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as I am

主に本のこと。たまに日記。

【読書レビュー】サクッと読めるエッセイ 伊坂幸太郎「仙台ぐらし」




 

 

 

「仙台ぐらし」 伊坂幸太郎

仙台の本屋さんには伊坂幸太郎コーナーがだいたいある気がします。仙台を代表する作家ですから、当然ですね。

これが北海道だと大泉洋*1でしょうか!?タレントですが。 

札幌の本屋では「水曜どうでしょう*2」関連の本が並んだコーナーがあったような気がする・・・。  

 

陽気なギャングが地球を回す」「重量ピエロ」「鴨とアヒルのコインロッカー」など有名作品がたくさんあることは知っていますが、読んだことがありません。

理由は・・・何でしょうね。

映画化が多い作家というイメージが強く、小説を読まなくても、映画を観ればいいか!と思っているからかもしれません。映画けっこう面白いんですよね。

でもまぁ、何かの縁で「東北ぐらし」をすることになったのだから、この機会に読もうとまず手を出したのがエッセイ「仙台ぐらし」です。

(小説ではないところが私の捻くれた性格)

 

仙台ぐらし (集英社文庫)

仙台ぐらし (集英社文庫)

 

 

宮城県の出版社・荒蝦夷(あらえみし)の地域誌・仙台学の連載エッセイと書き下ろし短編小説が収録されています。

伊坂幸太郎の普段の生活、執筆活動、性格が垣間見れます。

あんなにヒット作あるのにフツーな生活なんだなぁ(失礼!)

本のタイトル通り、仙台での暮らしを中心に書かれているので、地名やお店もよく出てきます。

ネットで検索で顔がすぐわかる時代なのに、よく行くコーヒーショップを公にして大丈夫なのだろうか?と心配になる程、地元ネタです。

外出する時は伊坂幸太郎探しをしちゃいそう。

震災後に移住してきた私としては震災エッセイは有難かったです。

正直なところ、震災話の対応に困ってしまうこともあり、被災者の気持ちを少しでも知れたという意味で。

エッセイは苦手と作家本人が書いていたようにメインのエッセイよりも短編「ブックモビール a bookmobile」の方が私を考えさせてくれ、楽しませてくれました。

被災地で移動等図書のボランティアをする二人の青年の話です。

小説も手を付けてみよー。

 

お気に入り度

★★★☆☆ 星3つ

仙台住民であれば読んでおきたい本

 

 

 

 

*1:ご存知、北海道の星

*2:北海道ローカル番組にも関わらず、全国にファンの多い無謀旅番組