか役にたつなもしれんよ」という言葉は少女アンの成長物語だけではないことを知った。

幼少期に見たテレビアニメでしか赤毛のアンを知らない。

アンは元気なおてんば娘、マリラは冷たい印象のままだった『赤毛のアン』を読み始めるキッカケになった。

モンゴメリ『赤毛のアン』 2018年10月 (100分 de 名著)

モンゴメリ『赤毛のアン』 2018年10月 (100分 de 名著)

 

読了日:12月19日

勝間式 超ロジカル家事

家事に関しては主人は戦力外。

私だって嫌々やっている。

少しでも体力的にも精神的にも楽になりたくて読んだ。

私は料理は献立を考えることが一番面倒なことなので、こちらについては別書「食事ハック」も読んでみたい。

収納、ファッションについては納得。

既に実践しているものも多い。

勝間式 超ロジカル家事

勝間式 超ロジカル家事

 

読了日:12月20日

著者:勝間和代

赤毛のアン赤毛のアン・シリーズ〈1〉 

最後のアンの決断にマリラ目線で読んでしまい涙が。

周りの大人たちも変えてしまうアンの前向きな姿に読者である私も魅力された。

子供のときに読むのと大人になってから読むのと面白いと思うポイントが良い意味で違うかもしりない。

少女向け児童書だと侮ってはいけない。

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

 
 

読了日:12月23日

著者:ルーシー・モード・モンゴメリ

Aではない君と

自分の子が殺人を犯したら?

子がいる私には他人事ではない内容。

心を殺すのと体を殺すのとどちらの方が悪いのか…こたえを親子で探していく。

Aの親目線で読んだこともあり、Aに対して同情が沸いたが、改めてAの犯したことを考えるとA、そして親に怒りが込み上げてくる。

Aではない君と (講談社文庫)

Aではない君と (講談社文庫)

 

読了日:12月25日

著者:薬丸 岳

20歳の自分に受けさせたい文章講義 

自分の頭の中ことを言葉、文章にするのが苦手な私には有り難い本。頭の中のぐるぐるを整理したい。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

 

読了日:12月28日

著者:古賀 史健 

世にも奇妙な君物語 

世にも奇妙な物語よりも面白かった!

どんでん返しでゾワッとした。

世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

 

読了日:12月31日

著者:朝井 リョウ

 

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【決定版!面白い本ランキング2018】読書好き主婦がオススメ本15冊を紹介する

2018年を総括。

2018年は1年で100冊の本を読むことを目標に黙々と本を読み漁り・・・

読んだ本の数:174冊

読んだページ数:46747ページ

見事、達成できました!!

(拍手)

 

今日は174冊読んだ本の中から、

特に印象に残っている本を15冊ピックアップしてみました。

 

 

 

・小説

 

かがみの孤城

かがみの孤城

 

 『かがみの弧城』 辻村深月

内容

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。

感想

納得の本屋大賞大賞!辻村深月の最高傑作だと思う。作者の本は好きだけど、個性が強すぎるキャラや辻褄合わせに感じるミステリー、長い背景描写に疲れることも正直あった。が、それがない。作者らしさ、強みはちゃんとあって、完成度が高い。いやー、面白かった!

 

 

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)

 

 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子

内容

「大穴」という名前、金色に染められたパサパサの髪、行方知れずの父親。自分の全てを否定していた孤独なダイアナに、本の世界と同級生の彩子だけが光を与えてくれた。正反対の二人は、一瞬で親友になった。そう、“腹心の友”に―。

感想

ああ、やばい。私の好きな要素が詰まっている。 友情、恋愛、衣食住、少女から大人になる過程の小説が好き。境遇は違っても心の葛藤は誰しもある。 あの頃の気持ちを思い出し、こそばゆくなる。たくさん本も出てきて、読書好き女子にはたまらん!

 

 

新参者 (講談社文庫)

新参者 (講談社文庫)

 

『新参者』 東野圭吾

内容

日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。

感想

人気作家の理由・・・面白い!これにつきる。 加賀恭一郎シリーズと知らずに読んだけど、登場人物たちの関係性、背景、過去などモヤモヤせず楽しめた。犯人を突き止めるまでの過程が今まで読んだことのない手法で斬新!

 

 

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

 

日の名残り』 カズオイシグロ

内容

品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。

感想

これといった山場はないのに最後まで読ませてしまうからすごい。そして、余韻がやばい。モヤモヤしたものがずーーーっと残る。で、他の作品も読んでみたくなる。これが作者の特徴なんだと思う。でも、カズオイシグロの初読みが『充たされざる者』だったら正直、挫折してたよ。

 

 

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)

 

『大聖堂』 レイモンドカヴァー、村上春樹

内容

表題作に加え、「ぼくが電話をかけている場所」「ささやかだけれど、役にたつこと」ほか、一級の文学としての深みと品位をそなえた、粒ぞろいの名篇を収録。成熟期の風格漂う、レイモンド・カーヴァー最高の短篇集

感想

どの短編も肉付けされており、だからといって余計な肉ではなく、無駄がない。短編でここまで登場人物たちのリアルを表す文章力がすごい。表題作表題作「大聖堂」は良すぎた。これだけを読みたいがために、本をめくることもあると思う。

 

こころ (新潮文庫)

こころ (新潮文庫)

 

『こころ』 夏目漱石

内容

「私」は、鎌倉の海で出会った「先生」の不思議な人柄に強く惹かれ、関心を持つ。「先生」が、恋人を得るため親友を裏切り、自殺に追い込んだ過去は、その遺書によって明らかにされてゆく。

感想

高校の授業以来に夏目漱石を読む。内容は覚えていたけど、当時と印象は変わった。先生もKも随分と幼い考えを持った人物のように思える。一応、高校時代よりも恋愛経験をした、私が大人になったということか。名作なので様々な解説があり、それを読むと新しい発見もあり、より楽しめた。

 

 

・ノンフィクション

 

極夜行

極夜行

 

 『極夜行』 角幡唯介

内容

ひとり極夜を旅して、四ヵ月ぶりに太陽を見た。まったく、すべてが想定外だった―。太陽が昇らない冬の北極を、一頭の犬とともに命懸けで体感した探検家の記録。

感想

冒険家気分を味わえ、人間の本質が垣間見れ、心配したり笑ったりハラハラしたり…1冊で色々な感情を引き出してくれた。体験するのが一番なんだろうけど、それはとても無理だから、映像ではなく角幡さんの言葉を通して、未知の世界を体感できた。

 

 

ノモレ

ノモレ

 

 『ノモレ』 国分拓

内容

ペルー・アマゾンの村長ロメウは、文明社会と未接触の先住民イゾラドが突如現れたと知らされる。ロメウの曾祖父が言い残した、百年前に生き別れになった仲間(ノモレ)の話。ロメウは、イゾラドが、その子孫ではないかと思い始めるが――。

感想

衝撃としか言い表せない内容。 取材当時2016年においても、文明社会と一切の関わりを持たない先住民族。 まず、地球上に未だに接触したことがない民族がいることに驚く。 言葉が通じない中「敵ではない」という態度を示すが、コミュニケーションすら満足に取れない。 まさに未知との遭遇。 前作『ヤノマミ』もオススメ。

 

 

・実用書

 

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学

 

 『パパは脳研究者』 池谷裕二

内容

脳研究者・池谷裕二が、娘の4歳までの成長を、脳の発達と機能の原理から分析し、子育てのコツとして惜しみなくご紹介!専門家だから伝えられる「脳科学の育児術」は、大人にとっても新しい発見があること、間違いなし。

感想

脳科学者の子育て日記。子育てもろくにせず、研究結果をただ偉そうに書いてある本より親しみがあって私は好き。子どものちょっとした成長を脳科学的にわかりやすく解説してくれるから読みやすかった。コラム◎、早期教育に興味がある人にも良い。

 

 

『遺伝か、能力か、環境か、努力か、運ナノカ』 橘木俊詔

内容

格差が拡大し固定化する社会のなかで、いかに生きればいいか。格差研究の第一人者が知識を総動員し、その打開策を探る。

感想

子どもが出来ると特に考えちゃう「才能」だとかそういうものを。薄々感じてたことがまとめられていて、やっぱりね!ってと納得。変えられない運もあるけれど、それは捉え方次第だと私は思う。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

『嫌われる勇気』 岸見一郎、古賀史健

内容

 アドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。

感想

他者の人生ではなく、自分の人生を生きる。ハッとさせられることも何個もあった。今、この瞬間、スポットライトを浴びていることを意識すれば、15年後、45歳の私は変わっているに違いない。ベストセラーになるのも納得。また読みたいと思った。 

 

 

 『「おカネの天才」の育て方 一生おカネに困らないために、親が子供に伝えるべき「おカネの話」』 ベス・コブリナー、関美和

内容

子供に賢いおカネの習慣と金銭感覚を身に付けさせるために、「おカネの使い方」「貯金」「借金」「保険」「投資」「学費」「社会への還元」などについて、子供の年齢層に応じたアドバイスを保護者に伝授します。

感想

子どもに教えるお金について書かれている本は珍しい。 私自身は、お金について親から教えてもらった記憶はない。 (お小遣い帳をつける、貯金する、闇金を利用しない・・・などは言われたけど) 生きていくうえで必要なことはわかっている。でも教え方がわからない。そんな私のような親にオススメ。

 

 

・児童書

 

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

 

赤毛のアン』 ルーシー・モード・モンゴメリ村岡花子

内容

ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄妹に引き取られたやせっぽちの孤児アン。初めは戸惑っていた2人も、明るいアンを愛するようになり、夢のように美しいプリンス・エドワード島の自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく―。 

感想

最後のアンの決断にマリラ目線で読んでしまい涙が。アンの前向きな姿勢は周りの大人たちをも変えていく。私はどんどんアンに魅力された。子ども頃読むのと大人になってから読むのと、面白いと思うポイントが良い意味で違う。少女向け児童書だと侮ってはいけない。 

 

 

鹿の王 1 (角川文庫)

鹿の王 1 (角川文庫)

 

 『鹿の王』 上橋菜穂子

内容

強大な帝国から故郷を守るため、死兵となった戦士団<独角>。その頭であったヴァンは、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。 その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾うが!?

感想

異世界の話は登場人物、国、土地などの関係を覚え浮かべながら読み進めるため、頭を使う。この手の話は小学生の頃の方が想像力豊かで上手くのめり込み、苦なく読めたような気がする。それでも話が面白いので、ページを捲ってしまう。そして、一度世界観に浸ってしまうと抜け出せない中毒性!

 

 

ワンダー Wonder

ワンダー Wonder

 

『ワンダー』 R・J・パラシオ、中井はるの

内容

生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。

感想

どんな子でも学校に通っていれば良い日も悪い日もある。オギーは心が強い。子どもから大人まで考えさせられつつ、楽しめる本。女の子が主人公の『もうひとつのワンダー』もぜひ読んで欲しい。同じ出来事も視点が変わると見え方も変わってきます。

 

 

 

【読んだ本まとめ】2018年11月に本好き主婦が読んだノンフィクション本屋大賞『極夜行』など25冊紹介

11月は1日1冊を目標に読書していましたが、最後に失速。

計25冊の本を読んだ。

ノンフィクション作品にどっぷりはまり、後半は行動経済学関連の本も読み漁った。

ノンフィクションは『極夜行』でドカン!とやられました。

面白さ半端ない。

池谷裕二さんキッカケで行動経済学にも興味が◎

本を読めば読むほど次々に読みたい本が出てくる。

アマゾンの欲しいものリスト、図書館の予約リストの件数が増える、増える。

引き続き時間管理と速読を身につける術を学び、実行中。

 

2018年11月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:7576ページ
ナイス数:232ナイス

 

 

 

 

ズルい仕事術

ズルい仕事術

ズルい仕事術

 

仕事術ではあるけれど、人間性をも高める内容だった。勝間さんの魅力、強さも知った。自分の付加価値を高める。嘘をつかないこと、陰口・悪口を言わないこと、約束を守ること。当たり前のことだけど自信を持って「出来てます!」と言えるだろうか。信頼し、信頼出来る人間関係をきずくことが仕事がやりやすくなり、人生を豊かにしている。
読了日:11月02日

著者:勝間 和代

デジタル時代の基礎知識『マーケティング』 「顧客ファースト」の時代を生き抜く新しいルール

マーケティングを重要視した会社が注目され、未だにニーズも考えずに大量生産している会社もある。安さを売りにして、競い合って…行き着く先は?世代の違いかな、需要はある。別に毎年絶対大してアップデートされてないのに(しててもニーズのない)新商品を出さなくてもいいのにね、とか。
読了日:11月02日

著者:逸見 光次郎

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実

 

幼なかったこともあり、全く事件に対して無知の状態で読んだ。検証もされずに23年目にしてやっと真実が明るみに出た。NHKが取材をしなかったら風化されていた。遠い歴史の出来事ではない、ほんの数年前は戦地であり、そこに日本の警察が武器を持たずに派遣されていたとは…アンコールワットなどすっかり観光地となったカンボジアの平和は文民警察のおかげだ。
読了日:11月04日

著者:旗手 啓介

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層
 

あまりにも衝撃的な事件だったことを覚えている。初めてニュースを知ったとき、親は気が付かなかったの?と正直思った。同じ子を持つ母として、母親の視点も知りたかった。被害者、加害者の生い立ち、人間関係など事細かく事実が書かれている本書を読んだことで、ただの殺人事件ではなく、どの家庭でも起こりえる日本が抱えた社会問題だと知った。家庭にも家庭にも居場所がない少年、少女たちは日本に数えくれないいるのだ。
読了日:11月05日

著者:石井 光太

自分では気づかない、ココロの盲点 完全版 本当の自分を知る練習問題80

『パパは脳科学者』が面白かったので池谷裕二さんの他の著書も気になって読んだ。難しい内容なのにわかりやすく、親しみやすい文章が好み。いかに自分はのクセには気が付かないまま自信満々に生きてるか思い知らされた。自分は平等でモラルもあって、正しいとみんな思ってるんですね。価値基準なんて立場が変わればかわる。自分の認知バイアスを知ってて損はなし!
読了日:11月06日

著者:池谷 裕二

デジタル時代の基礎知識 『リサーチ』 多彩なデータから顧客の「すべて」を知る新しいルール

仕事には全然関係ないんだけど、興味があり読んだ。今の時代は知りたい情報しか目に入らないからリサーチ力は必要だと思った。シニア層へのアプローチはなかなか厳しそう。
読了日:11月06日

著者:石渡 佑矢

極夜行

極夜行

極夜行

 

ノンフィクション冒険本は人生初(だと思う)!現実は小説より奇なり。次々にトラブルは発生する。というか、大雑把なのに楽観的で心配になり、スリル感が増す。極限状態の冷静な判断には驚き。冒険家気分を味わえ、人間の本質が垣間見れ、心配したり笑ったりハラハラしたり…1冊で色々な感情を引き出してくれた。体験するのが一番なんだろうけど、それはとても無理だから映像ではなく角幡さんの言葉を通して未知の世界を体感できた。いやー、面白かった!知りたいジャンル、読みたい本が増えてしまった!
読了日:11月07日

著者:角幡 唯介

できない脳ほど自信過剰

できない脳ほど自信過剰

できない脳ほど自信過剰

 

前回読んだ『ココロの盲点』と重複している項目も多数あったけれど、こちらはエッセイということもあって最後まで楽しく読めた。オーパーツという単語が存在することが古代人を見下している、ロボットさを差別している、など本のタイトル通り自信過剰になっていることを気付かされた。最後に人工知能は心強い味方!というのを肝に銘じたい。
読了日:11月08日

著者:池谷 裕二

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
 

知っているか知らないか、実践するかしないかで将来大きな差になると思った。普段何気なく取っている食事、これからの人生を考えたら習慣化してしまった方が楽なんだよね、習慣化するまでが辛いけど。筋肉を付けたくてプロテインを飲み始めたばかりだけど、止めます…確かに原料なんだ?って感じです。健康に良いと思っていたことが裏目に。日頃から知識のアップデートが必要ですね。
読了日:11月09日

著者:牧田 善二

王妃の帰還 

王妃の帰還 (実業之日本社文庫)

王妃の帰還 (実業之日本社文庫)

 

女は派閥を作りたがる。どうしたって気が合う仲間、似た者同士がくっつき合う。ヒエラルキーとかカーストを作ろうと決して意識したわけではないけれど、そして別グループを意識して見下したり、羨ましがったり…。これはもう女の本能なんだと思う。けれど敵だったり、恨み合うばかりの相手でもない。そこが女の難しいところ。ラストシーンが好き、これこそ女の友情という感じがするから。
読了日:11月09日

著者:柚木 麻子

 

 

 

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

 

いくつか読書術本を読んだことがあるので、目新しさはなかった。重要な部分がマーカーしてあるので、読書術がまとめてあるノートという感じ。ステップごとにオススメ本があるところや読むべき本の探し方は参考になった。
読了日:11月11日

著者:西岡 壱誠

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

倒れない計画術:まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ!

 

他の著書と重複している部分もあるが参考になる部分が多い。計画倒れの落とし穴、計画実行の悩みはビジネスシーンではあるあるだからすぐに反省、実行できる。パート主婦のスケジューリングもあるのは嬉しい。ビジネスマンだけが時間術、計画術を取得したいわけじゃないんだぞ!っと。『超時間術』も読んでみたい。
読了日:11月11日

著者:メンタリストDaiGo

名作なんか、こわくない

名作なんか、こわくない

名作なんか、こわくない

 

エッセイ+名作紹介。自分がいかに名作と言われる本を読んでいないか思い知る。が、好きな作家が好きな本というのは読みたくなる。こういう本を読んでいるから作品に響いているのかと頷ける。やっぱり柚木麻子さんには女のドロドロを描いてほしい。
読了日:11月11日

著者:柚木 麻子

遠くの声に耳を澄ませて

遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)

遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)

 

友達、家族、同級生、親戚…自分の知り合いのことを書かれているかのような短編集。心がちょっと温かくなるような短いお話。
読了日:11月12日

著者:宮下 奈都

一生分の好感と幸せを手に入れる NY流「見た目」のルール

一生分の好感と幸せを手に入れる NY流「見た目」のルール

一生分の好感と幸せを手に入れる NY流「見た目」のルール

 

ブログを楽しく読ませて貰っているので本もチェック。ブログで書かれていることをまとめた本。読んだことない人は参考になるかも?!日本人が抱くNYの人のイメージと実態は違いますよ、ビリオネアの人はこんな見た目ですよ、というリアルがわかる。
読了日:11月14日

著者:コモンるみ

独学術

独学術 (ディスカヴァー携書)

独学術 (ディスカヴァー携書)

 

独学術というより自分の知識、独学について語っている。具体的な術には書かれていない。多読する、オリジナル原本を読む、本を買う…など、この手の本では当たり前のこと書かれているかな。速読は否定的だったり、独学方法は自分に合っている方法を模索するしかないなぁと思います。独学術としては学ぶところが少なかったけど、知識があることによって見え方、考え方が広がるということはよくわかった。
読了日:11月15日

著者:白取 春彦

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール

時代はSNSだなぁーっとしみじみ思った。本書はフェイスブックツイッター、インスタグラム、ラインの基礎知識から分析方法まで網羅されてます。最新の成功事例もあってわかりやすい◎普段、使ってても見落としているキーワードもあって、個人で仕事してる人にも使える1冊だと思います。
読了日:11月16日

著者:林 雅之

充たされざる者 

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

充たされざる者 (ハヤカワepi文庫)

 

今まで読んだカズオ・イシグロとは違うテイスト。登場人物も町も何もかもがぼんやりしている。主人公は約束を守ろうとして必死だけど、解決はせず後回しにしてばかり。頼まれたら全部引き受けるし、最後はどうなるの?とかなり長い大作にも関わらず読み進めてしまう魅力がある。私は最後までぼんやりしたまま読み終えてしまったので、また数年後に読み直したいと思う。ちょっとすぐには無理。

読了日:11月16日

著者:カズオ イシグロ

ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険)

ねじまき片想い (創元推理文庫)

ねじまき片想い (創元推理文庫)

 

独自のスタイルもあって、西嶋への片想いをガゾリンに仕事する姿はかっこいいと思った。後半になるにつれて、西嶋のようになっていく(魅力が薄れていく)宝子は歯がゆかった。
読了日:11月18日

著者:柚木 麻子

たべたいの 

たべたいの(新潮新書)

たべたいの(新潮新書)

 

食べ物に関するエッセイなのに食べたいと思わない。壇蜜独自の世界観は健在で文体は大好きなのに不思議。グルメエッセイではなく、壇蜜のエッセイとして楽しんだ。
読了日:11月20日

著者:壇蜜

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

 

全くの未知の文化と世界観にただただ驚いた。当たり前のことではあるが、自分の価値観がいかに狭い世界でつくられてきたかを思い知った。過去、未来という概念がなく、見たことあることしか信じない。アメリカ(やブラジ)文化に染まらず、独自の文化を貫く。自分のフツウが通用しない。ピダハンのように生きることは出来ないが、学ぶことはある。そして、30年以上もピダハンと共に暮らし、一般人にも面白く、わかりやすい本を出した著書にも感謝。
読了日:11月20日

著者:ダニエル・L・エヴェレット

日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

日航123便墜落の新事実  目撃証言から真相に迫る

日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

 

ずっと事故だと思い、事件の可能性すら疑ったことがありませんでした。事故なのか、事件なのか。ただ真実を知りたい。
読了日:11月23日

著者:青山透子

男と女の理不尽な愉しみ 

男と女の理不尽な愉しみ (集英社新書)
 

林真理子さんが聞き手に回り、壇蜜さんの良さを引き出しているように感じた。男と女と、世間を騒がした出来事を違った角度で語っていて面白い。
読了日:11月24日

著者:林 真理子,壇蜜

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

 

個人的にアメリカのように自分の意志優先で自分で何でも決めることが良いというような流れを感じていたが、社会的、文化的な背景で選択が変わり、幸せや満足度に影響についても触れられていることで私自身の選択に大いに参考になった。その他、実験が多岐に渡る点、読みやすさでも満足の1冊です。
読了日:11月27日

著者:シーナ アイエンガー

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

 

行動経済学おもしろい!自分で決めているつもりでも周りや社会に影響を受けている。それは仕方のないことだけど、知っているだけで決断を変えることが出来る。
読了日:11月30日

著者:ダン アリエリー

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