育児は大変?育児は楽しい?VERY連載!話題のイケダン小説「クローバーナイト」辻村深月

クローバーナイト

クローバーナイト

 

 

基盤のある女性は、強く、優しく、美しい

母として、妻として、女性として輝く30代ミセス に支持されるファッション&ライフスタイル雑誌『VERY』で連載されたいた小説。

 

 

内容

 

クローバーナイト

クローバーナイト

 

育児は大変?育児は楽しい?何が“普通”になるのかは、誰にもわからないのだ。VERY連載時から話題沸騰!!直木賞作家、待望の最新刊!

 

人物紹介

 

・・・鶴峯家・・・

パパ 裕(35)   会計事務所に勤務。家族を愛するイクメン(?)

ママ 志保(35)  オーガニックコットンの専門ブランド『merci』を企業

長女 莉枝未(5)  ゆりの木保育園メロン組

長男 琉大(2)   ゆりの木保育園イチゴ組

 

目次

 

Chapter_1  イケダン、見つけた?

Chapter_2  ホカツの国

Chapter_3  お受験の城

Chapter_4  お誕生日の島

Chapter_5  秘密のない夫婦

 

感想

 

イケダン=仕事をこなし、家族への配慮も怠らない、家事を積極的に行うイケてる旦那のこと。子育てもすれば、イクメン。現代は仕事、家事、育児を行う女性が多いのにイケてるとは言われない。それほど、男性が家事や育児に消極的だということだろう。

本作を読んでまず思ったのは、こんな都合のいいパパ実在するの?という素朴な疑問。家族、仕事の不平不満を一切言わず、ストレスを感じている様子はない。それはママも同様。夫婦円満だからこそ、そこに違和感。

帯には子育て世代へエールと書いてあるが、保活、受験、誕生日はこんなに大変なのかと子どもが出来る前にギブアップ。VERY読者には当たり前の価値観なのだろうけど、私とは住む世界のレベルが違い過ぎて、参考には出来ない内容・・・ストーリーを単純に楽しむ本になった。辻村深月お得意の謎解きは健在。

 

クローバーナイト

クローバーナイト

 

 

毎月平均300冊以上読む知の巨人の読書術「僕らが毎日やっている最強の読み方 新聞・雑誌・ネット・書籍かた「知識と教養」を身につける70の極意」ジャーナリスト・池上彰、作家・佐藤優

僕らが毎日やっている最強の読み方

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2人の最新スキルが1冊でわかる

大切な時間をネットばかり見て無駄にしていませんか?

どうすれば池上氏&佐藤氏のように自分の力で世の中を読み解けるのか?

2人の「知の源泉」を知り、自分なりの技法を磨け!

「知の源泉」をここまで公開したのは本書が初!

巻頭カラー16ページ!

 

内容

 

新聞 1髪5分で読む、電子版は使える

雑誌 週刊誌、中吊り、dマガジン活用法

ネット スマホ、SNSはどう使う?おすすめサイト全一覧

書籍 速読、多読のやり方、本の知識を活かすコツ

 

僕らが毎日やっている最強の読み方

僕らが毎日やっている最強の読み方

 

 

1)遂に出た!2人の読み方「最新の全スキル」が1冊に

これだけ読めば、全ノウハウがわかる

2)「普通の人ができる方法」をやさしく具体的に解説

今日からできる!これなら続けられる

3)重要ポイントがすぐわかり、読みやすく、記憶に残る

70の極意+総まとめ 重要箇所は色付き

4)具体的な新聞・雑誌リスト、おすすめサイト・書籍を紹介

「何を、どう読むか」答えがここに

5)2人の仕事グッズも完全公開 見るだけで参考になる

ここだけでも面白い!「特別収録」も3つ収録

 

感想

 

上昇志向のあるビジネスマン向けの情報の読み方指南書である。<はじめに>で池上彰は真似をするのでなく、参考にして下さいと述べている。読了して思うのは、そもそも真似は出来ないだろうということだ。(エリートは当たり前に出来てしまうのだろうか?)

次元の違うお二人の本だが、学のない主婦である私にも読みやすい。広く浅く多種多様な活字を読む私には非常に参考になった。何よりも知的探究心が刺激され、読んでみたい分野が広がった。

 

第1章 新聞

実家に帰った時に地方紙を読む程度で、私には新聞を読む習慣がない。ニュースはTVかYAHOO!ニュースをチェックする。私の住む世界では主要ニュース、芸能、スポーツ情報を知っていれば会話が十分成り立つからだ。この本を読んですぐに新聞を購読しようとは思わなかったが、ニュースを得るTV番組とニュースサイトは変更した。

 

第2章 雑誌

雑誌は分厚い、捨てるのが面倒という理由から紙では買っていない。私も佐藤優と同じでdマガジンを活用している。はじめは女性ファッション、ライフスタイル系の雑誌を読むのが目的で登録したが、今ではスポーツ、ビジネスなど今まで読んだことのなかったジャンルの雑誌も読むようになった。月額400円(税抜)で170誌が読み放題、ドコモ以外でも利用でき、スマホタブレット・PC対応は高コスパだと思う。(付録、ジャニーズ好きには向かないけれど)

 

第3章 ネット

一番読みたかった、知りたかった章。一昔前「ググれカス」という言葉が流行ったように、何でも検索するのが主流になった。しかし、最近はネットで調べても優良な情報を得るのに苦労していることに気がついた。自分でブログをするようになってわかったことだが、サイト・ブログ運営者は検索結果上位にヒットするように必死に対策を練っている。本書でも書かれている通り、誰もが(それこそ私も)情報発信できる分、「編集」と「校閲」という機能が欠如する。その結果、間違った情報が散乱し効率が悪くなる、更にネットサーフィンの誘惑に負けてしまう悪循環に陥る。ネットは上級者向けのツールのようだ。まずはSNS絶ちを実施。読書のアウトプットには今後もブログを利用していきたい。

 

第4章 書籍

どんなジャンルでもタネ本(基本書)はせいぜい3冊以内ということにまず衝撃を受けた。言われてみれば、似たり寄ったりな本を今までに読んだ経験している。それを疑問に思わなかった自分を恥じる。ただ、発見するにはたくさん本を買うことしか方法がないと書かれている。注意深く読みたい。

 

第5章 教科書・学習参考書

英語が読めれば、格段に本の幅が広がるのではないかと中学英語から勉強している。外国語取得に必要なのは「お金と時間」、勉強法の要諦は「語彙と文法」。語彙は「教養のあるなし」に如実に反映すると言い切っている。英語よりまず国語の勉強が必要だと諭された気がする。

 

インフェルノ」が日本でヒットしなかった理由はダンテの「神曲」が日本に馴染みがないからだ。また、<おわりに>で佐藤優は“船足の遅い学生が無意識のうちに視界に入らなくなってしまう”と反省している。私が海外文学に躊躇していまう理由は宗教と歴史の教養がないからだ。そして、土台がないと会話が成り立たない(相手に話してもらえない)のは、人生を損させてしまう可能性があることに気が付いた。

 

 

 

目次

 

【池上氏の研究所】池上氏の研究所を大公開!

【池上氏の読み方】新聞10紙は紙で読む

【池上氏の書棚】本に囲まれた研究所

【池上氏の仕事アイテム】ネットは最小限、アナログ重視

【佐藤氏の仕事場】佐藤氏の仕事場を大公開

【佐藤氏の読み方】新聞の約8割は電子版を読む

【佐藤氏の仕事アイテム】「デジタル」+「紙のノート」を使いこなす

【佐藤氏の書棚】やっぱり本は紙で読む!

はじめに 池上彰

序章 僕らが毎日やっている「読み方」を公開

第1章 僕らの新聞の読み方

どの新聞を、どう読むか。全国紙から地方紙まで

【新聞の大前提】新聞はいまも「世の中を知る」基本かつ最良ツール

【全国紙】全国紙レベルでも「新聞=客観報道」の前提が崩れている

【地方紙】県紙・ブロック紙のもつ影響力

【通信社】意外と知られていない、通信社の影響力

【新聞の選び方】「最低2紙」はどの組み合わせがいいか?

【新聞の読み方】新聞は「飛ばし読み」が基本

 ―「見出し」と「リード」に目を通し、迷ったら読まない

【新聞の保管・整理】

気になる新聞はページごと切り取り、しばらく寝かせる

 ―ニュースバリューを時間い判断してもらう

<コラム1> 海外紙・夕刊紙・スポーツ紙の読み方

第2章 僕らの雑誌の読み方

週刊誌、月刊誌からビジネス誌、専門誌まで

【新聞の大前提】雑誌の世界は「定額読み放題」の登場で一変する

【週刊誌】週刊誌では大まかな世間の雰囲気をつかむ

 ―週刊誌は「読書人階級」の娯楽

経済誌ビジネス誌】『週刊東洋経済』など経済誌ビジネス誌の読み方

【月刊誌】『文藝春秋』は論壇カタログ

【国際情報誌】国際情勢を知るためのおすすめ媒体

 ―『フォーサイト』『クーリエ・ジャポン

【専門誌】マニアックな専門誌の意外な効用

【雑誌の選び方】「読みたい記事2~3本あれば購入する」が基本方針

【雑誌の読み方】雑誌も読む時間の「器」を決めて、「拾い読み」が基本

 ―ちょっとした空き時間に雑誌、まとまった時間には書籍を

<コラム2> 海外雑誌の読み方

第3章 僕らのネットの使い方

上級者のメディアをどう使いこなすか

【ネットの2大原則】ネットは「上級者」のメディア

 ―玉石混淆のネット情報から「玉」だけを選び出すのは難しい

【ニュースサイト】ニュースサイトはどこがおすすめか?

【検索】グーグル検索が不便な理由、ウィキペディアが信用できない理由

【SNS】ネットサーフィンの罠、SNSの罠

スマホガラケータブレットタブレット活用のすすめ

 ―スマホ依存は学習を阻む大きな障壁

【おすすめサイト】公式サイトはおすすめ

【海外メディア】海外メディアの使い方

【情報管理】情報管理に使えるクラウドツール

 ―佐藤流「エバーノート」活用術

<コラム3> テレビ・映画・ドラマの見方・使い方

第4章 僕らの書籍の読み方

速読、多読から難解な本、入門書の読み方まで

【書籍の大前提】世の中を「理解する」には書籍が基本ツール

 ―基礎知識は、書籍でしか身につかない

【本の選び方】リアル書店に行って、知りたいジャンルの棚を見る

【古典】ニュースで聞いたキーワードを「古典作品」で深堀する

【入門書】通俗化された良書で時間を節約する

【本の読み方】読み飛ばす本も「はじめに」「おわりに」は目を通す

 ―本のいちばん弱い「真ん中」を拾い読みして、本の水準をはかる

【読書時間・移動時間】読書時間は「逆算の発想」で捻出する

電子書籍電子書籍は2冊目として活用する

<コラム4> ミステリー・SF小説の読み方

第5章 僕らの教科書・学習参考書の使い方

基礎知識をいっきに強化する

【教科書・学習参考書の大前提】まずは「知の型」「思考の型」を身につけるのが大切

【歴史】時間のないビジネスパーソンに「世界史A」「日本史A」はおすすめ

【英語】英語取得には、中学教科書の例文丸暗記

【国語】「擬古文」の参考書を2週間で読めば、戦前の資料も難なく読める

<コラム5> 海外の教科書と「スタディサプリ」の使い方

【特別付録1】 「人から情報を得る」7つの極意

【特別付録2】 本書に登場する「新聞」「雑誌」「ネット」「書籍」「映画・ドラマ」リスト

【特別付録3】 池上×佐藤氏70+7の極意を一挙公開

おわりに 佐藤優

集中力がない人必読!集中力はトレーニングによって高められる!「自分を操る超集中力」メンタリストDaiGo

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

「気が散ってしまい、いつも集中が続かない」

「仕事や勉強で毎日疲れている」

「本番や締切りが近づいて、せっぱ詰まっている」そう思う方、必読。

結果、スピード、時間・・・すべてが手に入る。

食事、睡眠、場所、運動・・・18のメンタリズムで私の人生は激変しました。

  

 

内容

 

TV出演、企業研修、経営者への戦略的なアドバイスニコニコ動画を週4回放送(開始11ヵ月でトップ30入り)、毎日20冊の読書、ほぼ毎日のフィットネスジム通い、まとまった休暇での海外旅行。これらを、ムリなくこなせる私のメソッドを紹介します。

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

その場で試すことができる 「知識」はもちろん、すぐに効果が表れる 「ワーク」も掲載。

本書を読むことで、たとえ疲れたままでも 高い集中力を保つことができ、 仕事や勉強が短時間で 片づけられるように。

 

感想

 

時間術に書かれている本はたくさんある。大抵が仕事や勉強に対する時間術で、家事がメインの私にはどうしても本に紹介されていることがそのまま実践出来ない。後回しになる家事、パートと家庭の両立、読書のアウトプットを集中的に短時間で行える方法を私は捜し求めていた。その時に書店で見つけたのが本書「超集中力」だ。

集中力のある人、ない人の差は、その仕組みを知り、トレーニングを積んでいるかどうかの違いだけ。しかも、集中力の高め方は2通りしかない、という最初の数ページの目から鱗の内容。Amazonのレビューもなかなかの高評価。胡散臭い(失礼)と思っていたDaiGoのイメージが払拭され、気が付くとそのままポチっていた。

第1章は集中力についての基本的な内容。第2章は集中力を高める方法。これは聞いたこと、読んだことのある内容。第3章は疲れをリセットする方法。睡眠については、ショとストリーパーとロングスリーパーの結局どちらがいいのかのモヤモヤが解消された。第4章は具体的な時間術がいくつか取り上げられている。

わかりやすくイラスト、重要なところにはマーカー、1つ1つのテーマごとに最後にまとめが書かれている。短時間で読め、読み直しもしやすい。

 

 

 

目次

 

まえがき

・もはや集中力は、最短・最速で身につくスキル

・集中力で、1年が13カ月になる

・どんなに疲れていても、集中力を発揮できる人の秘密とは?

第1章 集中力を自在に操る3つのルール

集中力の高い人に共通する行動原則とは

ルール1 集中力の高い人は、鍛え方を知っている

・集中力の源は、前頭葉のウィルパワー

・誤解されている集中力のメカニズム

・集中力を鍛える2つのアプローチ

・なぜ姿勢に気をつけるだけで、集中力がアップするのか

・日常に潜む、集中力を奪うトラップ

・あなたが「疲れる」本当の理由

【やってみよう】

バッチ処理

・では、どこに意識を向ければいいのか?

ルール2 集中力の高い人は、実は長時間集中していない

・飽きる前に焦らす。まとまった時間は短く区切る

・なぜ見込み時間をいつまでもオーバーしてしまうのか

・取り組む時間を短くするほど、早く終わる

・集中力は、ノートを開くだけで失われていく

ルール3 集中力の高い人は、「疲れ」を脳でコントロールしている

・トップアスリートが鍛えていたのは「脳」だった

・「ヒザ」と「ヒジ」を、なぜ錯覚するのか

・プライミング効果で、自分を素早く動かせ

第2章 高い集中力を生み出す7つのエンジン

トップスピードで「すぐ没頭できる」自分に変わる

エンジン1 場所

・そのスマホが、あなたから集中力を奪う

・モノを減らすほど、自己コントロール力を増す理由

・環境と条件で、自分を誘惑する

・机に置くだけで、集中力が高まるアイテムとは?

・仕事や勉強の内容によって、場所を移す

・集中力と分析能力を高めてくれる光と音

エンジン2 姿勢

・あなたは、集中しづらいこんな座り方をしていませんか?

・15分に一度、立ち上がるだけで脳がクリアになる

エンジン3 食事

・「低GI食品」と「間食」が、集中力を持続させる

・間食の時間は、血糖値のカーブに合わせる

・知っていますか?コーヒーやエナジードリンクの正しい飲み方

・コップ1杯の水だけで、集中力は上がる

エンジン4 感情

・喜怒哀楽が、集中力をさらに高めるカギになる

・「怒り」は、行動力や問題解決力を高めてくれる

・「哀しみ」は、冷静でフェアな意思決定を促す

・「喜び」「楽しさ」は、創造力を高め、意思決定を早くする

・感情の変化を予測してスケジューリングを立てよう

【やってみよう】

エモーショナル・プランニング

エンジン5 習慣

・7本のハンガーが、集中力を作り出す

・即時判断が、ウィルパワーの浪費を防ぐ

・片付ける習慣で、集中力が持続する部屋になる

・私は、徹底してモノを所有しない

エンジン6 運動

・眠れる野生を運動で取り戻せ

・たった5分で集中力も健康も手に入れるエクササイズをご紹介

・手軽に始められる3つのエクササイズ

【やってみよう】

7分コース 高強度インターバルトレーニング(HITT)

10分コース 階段昇降

30分コース 1駅分の早足ウォーキング

エンジン7 瞑想

・やり方はシンプル。ただ呼吸に注目するだけ

第3章 疲れをリセットする3つの回復法

疲れを感じている方は、ここから読み進めてください

キュア1 睡眠

・できる人ほど、よく眠る

・では一体、何時間眠るのがいいのか?

・何時間寝たか、より何時に寝たか

・快眠を促す習慣。妨げる習慣

・音ではなく「光」で起きる

・少しずつ眠り、少しずつ目覚める

・15分のパワーナップは、3時間の睡眠に匹敵する

キュア2 感情から癒す

・脳の疲れは、目の疲れ

・疲れの正体は、目の周りの筋肉の凝り

・目を温め、ストレッチし、休ませる

【やってみよう】

目を温める

目のストレッチを行なう

目を休ませる

・嗅覚を刺激して、ウィルパワーを回復させる

キュア3 不安を書き出す

・本番のプレッシャーを集中力に変えるには

・休憩後に、速やかに集中状態へ戻るには

第4章 集中力を自動でつくり出す5つの時間術

いつもの仕事の時間を変えるだけで、パフォーマンスは上がっていく

時間術1 超早起き

・朝のゴールデンタイムを自分のためだけに使おう

・時間帯の使い分けには「正解」がある

・朝、行なうべき7つの行動

・朝10分の作業で、1日が超効率的になる

・毎日20冊の本を読む、私の時間の使い方

・早起きで、人生のコントロール感覚を取り戻せ

時間術2 ポモドーロ・テクニック

・25分間で、集中することはたった1つ

・5分間は、無意識の時間を借りる時間

・DaiGo流ポモドーロ・テクニック

時間術3 ウルトラディアンリズム

・自分の集中できるリズムを記録する

・アクティブレストでウィルパワーを回復させる

時間術4 アイビー・リー・メソッド

・6つのステップで集中すべきごとが丸わかり

・大切なこと以外は「やらない」

・集中力の着火剤となる「0番」をトッピング

時間術 5

スケジュールに余白をつくる

・週の2日間は、帳尻を合わせるために使おう

・計画的にサボると、集中力が自動的に引き上げられる

 

紹介されていたグッズ

音ではなく「光」で起きる

Philips Hue(ヒュー) スターターセット v2   929001156101

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 目を休ませる

めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 無香料 14枚入

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芸能人のエッセイ、損などさせられるものか『泣くなら、ひとり 壇蜜日記3』壇蜜

 「美しいまでの潔さ!思わず抱きしめたくなった」作家・柚月裕子さん驚愕

文庫書き下ろし日記、待望の第三弾。

竹取物語をベースにした、壇蜜初の短篇小説「光ラズノナヨ竹」(「オール読物」掲載)を特別収録

 ▽内容紹介 

〝35歳の壇蜜〟という、類い稀なるキャラクターのリアルがここにある!

2016/02/25 晴れ

握った男の手をぐいと引き寄せたかったが、今日のところは勘弁してやる。

 ▽著者紹介

1980年生まれ秋田県生まれ。東京都出身。グラビアアイドル、女優、タレント。

▽おすすめポイント

無料で読めるブログがある中で、エッセイを出版するのは非常に厳しい世の中ではないのかと個人的に思っている。

芸能人というだけでは毎年1冊、今年で3冊目を出版出来ないのではないだろうか。

人を惹きつける文章力が間違いなく必要だ。

連載を6つ抱えているのだから、壇蜜は実力があると言い切ってもいいような気がする。

それほど、壇蜜の文章は面白い。

「消えた」「干された」と言われるらしいが、“グラビアアイドル壇蜜”のファンだけでなく、私のように“物書き壇蜜”のファンも着実に増やしている。

取り繕わない、ありのままの毎日、そして心情がシリーズ1作目から一貫して書かれている。

芸能人なのに男のこと、仕事関係の人のことを赤裸々に書いて、世に出していいの?と読んでいるこっちが心配してしまうくらいだ。

そこもまたこのシリーズの魅力の一つ。

小説家デビュー作「光ラズノナヨ竹」も読みやすかった。もう少し長めの小説も書いて欲しい。

2016.12読了/2019.06訂正

▽関連記事

girl-book.hatenablog.com

 

 

2017年本屋大賞ノミネート!『アメトーーク 読書芸人』又吉直樹と光浦靖子のお気に入りの本「i(アイ)」西加奈子

i(アイ)

i(アイ)

 

残酷な現実に対抗する力を、この優しくて強靭な物語が与えてくれました。

――又吉直樹

読み終わった後も、ずっと感動に浸っていました。なんてすごいんだろう。この小説は、この世界に絶対に存在しなければならない。

――中村文則

 

あらすじ

 

「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!

「サラバ」(直木賞受賞)から2年、全身全霊で現代に挑む衝撃作!

i(アイ)

i(アイ)

 

シリアに生まれ、アメリカ人の父と日本人の母のもとへ養子としてやってきたワイルド曽田アイ。アイの家庭は裕福で、両親は優しく、つねにアイの意思を尊重してくれる。しかしアイは物心ついたときから、恵まれた自身の環境を思うたび、また内戦、地震、テロといった悲劇にさらされる人々を思うたび、「どうして私ではなかったんだろう」と苦しくなるのだった。そんな痛みをひそかに胸に抱きつつ、成長したアイは数学の道に進み、親友のミナや恋人のユウなど、かけがいのない存在と出会っていく。しかし世界ではなお様々な悲劇が起こり続け、アイはそこで死んだ人々の数をノートに書き留め続けるのだが―。

 

感想(※ネタバレ含む)

虚数は想像上の数。実際には大きさなどが見えない数。

「この世界にアイは存在しません」数学教師の一言が忘れられない主人公のアイは自分の存在について疑問に持つ。

「電話でこう言われたの。あなたたちの人生から、私は、私たちは、とっくにいなくなっていたはずですって。」

 今ここで、自分がそう言われたように思った。アニータの窃盗を目撃し、懇願するアニータを解雇したのが、まるで自分だったかのように。

 1988年シリアで生まれ、アメリカ人の父と日本人の母の裕福な養子アイ。なぜ自分が選ばれて、残酷な出来事には選ばれないのか。世界中で起こっていることに胸を痛めている。被害に合わなかった人は祈る権利はないのか。

 でもアイは、自分を許したかったのだ。自分以外の誰か、それも、自分を愛している誰かではない、ほとんど「世界」に等しい無関係の誰かに「それ」を言ってほしかった。そうすることでやっと、それが事実になるような気がした。自分と共にあった言葉、呪いであり友であったその言葉と、今こそ決別するときだった。

「アイは存在する。」

 「この世界にアイは存在しない。」自分自身が信じられない瞬間、否定されることもある。

 

関連本

小説だと今まで視野になかった本が一気に興味のある本に変わる。

気に入った小説だと、なお更。

「Reading Lolita in Tehran」、「テヘランでロリータを読む」と題されたその本は、アメリカでベストセラーになったものだという。

  大学教員でもあった著者アーザル・ナフィーシーが1979年革命当時から対イラク戦争を経たイラン、抑圧されたイスラム世界の中で、秘密の読書会を開いた真実の記録だった。当時ナボコフの「ロリータ」を始めすべての西洋の文学は発禁処分になっていた。つまり、読書が見つかれば、それはほとんど死を意味したのだ。

テヘランでロリータを読む

テヘランでロリータを読む