【女子映画】ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ共演「マイ・インターン」

 「マイ・インターン

いつも女性小説家の読書記録を綴っているけれど、今回は番外篇として女子向けの映画「マイ・インターン」の鑑賞レビューを。

 

 

 感想

プラダを着た悪魔」「プリティプリンセス」のようなシンデレラストーリー要素はありません。だって、この映画の主人公は女性が憧れるものを全てを手に入れているんですから!!

結婚していて、夫は育児、家事に協力的で、子どもは可愛くて、自分が社長でバリバリ働いて、毎日自由にファッションを楽しんで、しかも美人。こんな羨ましいことってあるかー!って思わず叫んでしまいたくなる。

プラダを着た悪魔」のミランダ(メリル・ストリープ)のような役を「マイ・インターン」ではアン・ハサウェイが演じている。「プラダを着た悪魔」のアンドレアがあのままファッション業界にいたら、こうなっていたかもね。

シュールズ(アン・ハサウェイ)が仕事にプライベートにあまりにも一生懸命だから、妬み、僻みは置いといて、応援したくなる。美人だから職場で自転車に乗っている姿ですら惚れ惚れしちゃう。「プラダを着た悪魔」よりもコミカルな要素があって、女性が好きなツボは抑えている映画。 

 

 

あらすじ

仕事を引退し、妻にも先立たれ、毎日やること探しをしていたベン(ロバート・デ・ニーロ)は、仕事と家庭の両立に大忙しのジュールズ(アン・ハサウェイ)が経営するファッションサイトの会社にシニアインターンとして働くことになり・・・。

 


ブルーレイ&DVD『マイ・インターン』トレーラー 2月10日リリース

 

バラメーター ※ネタバレあり

恋愛度   ★☆☆☆☆ 星1個

人生経験豊富なベンだからこその恋愛のアドバイスは的を得ている。

恋愛がテーマではないけれど、何歳になっても素敵な恋愛が出来ることがさり気なく伝わってくる。

恋愛適齢期」「ホリディ」「恋するベーカリー」を手がけたナンシー・マイヤーズらしさだと思う。

友情度   ★★★☆☆ 星3個

最終的にベンとジュールズには友情のような関係が芽生える。

ジュールズにとってベンは親友のように居心地が良く、素直になれる相手であることはよく伝わってくる。

ベンはシュールズのことを上司として扱っているし、尊敬もしている。口出しをしないで、優しく見守ってくれるのは人生の先輩だからだろう。

年齢差のある友情がどんなものなのかわからないが、映画では芽生えそうな段階だったというのが正しいような気がする。お互いに仕事の良きパートナーであることは間違いない。

家族度   ★★★☆☆ 星3個 

そんなに簡単には家族関係は修復しないだろう!とツッコミをいれつつも、ハッピーエンドでは終わってほしい・・・と思うのは私のワガママだろうか。

仕事も夫婦関係も何だか中途半端に後半バタバタと無理やり解決していったような。

母親との関係は進展はしていないし。

家庭と仕事の両立は日本より男性の育児協力があり、女性の社会進出が進んでるアメリカでも難しい問題らしい。

イケメン度 ★★★★☆ 星4個

間違いなくベンのような男性がいたら男女問わずに人気でしょう。

同僚には好かれているし、同年代の女性もベンに夢中だ。

彼のスマートな対応、チャレンジ精神、人を立てる技術、年齢・男女関係なく隔てなく接するベンは人気者のモテ男であることは当然でしょう。

「ハンカチーフは渡すもの」というキザな台詞もベンだから許される。

特典映像で「どこにでも必ずいる」って言っていたけど、本当かなぁ?

日本のおじいちゃんにもよくいるタイプなの?

オシャレ度 ★★★★★ 星5個

文句なしの星5個でしょう。

ベンのクローゼットのきちんとしている感が好き。

オフィスも開放的でオシャレ。あんな空間で働いてみたいなぁー。

もちろん、シュールズはかっこいい格好も可愛い格好も着こなしてます。

グルメ度  ★☆☆☆☆ 星1個

想像するアメリカ人が食べているものを劇中でも食べて、飲んでいる。

朝はスタバで日本のベンティ並の大きさのコーヒーを飲み、残業の時はピザを頼む。

お酒が飲みたい時はウォッカ

美味しそうというより“ザ・アメリカフード”!!