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as I am

主に本のこと。たまに日記。

グラビアアイドルの私生活「壇蜜日記」壇蜜

壇蜜 エッセイ



 

 

 

壇蜜日記」壇蜜

お色気ムンムンの見た目とは裏腹に可愛らしい声。2013年に大ブレイクをしたグラビアアイドルの壇蜜さん。

個性的なキャラが多種多様に存在する芸能界でも特殊な“愛人”というポジションを確立。男性だけでなく、女性にも好感が得られているのは、セクシーだけでない、どこか“素朴さ”が漂っているからではないだろうか。

勝手に“ライバル”とマスコミがはやし立てた橋本マナミさんへのコメントを芸能ニュースで見て「壇蜜やるじゃん!」となぜか上から目線の感想を持った私は壇蜜さんに興味が持ち、スマホウィキペディアを読み(TVで気になった人をすぐウィキるクセがあります・・・)そのまま壇蜜著書の本をアマゾンでチェック。レビューがなかなかの好評だったので、ほしい物リスト追加したのが昨年末。今月、他の本と共にやっとポチり、読むことが出来た。芸能人とは思えないほど地味な内容が“壇蜜らしい”

 

 

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

 

 

目次

2013 秋

ますます人肌が恋しくなるではないかどうしてくれる。

2013-2014 冬

夕方は暇さえあれば猫を抱き相撲を眺めている。

2014 春

行けることのない温泉旅チラシを眺めて今日が終わる。

2014 夏

するのもされるのも同じくらい好きなことが多すぎる。

あとがき

壇蜜のよる直筆メッセージ

 

バラメータ ※ネタバレあり

日記なので、いつものバラメータにほとんど当てはまらない。

恋愛度   ★★☆☆☆ 星2つ

過去の恋愛、現在進行形の恋愛がチラリとわかる。

壇蜜の芸風同様に日記でもベラベラと何でもかんでも書かれてはいない。

2014年春から夏は恋をしてるのか?!と思わせる文もある。

2014/3/7 晴れ

「俺、お前の事甘やかしすぎたんだよ」・・・・・は、自覚できる位甘やかしてから言ってくれ。

友情度   ★☆☆☆☆ 星0つ

マネージャーとは良い関係のよう。

同じ日に、同じタイミングで、同じバスソルトメーカーの品をプレゼントし合うあたり大分感覚がシンクロしていることに驚く。

家族度   ★☆☆☆☆ 星1つ

たまにポツンと家族が登場する。

壇蜜のコメントは母親譲りだと思った文。

質問に対する母親の答えは「まあ、まわりは色々言うよね」だった。心配も要求も私に怒りとあいまいさで表す彼女は、本当に可愛い人なのだ。

イケメン度 ★☆☆☆☆ 星0つ

TVを観ていてもわかってしまうことがたまにある。あの知識人、あの芸能人を格下に見てるな・・・と。日記にさらりと嫌みを入れつつ、いい男を褒めるのはさすが壇蜜

2014/5/29 晴れ

話し手の専門知識に対して自分の知識が足りていなかったり、話し手の私に対するイメージがご自身より「格下」と抱かれてしまうと、質問した事を鼻で笑われるか冷ややかに対応されたりする事がある。実際に会って話し始めると、「ああこの人、私を格下と思い受け答えしているなぁ」とすぐに気づいてしまう。瞬時に判断できるのは特技かもしれない。その人に話を盛り上げるつもりはないと分かっても特に処置はしない。速やかに無口になるのが最善にして唯一の対応と心得ている。しかし今日会った専門知識を持つ男は、うとい私に対してそうではなかったのでありがたかった。勉強不足は仕事するな、は今は言わないでもらいたい。

オシャレ度 ★☆☆☆☆ 星1つ

流行、ブランドの服を身に付けるだけがオシャレではないのよね。

昔の日本のリーダーと再会する。私も彼も某量産型ブランドのシンプルで安い服を愛用している事で話が沸く。彼は私に対して、華美な印象がないからという理由で対談を承諾してくれたそうだ。地味な装いで生きる事に自信を持たせてくれたこの一言を私は忘れないだろう。

グルメ度  ★☆☆☆☆ 星1つ

家の食事はコンビニ弁当またはカップ麺を啜っている壇蜜

急な来客にも壇蜜流でもてなす。

トマトジュースを沸かしてシーフード味のカップ麺に入れてもてなす。おそらく白身魚であろうフライの冷凍食品を解凍し、豆腐にかつお節と醤油をかけ、サツマイモの煮っころがしの真空パックを開けた。

 

 

 

感想

華やかな生活をしているイメージのある芸能人。

ところが壇蜜の私生活は非常に地味だ。全てが書かれているわけではないだろうが、私よりプライベートは地味なのではないかと思ってしまうほどだ。

薄毛対策と白髪に悩むお年頃。猫と熱帯魚に癒され、休日は自転車でドラックストアで洗剤を買いに行く。コンビニで食品を買い、お金のことを考え、男のことで落ち込む。

芸能人だって、働く女性。悩むこと、考えていることは私とそう対して変わらないことに勇気付けられる。仕事をしたくない日も家から一歩も出ない日もあるのは私だけじゃない、他の人にもあるのか、壇蜜でさえあるのか。

特別なことも驚くことも書かれているわけではない。内容は最初から最後まで坦々としていて、地味で平凡。グラビアアイドルの日記というよりも友人の日記を覗いたような感覚になる本だった。その普通の日記さが私は気に入った。