世界でシリーズ700万部突破の大ベストセラー!
2015年春・米「TIME(タイム)」誌「世界で最も影響力のある100人」に選出!
- 第1章 片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?
- 第2章 まずは「捨てる」を終わらせる
- 第3章 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
- 第4章 人生がキラキラ輝く「ときめく収納レッスン」
- 第5章 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法

- 作者: 近藤麻理恵
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第1章 片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?
- 片づけを習ったことがないから、片づけられない
- 「一気に片づけるとリバウンドする」にだまされないで!
- 「毎日少しずつの片づけ習慣」では一生片づかない
- 「完璧を目指さない」の大いなる落とし穴
- 片づけははじめたそのときから、人は人生のリセットを迫られる
- 収納が得意な人ほど、モノをためる人になる
- 「場所別」はダメ、「モノ別」に片づけよう
- 性格別に片づけ法を変えても意味はない
- 片づけは祭りであって、毎日するものではない
第1章は片づけられない理由、今までの片づけ論を覆す内容が書かれています。私は自分自身が片づけられない理由を大雑把、だらしがない性格のせいだと思い込んでしました。「片づけを習ったことがないから、片づけられない」「性格別に片づけ法を変えても意味はない」など目次を読むだけでもハッとさせられます。私のダメな性格が問題ではない、知らなかっただけなんだ、私でも片づけられるんだ!と思えます。
第2章 まずは「捨てる」を終わらせる
- 一気に、短期に、完璧に、まずは「捨てる」を終わらせる
- モノを捨てる前に「理想の暮らし」を考える
- 触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する
- 同じカテゴリーのモノは、まとめて一気に判断すること
- 「思い出品」から手をつけると必ず失敗する
- 捨てるモノを家族に見せてはいけない
- 家族にイライラするときは、自分の部屋に原因がある
- 自分がいらないものを家族にあげるのはやめる
- 片づけとは「モノを通して自分を対話する作業」である
- 捨てられないと思ったときの対処法
収納については一旦頭から離れ、まずは捨てる作業を終わらせることがリバウンド0にするためのポイントです。第2章では捨てるモノを選ぶ基準について書かれています。モノを捨てる作業は爽快感とともに罪悪感も生まれます。捨てるモノではなく、残すモノを考える・・・そうすると気持ちが楽になります。
第3章 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
- <片づけの順番>「モノ別」に必ず正しい順番で片づける
- <衣類>家にあるすべての服をまず床に並べる
- <部屋着>「捨てるのはもったいないから部屋着にします」は禁句
- <衣類の収納>「たたむ収納術」で収納スペースの問題は解決できる
- <服のたたみ方>ピタリと決まる、一番正しいたたみ方
- <衣類の並べ方>クロゼットも中にときめき感を仕込む裏技
- <靴下類の収納>靴下もストッキングも結んではいけない
- <衣替え>季節が変わっても衣替えしない収納法
- <本の片づけ方>すべての本を床に全部並べてみる
- <未読の本>いつか読むつもりの「いつか」は永遠に来ない
- <残すべき本>「殿堂入り」の本は迷わず手元に残す
- <書類整理>「書類は全捨てが基本」でまったく問題なし
- <書類あれこれ>やっかいな書類はこうして片づける
- <小物類>「なんとなく」ではなく、「ときめくモノ」だけを残す
- <小銭>合言葉は「小銭を見たら、財布にイン!」
- <小物類あれこれ>なんとなく置いてある「捨てるべきモノたち」
- <思い出品>実家を思い出品の避難場所にしてはいけない
- <写真>過去の思い出よりも今の自分を大切にしよう
- 私は見た!信じられない「大量のストック」あれこれ
- 「適正量のカチッとポイント」がくるまで減らし続ける
- 感情を信じて行動すると、すべてがうまくいく
場所ごとに片付けるのは大間違い!モノごとに一つの場所に集めてから片付けるのがこんまり流です。第3章は家の中にあるモノごとの片づけの順番、方法を細かく紹介されてます。「モノ別」に「正しい順番」で、「ときまくモノ」だけを残す。「一気」に「短期」に「完璧」にやり遂げることが「片づけの魔法」です。
第4章 人生がキラキラ輝く「ときめく収納レッスン」
- 家にある「あらゆるモノの低位置」を決める
- モノを捨てる前に「収納のワザ」に走ってはいけない
- 収納は「限界までシンプル」にする
- 収納場所は「分散」させない
- 「行動動線」と「使用頻度」は無視してもオーケー
- 積んではダメ、基本は「立てて収納」する
- 「市販の収納グッズ」は使う必要なし
- バッグは「バッグに中」に収納すると便利
- バッグは「毎日、空」にする
- 部屋の一角を占領する大物は全部「押し入れ」に入れる
- 「浴室」と「キッチンのシンク」には何も置かない
- 本棚の一番上の段を「マイ神棚」にする
- 「見られたくないモノ」はクロゼットの中に飾る
- 衣類は買ったらすぐにパッケージから出し、タグをはずす
- 包装シールがつくりだす「情報の多さ」を侮ってはいけない
- 大切にすればするほど、モノは「あなたの味方」になる
あらゆるモノの低位置を決めると部屋が散らからなくなります。確かに散らかっているモノのほとんどが収納場所、置く場所が決まっていないモノです。第4章は収納グッズ不要の収納方法の極意が披露されています。理論的にも書かれているので、なるほど!と思わず頷けます。
第5章 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法
- 部屋を片づけると、なぜかやりたいことがみつかる
- 人生をドラマチックに買える「片づけの魔法」効果
- 「片づけの魔法」で生きていく自信が生まれた
- それは「過去に対する執着」が「未来に対する不安」か
- 「モノがなくてもなんとかなる」と思えるようになる
- おうちにあいさつ、してますか?
- あなたの持ちモノは、あなたの役に立ちたいと思っている
- お部屋と体はつながっている
- 「片づけると運気が上がる」は本当か?
- 「本当に大切なモノ」の見分け方
- ときめくモノに囲まれた生活を送ると幸せになれる
- 本当の人生は「片づけたあと」に始める
捨てられない原因を突き詰めていくと「過去に対する執着」と「未来に対する不安」の二つです。何を持つかはどう生きるかと同じこと今向き合うか、いつか向き合うか、死ぬまで向き合わないか、選ぶのは自分自身です。第5章は片づけを行うとなぜ人生がときめくかについて、こんまりさんの片づけへの想いが伝わる章です。