ほっこりしたいときに読みたい
アキコのぶれない考え方、生き方、生活のファンになった。
怒りよりも先に傲慢なのかもしれないという発想、私にはない。
小林聡美主演のドラマも見たけれど、もうイメージのアキコにピッタリでとても良かった。
ネコと暮らしたことはないけれど、こんな感じなのかしら?と想像しながら読む。
ネコとの生活は子どもと一緒にいるようで微笑ましい。
けれど、最後にあまりにアキコが悲しむので、私はネコとの生活は憧れのままで終わりそうな気がする。
内容紹介
唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。
しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。
メニューは日替わりの(サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ)のみ。
安心できる食材で手間ひまをかける。
それがアキコのこだわりだ。
そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た―。
泣いたり笑ったり…アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇
お気に入り度 星2つ ★★☆
ドラマとも違ってそれもまた良い感じ。