なぜ池上彰の解説はわかりやすいのか?社会人・大人の勉強って何だろう?「<わかりやすさ>の勉強法」池上彰

解説のカリスマ池上彰流プレゼン超入門!

わかりやすさは武器だ!

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)

<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)

 

出版社からの内容紹介

池上彰氏は、テレビの現場で「わかりやすく伝える技術」を試行錯誤しながら身につけ、磨いてきました。本書のタイトルの「勉強法」は、「机に向かっての勉強」ではなく、「毎日の仕事や生活の中でできる勉強」という意味です。インプットからアウトプットまで、シンプルで、誰でも応用できることばかりです。それらのノウハウを惜しみなく、具体的にやさしく語ります。

目次

はじめに

第1章 テレビでプレゼンのヒントを学ぶ

テレビはプレゼンの勉強材料の宝庫だ

第2章 話のキモ(中心のテーマ)を見つけよう

伝えるべき中心テーマに気づけば、成功したも同然

第3章 プレゼン力を伸ばす

相手の頭の中に「絵」を描く

第4章 新聞の読み方、ネットの使い方

じっくり熟読、記事の切り抜き

第5章 クリアファイルで情報整理

持ち運べる“編集機”

第6章 本の読み方

本を「仕事の先輩」として活用する

第7章 ノートのとり方、メモのとり方

アナログだって有効だ

第8章 わかりやすい文章を書くために

「わかりにくい説明」を見つけてみよう

第9章 聞き上手は伝え上手になれる

まずは相手の話を聞いてから

第10章 時間を有効に使ってみよう

細切れ時間も利用次第

勉強って何だろう

「おわりに」代えて

 

オススメ度 星3つ ★★★

知識欲が高く、勉強したい人!話し下手、聞き下手さんにオススメの本!

感想

この本の魅力、面白さをわかりやすく伝えるにはどうしたらいいのだろうか?読書感想をブログに書き続けているわりには上達しないことが悩みです。単に文章力の問題かと思っていましたが、この本を読んでどうやらそれだけではないらしいということがわかりました。 

テレビの前でお笑い番組を笑って見ているのも、気分転換にはいいでしょうが、どうせ見るなら、「このタレントのプレゼンから学べることは何か」と意識しながら見ては、いかがでしょうか。ときには反面教師として学ぶことができるはずです。

中国歴史に全く興味がなかった私は「アメトーーク!」の<キングダム芸人>を見て、キングダムを読むようになりました。逆に私の大好きなアイスを特集した<アイスがなきゃ生きていけない芸人>には、ガッカリしていまいました。これは芸人のプレゼン力も影響していたということか。ただの娯楽として見ていたテレビ番組も見方を変えれば、学べることがあるのですね。

わかりやすく伝える方法は解説者のような特定分野の人だけでなく、社会人、学生、私のような主婦も身につけて損のない力です。私のブログを読んで、紹介した本に興味を持ってくれる人が一人でも出来るように勉強していきたいと思いました。

印象に残った文章

 小学生のときに学校で新しいことを習うと、家に帰って母親に、「きょうは、こんなことを習ったんだよ」と一生懸命に報告したこと、あなたにも経験ありませんか?

 新しい知識を得ると、嬉しくなって誰かに話したくなるもの。

(省略)

 勉強するということは、知識欲を満たす純粋な楽しさと同時に、自分が成長しているという実感を与えてくれます。それは年齢に関係ありません。

関連本

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)

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わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

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