2023年4月から5月にかけて読んだ本

『三千円の使い方』 原田ひ香

 

 

話題になっていた小説を今更ながら読んでみた。

家計簿小説?という新たなジャンル。

主人公が変わる(短編なのか?)し、ストーリーも明確で通勤中に読むのにちょうどよかった。

自分に近い世代、近い環境、等身大がモデルで参考になるし、将来の見通しもつけれそう。

同著者の「彼女の家計簿」は私が求めている本題までの前置きが長く感じてしまい、そうそうに読むのをやめてしまった。

 

『翼の翼』 朝比奈あすか

 

 

確か「AERA with Kids」で紹介されていたと思う。

私は中学受験をしていない(そもそも小学生の頃にその発想がなかった)けど、姪っ子がしたことをキッカケに気になっている。

翼ママの気持ちがわかるし、翼にかける言葉が自分が発している言葉と重なってこわい。

リアルな気がする。

都内の私立中学を調べて学費に驚く。

一般家庭は通えない感じ?東京こわい。

 

『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』 鈴木忠平

 

 

いやー、面白かった。毎話泣ける。

落合監督のことよく知らず、先入観がなかったのがよかったのかもしれない。

プロ野球好きじゃなくても読める。

今年の面白かった本、上位は確定ですな。

 

『裸一貫! つづ井さん』 つづ井

 

 

ハマるものと仲間がいる生活がうらやましい。

好きなものはたくさんあるけれど、オタク?までいかないのよね。その差はなんだろう?

 

『街とその不確かな壁』 村上春樹

 

 

新刊待ってた。

「村上ワールド」なのか、「焼き回し」なのか。

他の小説家もこんな感じなのかな?ちょっとそこはわからない。

サクッと料理(と家事)ができ、音楽好き。毎度お馴染み生活を送る主人公。

わかっている、わかっているのに、この主人公に強く惹かれている。

私が言えることは問答無用でブルーベリーマフィンが食べたくなる!ということ。