旅と家族をめぐる個性派俳優のエッセイ「グアテマラの弟」片桐はいり

思わず旅に出たかくなるエッセイ

ちなみにグアテマラは南米にある

北海道と四国を合わせた広さよりやや大きい国

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

 

▽内容紹介

グアテマラに家と仕事と家族を見つけた年子の弟。ある夏、姉は十三年ぶりに弟一家を訪ねる旅に出た。外国を知らずに逝った父、家事にあけくれ続ける母のことを思う。

▽著者紹介

1963年東京都生まれ。成蹊大学卒業。俳優として、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している。 

▽おすすめポイント

旅好きでもなかなか訪れる機会のないグアテマラ

著者を通してグアテマラを知り、グアテマラに滞在した気分に浸れる。

著者と弟、家族の人柄。日本には馴染みのないグアテマラの国民性までの伝わる。

巻末の解説が弟の片桐真さんであるのが尚良かった。

2016.03読了/2019.06訂正

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