発育に悪影響!妊娠中だけでなく、出産後(授乳中)もお酒は飲めません

産婦人科に行ってきました。

胎のう(赤ちゃんを包んでいる小さな袋)が確認でき、妊娠していることがわかりました。

心拍はまだ確認出来ていません。

流産する可能性が高いので、両親には心拍が確認できてから妊娠していることを伝えるように言われました。それまで内緒です。

妊娠していると何となく勘付いてはいても、胎のうの写真を見て、先生に告げられると気持ちが高ぶりました。すぐに主人にもメールで報告しました。

 

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夜、主人はお祝いにとシャンパンを買って帰ってきました。

「出産終わったら飲もう!」と上機嫌でした。

妊娠検査薬の時は表情があまり変わらず、喜んでいるようには見えなったので、シャンパン好きの私の為に買ってきてくれたのは素直に嬉しいです。

ただ・・・

「出産した後も授乳があるから飲めないよ」

「え?そうなの?」

「お店の人何か言ってなかった?」

「困った表情してたかも・・・・」

嬉しさよりも出産に対する知識の無さに驚いてしまいました。

私の不安さを察してか「俺、子供好きだから大丈夫だよ」「コウノドリ読もうかな」と呟いていました。

好きだけでは育てられませんよね。私もきちんと知識を得たいと思います。

 

 

買ってきてくれたシャンパンにはもちろん記載があります。

妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

どう判断するかは母親です。妊娠中に喫煙する母親だって何人もいます。

悪影響になるものを100パーセントなくすことは不可能です。でも、リスクを減らすことは出来るのではないかと私は思うのです。

▼追記 

2017年9月に元気な女の子を出産しました!

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2017年4月~18年3月生ランキング

恋愛とは?不倫とは?夫婦とは?恋愛小説の女王が恋愛の本質を描く「真昼なのに昏い部屋」江國香織

真昼なのに昏い部屋 (講談社文庫)

真昼なのに昏い部屋 (講談社文庫)

 

恋愛のあらゆる局面を描いた中央公論文芸受賞作

 

あらすじ

 

軍艦のような広い家に夫・浩さんと暮らす美弥子さんは、「きちんとしていると思えることが好き」な主婦。アメリカ人のジョーンズさんは、純粋な彼女に惹かれ、近所の散歩に誘う、気づくと美弥子さんはジョーンズさんのことばかり考えていた―。

 

 

感想

 

2016年、世間を賑わせた“不倫”の話です。

この本を読むまで私は不倫に容認的でした。理由はいくつかありますが、一番の理由は恋愛とはそういうものだと思っていたからです。不倫も似たようなもので相手がたまたま結婚していただけだと。彼女(彼氏)がいる人を好きになった経験ある人もいるでしょう?

美弥子さんはジョーンズさんの手助けで“世界の外”に出ます。知らなかった世界を知るということは、とてもワクワクしますし、自分がドラマの主人公になったような気分になります。何だって出来る気がするのです。

ヒーローだから敵を死に追いやることが許されるけど、現実では正義だからといって人殺しは許されない(なぜか戦争は別だけど)。不倫も同じで映画や本などの想像の世界では許される行為だと私は思っています。想像上のヒーロー(ヒロイン)に自分がなるのは自制心がないからです。美弥子さんは世界の外に出たことによって、セーブし過ぎていた自制心の反動からコントロールが効かなくなってしまったのです。

そう思った途端、初めて不倫に対して嫌悪感を抱きました。(結婚をした、子供が出来たという自分自身の変化が影響もしているのは否定できませんが)主要人物である美弥子さん、浩さん、ジョーンズさんの3人の心情にも読むほど苛立ってきます。3人とも驚くほど自分中心で物事を考えています。自分の行動、発言でどう未来が変わるのか全く頭に過ぎりもしないのです。その結果が最後の結末だと思います。

小説、映画、ドラマという空想の世界だから楽しめることもあるのではないでしょうか。だから、昔から不倫を題材にしたものがあり、根強い人気があるのです。それが恋愛だから現実もOKとはならないのです。現に自制出来ている人もいるわけですから。

恋愛という誰もが経験したことのある感情をここまで読み手を揺さぶるのは、さすが江國香織だなぁと思いました。個人的にはドロドロしていない江國香織作品の方が好きですが。

 

社会人になる前に読もう!学校では教わらない生きていく上で必要な知識「知らないと損する 池上彰のお金の学校」池上彰

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

 

金利とは?

お金はどうやって発行するの?

なぜ円高か?

格安のカラクリとは?

お金のすべてがわかる!

 

内容

 

そもそも、お金とは何でしょう?

金利とは? 株とは?

保険とは? GDPとは?

あなたは説明できますか?

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)

 

 わかりやすい解説で定評のある池上彰が、わかっているようでわかっていない、お金のしくみを徹底解説。

基礎がわかれば、お金の流れがすんなりわかる!

 

感想

 

お金についての知識の復習目的で再読。

お小遣いを貰って、銀行に口座をつくって、給料を貰い、保険に入る。ローンを組んで家を購入し・・・こんなにも身近な存在であるのにお金について学校で習うことはありません。お金についてはみんな自分で勉強するしかないのです。

数年前に本書を読んでから、銀行、保険につては人任せではなく、自分で調べ勉強して決めるようになりましたし、格安商品の裏側も考えてから購入するようになりました。みんな入っているから保険に入る、知らないから投資はしないという判断はお金の知識の差であり、その差がますます貧富の差にも繋がるのではないかと思います。出来れば社会に出る前にこの手の本を読むのがおすすめです。

あとがきに学生が強い反応を示した機会費用について書かれています。

あなたがある選択をすることで、他の選択を放棄している。このように考えると、いまとっている行動が大変貴重なものであることがわかってきます。

 あなたも、この本を購入したことで、他のことにだって使えるお金を支出しました。この本を読むことで、別の楽しい時間を過ごすチャンスを捨てました。

 それだけの機会費用を払ってまで、この本を読んだのですから、それだけの効果があることを切望します。

時間とお金の“他の選択の放棄”。このブログを書く、または読むことも他の選択を放棄している行為です。意味のあるもの、意味のあったと思えるようしていきたいです。

 

 

 

目次

 

まえがき

一限目 お金の歴史

そもそも、お金とは何でしょう?/「紙幣」の誕生

両替商から銀行へ/日本銀行の誕生と統一の紙幣

日本銀行の役割① 銀行にとっての銀行/日本銀行の役割② 政府の銀行

日本銀行の役割③ 紙幣を発行する発券銀行

国債の量が紙幣の量を決める

二限目 銀行

銀行はどうやって儲けているの?

金利

金利とは「我慢料」と「レンタル料」/日銀が金利を決めていた時代

国が決める短期金利/市場が決める長期金利

リーマン・ショックから読み解く金利の動き

銀行の賢い利用方法

ローンと信用実績/ローンを組みやすい人、ローンを組みにくい人

メインバンクをつくろう/自分の信用度を育てていく

変動金利が得なのか、固定金利が得なのか

「手数料」はコストカットのため/ネット銀行

三限目 投資

株式投資

株って儲かるの?/証券会社は何をやっているか

株式会社にお金が入る仕組みとは?/株式会社の歴史

ウォール街の誕生/日経平均は日本の体温

株価

株価が上がるとどんな得があるのか/株式分割の怪

非上場にする意味

債券

格付け会社の役割/外国債を買う時は証券変動リスクに気をつけて

投資信託

投資信託とは?/信託報酬って何?/金融広告に気をつけて

目論見書をしっかり読む/ファンドの仕組み

「お金を儲ける」以外の価値がある

忘れてしまうくらいの額がちょうどいい

FX

FXはギャンブルなのか/証券金取引って何?

金投資

通貨の信用が落ちると、金の価値が上がる

「売り」の量が限られている

ETF

わかりやすさが特徴のETFETFの種類/ETFよもやま話

先物取引

先物取引の仕組み/先物取引は江戸時代に始まった

四限目 保険

保険は何のためにあるのでしょうか?

生命保険

貯蓄型と掛け捨ての違い/保険金不払い問題について

がん保険は「現代の保険」/保険と貯蓄は同じ役割

損害保険

損害保険はイギリス発祥/保険会社の保険会社

年金

年金は「長生きするリスク」に備えた保険

年金制度加入はなぜ「義務」なのか

五限目 税金

税金は何のために払うか/税金の使い道を決めるプロ=政治家

税の形が国の形を決める/大きな政府、小さな政府/直接税と間接税

所得税

所得税控除の仕組み/サラリーマンと確定申告

消費税

大反対を押し切っての導入/消費税は「預かりモノ」

特別会計という“類似”税金

空港と高速道路の建設費は誰が払っているの?/高速道路も特別会計

NHKの受信料は「受益者負担

特別授業・一 ニュースの中のお金

なぜ円高

世界中のお金が日本で雨やどり!?/通貨引き下げ競争

日本の円高は「仕方がない」!?/円高だと何が起きるのですか?

なざ震災後に円高になったのか/効果が少ない日本の単独介入

GDP

震災でGDPは下がるの?/中国のGDPが日本を抜いた

経済成長率とは何か?/中国経済の本当の力は?

裏の経済はGDPに入らない

デフレとインフレ

お金持ちに有益なのがデフレ/借金をしている人に有益なのがインフレ

名目金利と実質金利

特別授業・二 身近なお金

給料とボーナス

給料について/インフレ・デフレと給料の関係

ボーナス制度の二つの意味/人件費と内部保留

格安商品の仕組み

「一つ」に絞ってコスト削減

定年になったばかりのパイロットは即戦力で格安!

「格安」でも稼げる仕組み/グルーポンの仕組み

アウトレット、格安旅行の仕組み

ギャンブルの経済学

宝くじ、競馬について/ギャンブルの経済効果

外国人限定のカジノをつくればそこは豊かになる!?

あとがき

結婚生活2年目のアラサー主婦が妊娠検査薬を初めて使いました・・・結果は?(判定結果画像あり)

生理が遅れていたので、初めて妊娠検査薬を使いました。

失敗?とかしたら嫌だなと思い、プレセルフ2回用を主人と一緒にドラックストアで購入しました。

生理予定日の1週間後から検査可能で、99%以上の正確さの検査薬です。

 

【第2類医薬品】プレセルフ 2回用

【第2類医薬品】プレセルフ 2回用

 

 

判定結果が薄く、心配になったので日を改めて再び挑戦。

それでも薄いですが、判定の所に線が・・・

ネットで画像検索すると同じような画像が出てくるので間違いないかと思います。

 


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産婦人科に行ってきます。

子育ての本を読まなくちゃ!妊娠中いっぱい本読めるかな?早く絵本読んであげたい!はやる気持ちが抑えられません。

 

20世紀の文学を代表する作家「変身」フランツ・カフカ

 

変身 (新潮文庫)

変身 (新潮文庫)

 

 世界文学至上最高の問題作!

「変身」は、恐ろしい夢です。恐ろしい表象です。

「変身」は単なる動物譚ではない。

 

あらすじ

 

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか……。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。

 

感想

 

世界的に余りにも有名な本の感想を書くのは緊張する。

朝、目を覚ますと自分が虫になっていたら・・・想像するだけで恐怖だ。しかし、主人公グレゴールは自分が虫になったことを冷静に受け止めている。パニックになるどころか、仕事に行こうと試みる。グレゴールの部屋から巨大な虫が出てくると、家族は驚きながらもその虫をグレゴールだと認識している。あまりに衝撃的な出だしに関わらず、淡々とした文章が進む。どうやら人間に戻ろうとする単純な話ではないといういことが理解出来る。

一家の大黒柱であった自分が虫になってしまう、家族の生活はどうなってしまうのかと不安に思い、家族の会話を盗み聞くシーンが頻繁にある。今まで食べていた人間の食べ物が口に合わず、壁や天井を這い回っても、心は人間グレゴールのままのようだ。自分が良かれと思いとった行動が家族に恐怖と怒りをかい、終いには父親の投げた林檎が背中にめり込み、気を失う。重症を負ったグレゴールは永遠に体を自由に動かすことが出来なくなる。

グレゴールの面倒を引き受けていた妹も次第にぞんざいな扱いをするようになる。自分の姿が変わっても、どんな扱いを受けても、妹を想う気持ちは変わらない。見た目が変わっても自分自身にかわりはないということをグレゴールだけでなく、家族もわかっている。だから大胆な行動を取る。「もしこれがグレゴールだったら、人間がこんなけだものと一緒に住んでいられないということくらいのことはとっくにわかったはずだわ、そして自分から出て行ってしまったわ。きっと」と妹は叫ぶ。後味が悪いとも言えるし、見方によっては希望の見える結末でもある。

カフカは「変身」の扉絵に昆虫を描かれることを猛反対し、両親と妹が明るい部屋にいて、暗い隣室へのドアが開いているところをカフカは提案している。グレゴールの姿について細かい描写はない。もし、虫ではない姿だとしたら? 小説の見方がまた変わる。