2019年1月に読んだ本をまとめました。
2月は資格試験の勉強休みに本を読んでいたので、写真多めのラインナップ。
そして、試験前は読書量激減。
3月からまたペースアップしていこう。
今月のベスト本は『世界のどこかで居候』かな。
モンゴルやネパールに暮らす人々の生活はネットが普及した今でも未知の日常。
居候という発想は他にはなくて面白い。
実はパプアニューギニアに行ったことがある私。
懐かしさから更にオススメ度が上がった説あり。
2019年2月の読書メーター 読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2175ページ ナイス数:120ナイス
家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ 旅育BOOK
読了日:02月01日
著者:村田 和子
オススメ度 ★☆☆ 星1つ
感想
「旅育BOOK」で知った真実。
案外、親主体で旅行が出来る期間は短い。
確かに小学生も高学年になると家族より友達になり、部活動にも入る。
子どもの記憶を考えてたら、一生行けない。
私と夫、親の思い出作りとして旅行をしてもいい!と思い始めました。
記憶としては残らなくても、旅行したことで感じることは何か必ず少しはある!と前向きに考えられるようになった。
内容
帰省、日帰り旅行、ピクニック……せっかく出かけるなら気づきや発見の機会を作った「旅育」にすれば、子どもの知性・感受性・自立心が育ちます!
息子を難関私立高校に合格させた旅行ジャーナリストが語る「旅で子どもの脳を育てる」シンプル・メソッド!
世界でいちばん素敵な元素の教室 (世界でいちばん素敵な教室)
読了日:02月02日
オススメ度 ★★★ 星3つ
感想
学生時代に出会っていれば、楽しく勉強が出来たかもしれない。
きれいな写真、名前の由来、何に含まれているか、何に使われているか…などなど。
学校で教わる原子記号と名前だけはなく、生活に関わる知識があるから読んでいて楽しい。
子どもが中学生になったらまた一緒に読んで、学びたい。
世界でいちばん素敵な元素の教室 (世界でいちばん素敵な教室)
- 作者: 栗山恭直(山形大学),東京エレクトロン
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2017/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
内容
元素に関する素朴な疑問についてのQ&Aをはじめ、用途や名前の由来などを、写真を添えて解説しました。
基本的なことから最新情報まで、やさしく説明していますので、元素のことをまったく知らない方でも大丈夫です。
たった、それだけ
読了日:02月03日
著者:宮下 奈都
オススメ度 ★☆☆ 星1つ
感想
「たった、それだけ」の言動が生きる力になったり、誰かの人生を左右したりする。
望月さんの周りの人々の「たった、それだけ」のお話です。
わりと軽く読めます。
私はこのような連作よりも、最後まで一人に焦点を当てた長編の方が宮下奈都さんの小説が好きです。
内容
贈賄の罪が発覚する前に、望月正幸を浮気相手の女性社員が逃がす。
正幸が失踪して、残された妻、ひとり娘、姉にたちまち試練の奔流が押し寄せる。
正幸はどういう人間だったのか。私は何ができたか…。
それぞれの視点で語られる彼女たちの内省と一歩前に踏み出そうとする“変化”。
正幸のその後とともに、予想外の展開が待つ連作形式の感動作。
世界のどこかで居候
読了日:02月06日
著者:中山 茂大,阪口 克
オススメ度 ★★★ 星3つ
感想
ウルルン滞在記の書籍バージョンみたいで面白かった。
旅行ではなく、居候というのがポイントで、お祭りなどのイベント時に滞在するのでもなく、何もない一週間を一緒に暮らす。
最初はお客様として扱われるけれど、だんだん慣れてきて…現地に暮らす人々の一日の生活をリアルに知ることが出来る。
食生活やトイレ事情、家の内装なども詳しく書かれ、興味深かった。
内容
モンゴル、イエメン、パプアニューギニア、インド、モロッコ、ネパール、カンボジア。
海外旅行へ気軽に行けるようになった現在でも、現地の人々の日常生活に触れることのできる機会は、まだまだ少ない。
そんな中、世界各国のご家庭に「居候」し、そこにある「ふつうの人の、ふつうの暮らし」体験をまとめたのが本書。
米澤穂信と古典部
読了日:02月8日
著者:米澤 穂信
オススメ度 ★★☆ 星2つ
感想
古典部シリーズが好きは必読。
折木がいつも何を読んでいるのか気になっていたから、折木の本棚を知ることができて嬉しかった。
他人の本棚って気になる。
あとは米澤穂信が何を読んできたのか、何を読んでいるのか、影響されているのか。
今後、自分が読む本の参考になった。
対談も素が垣間見れたような気がして面白かった。
読者を“その気にさせる”って、大切ですね。
その気になって読んだ本は、読み終わった後の余韻が違う気がする。
内容
『氷菓』以来、米澤穂信と一五年間ともに歩み、進化を続けている〈古典部〉シリーズについて「広く深く」網羅した必読の一冊。
生きるとは、自分の物語をつくること
読了日:2月9日
著者:小川 洋子,河合 隼雄
オススメ度 ★★☆ 星2つ
感想
「もっと河合先生との対談を読みたい!」と思わせる本だった。
よく読む本に河合先生の名前が登場するのに著書を読んだことがなく、慕われているイメージはあったけど、どんな人なのか知らなかった。
喋り方がフランク、経験や例え話がわかりやすくて、面白い。
著書も面白いに違いない!
合わせて、小川洋子さんの小説もまた読みたくなった。
内容
人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と、静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。
二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見……。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。
Black Box
読了日:02月10日
著者:伊藤 詩織
オススメ度 ★★☆ 星2つ
感想
読むのが苦しい本だった。
読み終わった今も苦しい。
そして、悔しい、悲しい。
とても勇気のある行動、私は感謝したい。
内容
真実は、ここにある。 なぜ、司法はこれを裁けないのか?
レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。
ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床
読了日:2月11日
オススメ度 ★★☆ 星2つ
感想
実父も義父も大好きなブラタモリ。
実家に帰ると影響されて、つい見ちゃう番組の一つ。朝ドラも(笑)
地形、地質…正直、興味はない。
でも、タモさんが少年のように目をキラキラさせて、語るところは好き。
あと、アナウンサーがあんまり詳しくなくて、私と同じ目線なところも。
本も番組と同じように楽しめた。
大阪城にはびっくりしたなぁ、ずっと豊臣秀吉の城だと思っていたよ。
内容
街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。
成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身。
読了日:2月11日
オススメ度 ★☆☆ 星1つ
感想
何を持って成功する子というのかは謎だけど、ただ単に栄養の基礎の話。
学校の授業+健康本だとか妊娠中に読んだ本の知識以上のことは書いてなかったので、個人的には残念。
知らない人にはいいと思う。
献立を考えるのが苦手な私としては一週間分や一ヶ月の献立があるともっと良かった。
成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身。
- 作者: 細川モモ,宇野薫
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
内容
冷蔵庫の中身がカラダの中身。昨日、何食べた?今日、何食べさせる?食べたものが子どものカラダをつくります。20年後に後悔しない栄養の話。
世界一やさしい右脳型問題解決の授業
読了日:02月11日
著者:渡辺 健介
オススメ度 ★☆☆ 星1つ
感想
問題をどう解決していくか。
運動会を例に話が進んでいき、わかりやすかった。
どんな問題にも応用できそう。
内容
ゼロから何かを考え出してカタチにする、ブレークスルーを生み出す、“右脳型”問題解決力がやさしく・楽しく身につく!
他人とは一味違う、自分ならではの成果・アウトプットを出すためには、クリエイティビティ(創造力)を高めることが欠かせない。
これからの時代のサバイバル・スキル!
絵本作家という仕事
読了日:02月21日
オススメ度 ★★★ 星3つ
感想
前に林明子さんの原画展に行き、想像以上に絵本を作るのに試行錯誤していることを知り、毎日お世話になっている絵本作家の仕事ぶりが気になるように。
幼少期から絵本作家になるまでの道のり、仕事に対する姿勢や考え方は絵本作家を目指しているわけではない私も勉強になった。
素敵なアトリエ写真もたくさんあって、眺めているだけでもワクワクする。
荒井良二さんの「読み聞かせするときに大人は文字ばかり追う、もっと絵を見てほしい、味わってほしい」という言葉がよかった。
絵本、まだまだ楽しめる。
内容
絵本作家の新人時代、初めての作品、どのように作家になったのか……作家の生活の見えるインタビューを通して、絵本作家という仕事を伝える一冊。
絵本作家になるきっかけ、絵本を創るうえでの哲学などについて語った言葉を中心に、アトリエ風景、ふだんの生活、画材、ラフ、原画などビジュアルも豊富に掲載。
登場作家/あべ弘士、荒井良二、石井聖岳、及川賢治(100%オレンジ)、きたやまようこ、こみねゆら、スズキコージ、高畠純、武田美穂、たしろちさと、長谷川義史、堀川理万子、松成真理子、三浦太郎、村上康成
悪女入門 ファム・ファタル恋愛論
読了日:02月27日
著者:鹿島 茂
オススメ度 ★★☆ 星2つ
感想
紹介されているフランス文学は読んだことがなくても充分楽しめる(現に私は読んだことがない)。
小説が書かれた当時のフランス社会の結婚、恋愛事情の解説もあり、知識なく読むと「あり得ない!」と思ってしまいがちな内容も、「あり得る」と納得。
恋愛スキルのない女子大生を思って書かれているだけあって、読みやすいし、参考になる部分も多々ある。
自分や周囲の人の恋愛ネタと照らし合わせてみたり…読む人によって色々な楽しみ方が出来そう。
それにしてもファム・ファタル恐るべし!
内容
男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale――魔性の魅力の秘密は何か。宿命の恋の条件とは。フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。
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