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as I am

主に本のこと。たまに日記。

直木賞作家の6年分のエッセイ集「まにまに」西加奈子




 

 

 

「まにまに」西加奈子 

 「L25」「ダ・ヴィンチ」「朝日新聞」「芸術新潮」「毎日新聞」で連載していた6年分のエッセイをまとめた本です。

日々のこと、音楽のこと、本のこと、3つの章から成り立つ、西加奈子がギュッと詰まったファンには嬉しい1冊です。イラストも自身で描いています!

あとがきで西さん自身が述べていますが、「まにまに」というタイトルを「間に間に」書けば、合間に、適当にというようなニュアンスになります。ページ数にボリュームがありながらも、空いた時間にゆる~く読める本の内容にピッタリのタイトルです。

 

 

まにまに

まにまに

 

 

目次

第1章 日々のこと

かなこです

恋する般若

色気入札中

しょっぱい飯だぜ

エコな女が音姫を探して

私だけ

合流まじ注意

オロ三枝

心を

塗れた反転

知らぬ間に

200年待て

めっちゃ未来

たーとーえーるーなーらー

エキのこと

1カ月コーデ

褒められたいの

認識の甘さ

「好みのタイプ」の正解

フランケンと現実

退化の神興

廃棄する言葉

さんづけのどや感

体毛カースト

子を産む人

清く

どやどやどやどや

努力

BR譬え

クソの勝ち

何故なら私は

センスのあるコメント

大人になる瞬間

地球の「ついで」

泣き女

気になるコピー

旅行の「ヤー!」

いつか肴に

名刺

通じるオノマトペ

休息と仕事

〇〇ない女

MBTにまつわる話

からだの代表

頑張れ

天気のせいです

洗濯先輩

悪を止める

仮面

日本案内

そこから

肉眼ではね

占い

解釈

命さえあれば

ベルリン

土地が作る

毎日毎日

翻訳

何を言っているのだか

清潔な

不特定多数の友達

劇的に

親しみ

第2章 音楽のこと

どんな音楽聴くの

こどものこえ

無人島にて

日本しかないもの

速くて長い

体があれば

分かるエロ、分からないエロ

普通じゃない

何かを越える

家じゃだめ

格好いい理由

もうええ

すべての楽器は

第3章 本のこと

私の美しさ

鮮やかな裏切り

3本柱

物語の力

存在する愛

ジュノの呪い

ひらかれた

独裁者

小説は自由だ

生きている

どうして?

言葉が出来るすべて

 

バラメーター

恋愛度   ★☆☆☆☆ 星1つ

合コンで試す価値ありです。

好みのタイプは?と聞かれたときに使えます。

思わず「確かに!」と納得してしまいました。

「好みのタイプ」の正解

ゴリゴリにメイクした人たちの前で「永作博美さん」も控えた方がよい。嘘をつく必要はない、その場の雰囲気に合った人の中でのタイプを言ってやれば良いのだ。

(省略)

4畳一間の友人の家へ行き、「お昼何食べたい?」と問われ、「フォアグラ」と言うか?何度も言うが、嘘をつく必要はない。4畳一間の友人宅にありそうなものの中から、最高に美味しいものを言ってくれれば良いのだ。オムライス。やきそば。卵かけごはん。いくらでもあるだろう。

友情度   ★☆☆☆☆ 星1つ

作家の交友関係は謎です。

同じ作家同士の場合は友達でもあり、ライバルという心情なのでしょうか?それとも同僚という感覚なのでしょうか?芸人と一緒で若手作家は面倒みる(可愛がる)のでしょうか?

劇的に

 彼に関しては、尊敬することばかりなので、ここぞとばかり「可愛いなぁ」と思う。どんどん肉食ってほしい。いつまでもフグをないがしろにしてほしい。

「フグって劇的に無味・・・・・・!」

家族度   ★☆☆☆☆ 星1つ

西さんはやんちゃな感じがします。

夫婦でバランスを取っているのでしょうか。

占い

夫は、インドでも台湾でも「すごく優しい人」、私に「我慢している」ということだった。「可哀想に」とまで言われていた。私って・・・・・。

イケメン度  ☆☆☆☆☆ 星0つ

西さんの思う“イケメン”って、どういう人なんだろう?興味あります。

オシャレ度  ★★★☆☆ 星3つ

勝手なイメージで、西さんは“女子力”的なものを毛嫌いしていると思っていました。

でも、脱毛していたり、まつげ美容液を付けていたりと女子を感じました。

これぞ、真実の女子の1ヶ月コーデではないのでは?!

1ヵ月コーデ

そう考えると。私の1ヵ月コーデは地味だ。『〇月×日 うっかり出たインターフォン、宗教の勧誘で苦笑い。4日間ずっと寝巻』といったところだ。改めて自分の職業を問いたい。

グルメ度   ★★★☆☆ 星3つ

毎日食べらるほど好きなものは私にはお米しかありません。でも、朝昼晩毎日3食お米は嫌だなぁ、時々パンとか麺を食べたいです。

あと、くずきりとところてんの違いがわからないです。

毎日毎日

毎日「今日は何食べようかな」と、一応考えるのだが、気が付くと、くずきりと豆腐を手に取っている。ストックがないと不安になる。

 

 

 

感想

西加奈子の小説はやはり西加奈子から作り出された世界であった・・・!と当たり前のことを当たり前に感じるエッセイです。小説の要素は西加奈子の育ち、生活、考えからっちゃんと出来ていて、関西弁なんてそのまんまでホッとします。

第2章は音楽のこと、第3章は本について書かれています。面白い作家が紹介する小説は面白いに違いない!とメモしてので、今度読むつもりです。 

個人的に肉眼ではねがクスッと笑えて好きです。こういう妄想はみんなするものなんですね。

「肉眼ではね」は、編集者とのやり取りだけでなく、様々な状況で使えるのだ。「あ、太った?」「肉眼ではね」、「お金払ってないよね?」「肉眼ではね」、「どうして約束破るの?」「肉眼ではね」。