随分前のあさイチで芦田愛菜ちゃんが『はじめてのキャンプ』をオススメしてた。
気になると思いつつ時が流れ、
林明子さんの原画展を見に行き、
やっと、やっと、
むくむくと読む気持ちが芽生えた。
私のはじめてのキャンプはどうだったかな?
実際に林明子さんが北海道でキャンプをした経験を基に書かれた本。
私も初キャンプは北海道のはず。
内容に北海道感はないのだけれど、
本が出るまでの経緯を知っていると、
そこはもう北海道の自然。
小さい子はできない!
一日のキャンプで逞しく成長するなほちゃん。
はじめての経験のドキドキ感と大自然のハラハラ感。
自ずと生まれる助け合いや見守る温かい目。
悪気のない少しトゲがある言葉。
子どものやり取りもリアルさに懐かしさもこみ上げる。
小さい子どもには読み聞かせにもちょうど良さそう。
それはもう夏休みにぜび。
私はずいぶん大きい子。
夜に一人でトイレに行く勇気はありません。
あんなに平気だった虫も今は恐怖。
こんなんで、またキャンプできるかな。
内容紹介
なほちゃんは、大きい子たちにまざって、ひとりでキャンプに行きたいといいました。みんなは口ぐちに「小さい子にはできないよ! 」といいます。
なほちゃんは大きい子たちに負けまいと、重い荷物もひとりで背負い、まきを集め、懸命にがんばります。
おいしいごはんを食べて、一日が楽しく過ぎていきます。
夜、テントでこわいお話をききますが、なほちゃんはひとりでおしっこに行くことができました。
「ちゃんとキャンプできたよ! 」