人間にとって成功とは何だろうか
実家の近くにいたいと思っていると転勤。結婚し退職、そして出産。仕事、家族を中心に物事を考えていた私は、この人生の節目ごとにバランスを崩している。起動にのったと思った矢先、また崩れるといったことを繰り返していた。
価値観は会社のため、家族のためといった「物」ではなく、公平さ、誠実、勇気など普遍的で価値を失うことがない「原則」を中心におくと自分らしい人生の目的も見えてくる。
前に読んだときには頭に入らなかった文章が腑に落ちる。原則に照らした具体的な行動選択が自分にとっての正解ということ知っていれば、迷った時に「原則」に立ち返ることができる。
真の成功は習慣を変え、少しずつ人格を磨くことから始まる。社会に出ていないと自分自身にとっての成功を見失ってしまう時がある。自分の役割を見失い、行動の選択があいまいになって、本来果たすべき目標から遠ざかっていることに気付かされた。忘れた頃に読み返したい専業主婦でも勉強になる本だった。
内容紹介
バーテンダーを目指して修業を始めた歩。バー「セブン」での様々な出会いを通して、彼女は少しずつ“本物”への階段を上っていく。歩の生き方、考え方を少しずつ変えたのは、「7つの習慣」だった―。
目次
Introduction 「7つの習慣」の前に意識すること
問題の見方を「インサイド・アウト」に変える
Chapter1 第1の習慣
主体的である・・・自分らしさの選択
Chapter2 第2の習慣
終りを思い描くことから始める・・・夢を見つける原則
Chapter3 第3の習慣
最優先事項を優先する・・・未来を変える今日を生きる
Chapter4 第4の習慣
WinーWinを考える・・・「誰かのために」から始めること
Chapter5 第5の習慣
まず理解に徹し、そして理解される・・・相手の心を開くもの
Chapter6 第6の習慣
シナジーを創り出す・・・「違うこと」の豊かさ
Chapter7 第7の習慣
刃を研ぐ・・・1歩ずつ、前へ!
お気に入り度 星3つ ★★★
何度も読み返したくなる人生のバイブル書!