5月の晴れた土曜日に『絵本のひきだし林明子原画展』へ家族で行ってきた。
私たちのような家族連れから、学生、私と母くらいの親子など、幅広い年齢層の人たちが観に訪れていた。
たくさんの子どもの心に残り、大人になっても良い思い出であり続けているって素敵ですよね。そんな絵本を数多く出版されている林明子さんはすごい!
特に『こんとあき』は、改めて名作だと痛感。
ぬいぐるみのこんは動くし、喋るファンタジーの世界。ぬいぐるみと二人っきりで新幹線に乗り、砂丘にも立ち寄るシーンは冒険物語。車掌さんはこんを当たり前のように受け入れているし、あきの子どもらしい動き、周りの大人の表情のリアルさ、子どもの夢や希望を叶えているのに違和感がないのは圧巻。
原画展では、一つの作品に計り知れない試行錯誤と多大な時間をかけていることがわかり、ますます好きになった。
おとぎの国のようなアトリエを撮影した写真、五味太郎さんとの対談も載った展示会図録を図らずも購入した。
2018年5月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3065ページ
ナイス数:127ナイス
2018年5月に読んだ本を読了順に並べた。
- 子どもから始まる新しい教育 (国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ)
- 日本のお金持ち妻研究
- ボッコちゃん
- 服を買うなら、捨てなさい
- BOOK BAR: お好みの本、あります。
- 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
- ほしいものはなんですか?
- パンとスープとネコ日和
- 幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て
- 永い言い訳
- 地図をグルグル回しても 全然わからない人の 方向オンチ矯正読本
- 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011
子どもから始まる新しい教育 (国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ)
モンテッソーリ教育に興味を持ち読んだ。
育児・教育本はいくつか読んだ私にも目から鱗の内容ばかりだった。
わかりやすくまとめた本は他にもいくつかあるのだろうけど、講演の内容を文章化したものなので、モンテッソーリ本人の理念が伝わる内容だと思う。
読了日:05月06日
著者:マリア・モンテッソーリ
子どもから始まる新しい教育 (国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ)
- 作者: マリア・モンテッソーリ,AMI友の会NIPPON
- 出版社/メーカー: 風鳴舎
- 発売日: 2017/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本のお金持ち妻研究
テレビ、雑誌、SNSのイメージとはかけ離れていた。
対象が大金持ちで年齢層が高めになるというのも理由かもしれない。
お金を使う対象が庶民とは違う。
堅実と言われてしまえばそれまでだけど、これでは格差が広がるだけだ。
個人的に消費税はどの国民も平等だと思っていたけれど、実体は違うことが大きな驚きだった。
読了日:05月08日
著者:森 剛志,小林 淑恵
ボッコちゃん
最後にアッと言わせるブラックユーモアな終わり方で、次々と読みたくなる。
実際、短いショートショートだからどんどん読めてしまう。
読了日:05月11日
著者:星 新一
服を買うなら、捨てなさい
30歳になり、子どもができたことで似合う服、着たい服が変わり迷っていた。
ミニマリストになりたいわけではない、でも大量の服はいらない(買う余裕はない)、だけどオシャレでいたい私の欲望に対する答えが詰まっていた。
読了日:05月15日
著者:地曳 いく子
BOOK BAR: お好みの本、あります。
書評ではない気軽さ。
友人と読んだ本について語り合っているような感覚。
こんな種類の本も読むのか、手に取るのか!という幅広いジャンルの本たち。
出版されていることにも驚かされた。
読みたくなった本が増えて、自分の読書幅も広がる予感。
読了日:05月17日
著者:杏,大倉 眞一
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
他者の人生ではなく、自分の人生を生きる。
アドラーの本は読んだことがなかったが、読書経験などから自分の中で行き着いたことが何個か書かれていた。
が、それよりもハッとさせられることも何個もあった。
今、この瞬間、スポットライトを浴びていることを意識すれば、15年後、45歳の私は変わっているに違いない。
ベストセラーになるのも納得。
また読みたいと思った。
読了日:05月21日
著者:岸見 一郎,古賀 史健
ほしいものはなんですか?
益田ミリさんの温かみのある絵。
女性の日常生活でのモヤモヤを鋭い視点で解決してくれる。
ハッとさせられることあり、読むとすーっと癒される。
読了日:05月23日
著者:益田 ミリ
パンとスープとネコ日和
ドラマを見て、原作を読みたくなった。
私は猫を飼ったことかないけれど、猫がいる生活というのはこういうものなんだろうか。
猫っていいな。
読了日:05月24日
著者:群 ようこ
幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て
『嫌われる勇気』を読んでから「褒めない、叱らない」子育てが気になり読んだ。
約束を守らなかったり、気分で動いたりすることは他人に対してはしないように気をつけているのに、子どもに対しては平気でやっている。
子育てだけじゃなくて、夫婦関係にも言えることかもと反省。
読了日:05月25日
著者:三宅美絵子
永い言い訳
『BOOK BAR―お好みの本、あります』で紹介されていたので読んだ。
タイトルがすごくいい!これ以外考えられないって感じ。
読了日:05月27日
著者:西川 美和
地図をグルグル回しても 全然わからない人の 方向オンチ矯正読本
地図アプリでも迷う...自分のいる場所、方角もわからないからスマホをグルグル回しちゃう。
方向音痴は直らないと思ってたよ!!
読了日:05月29日
著者:北村壮一郎
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011
才能と努力。
いくら好きなことでも毎日好きなコツコツ執筆するのは大変ではないのだろうか。
小説を書くのにもテクニックの上達、レベル上げがあるのか。
読了日:05月31日 著者:村上 春
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫)
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/09/04
- メディア: 文庫
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