『三千円の使い方』 原田ひ香
話題になっていた小説を今更ながら読んでみた。
家計簿小説?という新たなジャンル。
主人公が変わる(短編なのか?)し、ストーリーも明確で通勤中に読むのにちょうどよかった。
自分に近い世代、近い環境、等身大がモデルで参考になるし、将来の見通しもつけれそう。
同著者の「彼女の家計簿」は私が求めている本題までの前置きが長く感じてしまい、そうそうに読むのをやめてしまった。
『翼の翼』 朝比奈あすか
確か「AERA with Kids」で紹介されていたと思う。
私は中学受験をしていない(そもそも小学生の頃にその発想がなかった)けど、姪っ子がしたことをキッカケに気になっている。
翼ママの気持ちがわかるし、翼にかける言葉が自分が発している言葉と重なってこわい。
リアルな気がする。
都内の私立中学を調べて学費に驚く。
一般家庭は通えない感じ?東京こわい。
『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』 鈴木忠平
いやー、面白かった。毎話泣ける。
落合監督のことよく知らず、先入観がなかったのがよかったのかもしれない。
プロ野球好きじゃなくても読める。
今年の面白かった本、上位は確定ですな。
『裸一貫! つづ井さん』 つづ井
ハマるものと仲間がいる生活がうらやましい。
好きなものはたくさんあるけれど、オタク?までいかないのよね。その差はなんだろう?
『街とその不確かな壁』 村上春樹
新刊待ってた。
「村上ワールド」なのか、「焼き回し」なのか。
他の小説家もこんな感じなのかな?ちょっとそこはわからない。
サクッと料理(と家事)ができ、音楽好き。毎度お馴染み生活を送る主人公。
わかっている、わかっているのに、この主人公に強く惹かれている。
私が言えることは問答無用でブルーベリーマフィンが食べたくなる!ということ。